経る 作者: 水 掲載日:2026/02/24 自転車を止めた。 見慣れたはずの景色に、ふと足を止められた。 予鈴まで、あと少ししかないのに。 壮大な海。悠々としている木々。海辺に重なり合う家々の町。 蝉が鳴き、汗ばむ。磯の香りがする。 なぜか、涙がこぼれた。 あの時からだいぶ経った。 決して忘れたわけじゃない。無理をしてきたわけでもない。 どうしてだろう。。なんでだろうな。。 年を取ると涙もろくなるのってほんとなんだなぁー 今日ぐらいはお墓参りに行こう。 どんなお花を添えようかな。。。