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中途半端な存在9‐2


 よくよく見れば左耳にピアスがついてるからこの子も貴族か。しかも赤系列の。


 薄桃色ということは子爵家あたりかな? 貴族出身が使用人なんて珍しいけど、割とマイスター侯爵家には複雑な背景を持っている人が来やすいし、この子もその一人か。なんなら、ぼくもそんな感じだし。


「目の色よりも、前髪長くて視力落ちちゃう方が気になるし……」

「いえ、僕の視力なんかより、ボクに瞳の色で不快にさせる方が問題なので」

「ぼく、緑色好きだし。マイスター侯爵家は結構イレギュラーな場所だからそんなことは気にする必要ないよ。気に入らない奴はそもそも採用しないし、されても頸になってるよ」


 男性の使用人は基本長い間務めている。女性の使用人はデアーグとフェンリールどちらかの機嫌を損ねて頸になることが多いけど。そう考えるとジュリーはよくもった方だ。


「無理なさらなくても……」

「別に無理してないよ。ぼくは緑と藍色が好きだから」


 なんなら赤は嫌いだ。ぶっちゃけこの屋敷、赤系統の色と黒白ばかりだから、他の色も見たいし。今は冬だから外見ても枯れ木と雪と灰色の空ばかりで嬉しくないし。


「じゃあ、切ります」


 そう言ったかと思えば、彼は部屋の文房具入れから鋏を取り出すと、ジョキンとためらいもなく切った。この間は五秒くらいだ。まさか、ここで切ると思ってなかった。あまりの躊躇の無さにぼくは慄く。


「切りました。どうでしょうか?」

 振り向いた彼の顔を見てさらに言葉を失う。


 当然、前髪はぱっつんと一直線の訳だ。が、そんなのどうでもいい。切られた前髪の下にあるその瞳の色はフェイスやロキと全く同じだったのだ。


 一口に緑と言っても、いろいろな緑がある。彼はその中でもぼくの一番大好きな深い緑色をしていた。夏の山の木々のような色だ。


 ぼくは夏が好きだ。カイの藍色の瞳と健康的に焼けた肌の色は夏の海を思い起させるし、エヴァンズ兄弟や目の前の彼の深い緑の瞳とは夏の山を思い起こさせる。赤なんかより大好きな色だ。


「うん、そっちの方が全然良いよ」

 カイやエヴァンズ姉弟を思い出した影響で、無意識に頭を撫でにいってしまった。はっと、我に返り手を放すが、撫でられた少年はびっくりしたのか固まってしまった。


「………………」

「あ、えーと、ごめんね初対面なのに」

「……今、この瞬間死んだら僕は幸せなんでしょうね」


 どういう反応かな? 意外とこの子表情が動かないから何考えてるのか分からない。言ってる内容も意味不明だし。

 あと、髪の毛が床に散乱しているかと思いきや、持っているハンカチで回収までキッチリ行ってたみたいだ。あの一瞬で良くできたものだと感心してしまう。


「えっと、生きようね?」

「エル様がそうおっしゃるのなら腕を切られようが、舌を抜かれようが、拷問されようが生き抜いて見せます」


 不穏な言葉をなんとかしようと「生きようね」と声をかけたのに、もっと不穏になったんだけど。慇懃無礼に礼をしながら拷問とか口にするの怖いな。


「いや、ぼくのことなんて気にしなくていいから、毎日楽しく平和に暮らしなよ」


 ここに来ることなんて滅多にないし。仕事に真面目な子なのか客人に礼を尽くそうと必死なんだろうな。空回ってるけど。そんで、ぼくは客人として扱ってもらえるような身でもないし。


「僕に死ねとおっしゃっています? それならそれで従いますので分かりやすくご命令を頂けると幸いです」


 仕事に真面目過ぎるせいか会話のキャッチボールどころかデッドボールなんだけど。使用人は使える相手には誠心誠意を尽くすことが望まれるが、これは行き過ぎだし、正直おかしい。



