第二十六節 一章エピローグ
前回のあらすじ
二人がいても勝てない相手。そんななか、立ち向かう力をくれた刀。
織田信長だけを所有者に認めていたはずだったのに、俺を主人にしていいのか?
本当に、ありがとう。
「はいみんな~、座って座って~」
いつも通りの教室で周りは全員女子生徒、男子である俺は大人しく座っていた。
超武戦のあと、俺は完全なるコーチの立ち位置になっている。
話すのは例えば、戦闘のコツとか能力上達のコツとか、恋愛のコツ、とか。
ここの女子は男子に疎い人が多いため色々なことを聞かれる忙しい日々だった。
最初は試合が終わった後の事後報告で、超武戦に一般人を参加させたから退学になりそうだったけど、いつの間にか全て解決したようだ。
長谷川博士も普段に戻ったように、気の抜けた声で連絡事項を伝えている。
早くしてほしい。こっちは時間が惜しいんだ。
ていうか、この状況を説明して?
「ちょっと、こっち見なさいよ丈!」
あれ~井谷、お前高校生じゃないよね~?
「そこ、静かに! では今から一人転校生を紹介します。御園生真智さんです」
「真智です。よろしくお願いします」
「はぁ?」
「お~どうやら方後くんは知り合いみたいだね。だったら話が早い。彼の隣にすわって~」
「わかりました」
隣に来る御園生、ニコッとしながら両手で俺の手をつかんできた。
「ちょっと、御園生さん⁉ なにしているのよ‼」
「何って軽い挨拶ですよ?」
「そんな挨拶、日本ではもっと仲良くなってからするはずでしょ‼」
「私と丈様とは、切っても切れない縁でつながっているんです。これくらい普通ですよ?」
「丈、どういう事よ‼」
「おい、御園生‼ お前、また因果律いじったな⁉」
「はい。あなたのお姉さんに年齢を交換してもらっちゃいました。そして、流石に中学生に戻られるのは嫌だったのであなたの年代を高校一年生に。結構歪めたので矛盾が出てくると思いますが、助けてくれますよね?」
もう、好きにしてくれよ。
どうやら超能力証明者の俺はハーレム学園で大人しく過ごせない、ようだった。
明日から第二章 織田信長の懐刀 の投稿を始めます。
もしよろしければ読んでいただけたら幸いです。
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