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探偵(仮)

作者: 四間飛車 歩

「探偵にとって大事な事とは何だと思う?」


さらっときいてきた。はて…漠然としすぎて。


と思ってるのを見透かしたように彼は続けた。

「犯人がいる事件、の場合だね。例えば訪れた先の洋館で殺人事件が起きちゃって。」


「なんか流れで犯人見っけなきゃ、的な空気になっちゃって。」



「よくあるね。」僕はうなずく。


「よくはないけどね。まあ、よくあるね。で、そういう時。我々探偵としてはさ。」


「僕は探偵じゃないけどね。犯人を見つけるのに必要な事は?ってことかな。そうだなあ、観察力?犯人の気持ちになるとか。」「知力体力時の運も」


「いいね。」彼は嬉しそうにうなずいた。 「私が思うに大事なのは…距離感」


「距離感。」聞いた音がそのまま口から出てきた。キョリカン、てどの?


「そう、距離感だよ。説明していいかな?言いたくて言ってるんだ。」



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