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さようならはあり得ない。

「お疲れ様でしたー!!」

色んな人に暖かい笑顔と拍手を頂いて、後にする。

同僚や、自分のお世話になったお客様に挨拶を終えて

賞賛を浴びる。

悪い気持ちではない、むしろ嬉しい。栄転だ。


片田舎から都心に異動になった。企画営業を始めて5年ほど経つが結果を残し続けて希望が叶って異動になった。

嫁も子供も先に行って喜んでくれている。


「かんぱーい!!!」

いつも苦楽を共にした仲間の家で最後の最後に送別会をしてもらった。寒い夜だがとても暖かい!(涙)

Tさん、Iさん、KちゃんやFさんetc…そして、桃井あやの。なかなか話したことないメンツまで集まってくれてとても楽しく夜は老けていった…。

あーでもないこーでもないいいながら、1人また1人で眠りに脱落していく。お世話になったTさんと半ばサシで飲んで行く時にふと気付く。膝下が暖かい、桃井ちゃんが膝元で寝ている…。昨年の10月に異動してきて、その時僕は公私共々バタついていてあまり話せなかったが、割とこう飲み席では同じくした。

少しぷくっとした頬が可愛い、とても美人な女だ。スタイルも抜群、ただ目線が冷ややか笑笑

それが印象。


「ん…。」と少し動きながら声が漏れている。

よく眠っているそうで、一度意識してしまうと

なかなか外すのは難しい…

とりあえず、目下の美人の髪を撫で寝苦しくなさそうな体勢をとり話に集中する。

そこから、朝までずっと胸の鼓動が落ち着かなかった

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