 ***



 デアーグは夕食まで何もしなくていいというように言っていたが、流石に屋敷の主人に挨拶をしないでいるのは礼儀にかけると思い、ベッドから立ち上がる。


 おそらく使用人からぼくが来たことは伝わってはいるけどね。

 マイスター侯爵の部屋は三階の中央付近だった筈。


 部屋から出ていこうとすると、「何か御所望でしたら、僕が持ってきますよ?」と緑の瞳の少年が声をかけてくる。めんどくさいとも思ったが、彼は使用人としての職務を果たそうとしているだけなのだから仕方ない。


「大丈夫だよ。ちょっとマイスター侯爵にご挨拶をしようと思ってね」

「そうですか」


 心なしかへこんで見える。無表情だから分からないけど。確か、ヘススだっけ、この子。


 正直、ぼくは使用人がいる生活を普段してないから、何も頼むことがないんだよな。それなのに何かしらの指示をずっと待ってるのって暇だろうな。今の今までずっと直立不動で待っていたし。かといって使用人をつける必要がないと言っても家令のおじいさんが納得しないだろうし。


「やっぱ、ぼく、久しぶりだから着いてきて貰えると嬉しいな。あと、後でボードゲームに付き合ってくれない?」

「了解しました」


 答える声に張りがある。喜んでるのかな? 


 部屋を出て歩き始めると、見事に歩調を合わせて、一定の距離を保ってついてくる。足音は全くしない。変な子だけど、やっぱりマイスター家の使用人なだけあって、動きが裏よりだ。


 二階から三階に上った先で、家令のおじいさんがニコリと笑う。


「エルラフリート様、何か御用でしょうか?」

「マイスター侯爵にご挨拶をしておこうと思いまして」

「それはそれは……、申し訳ありませんが、現在来客中でして」


 来客? ヘススの様子も伺ってみるが硬直している。知らされてなかったのかな? 


「来客とは珍しいですね。どなたですか?」


 不躾かもしれないがそう聞く。すると家令は「それは……」と言い淀む。珍しい反応だ。答えられないなら答えられないとはっきり言うだろうし、答えられるのならすぐに答えるだろうに。



 はっきりしない態度にぼくが首を傾げていると、ぼくが訪問しようとしていた部屋の扉が丁度開いた。



 中から出てきたのは三人。一人は、その部屋の主であるマイスター侯爵、もう一人はフェンリール、そして最後は――ぼくが世界で一番大嫌いな奴だった。



 ミルクティー色のさらさらな長髪に、真っ赤なたれ目。実年齢よりは若く見えるその顔の造形は相変わらず、ぼくのおとーさんと少し似ている。


 見ただけなのに苛立って、つい自分の右手の甲を左手で引っ掻いてしまい血が滲む。その血のなかにあいつと同じものが混ざっていると思うとますます苛立って、どうも落ち着かない。


 ぼくの様子を不審に思ったヘススが「どうかなさいま――、その手大丈夫ですか⁉」と心配をする。そして、その声に反応して三人がこちらを見る。


「エル? ……どうしてここに?」

 まず反応したのはフェンリールで、戸惑ったようにそう口にする。ぼくは答えなかったし、答えられなかった。


 自分の目線の先にいる、大っ嫌いなあいつに飛び掛かっていきそうな自分を抑えるので必死だった。


 ああ、喉を掻き切ってやりたい。首を切り落としてやりたい。生きたまま火をつけてやりたい。煮え湯の中にぶちこんでやりたい。

 まだ駄目だ。そんなことしたら流石にぼくも牢獄行きになって、フェイスやロキやカイを守れなくなってしまう。他にも迷惑がかかる。確実に奴を社会的にも追い詰めてからじゃないと駄目だ。


 全てはあいつが指示を出してる。

 知ってる。だけど、ぼくとあいつには差がありすぎる。まだ、ぼくにはあいつを追い詰める手段も、機会もない。中途半端な状態で何かすれば、ぼくの所為でみんな不幸になる。みんな壊される。ぼく以外の安全を全部確保してからじゃないと駄目だ。


「フェンリール様、エルラフリート様はデアーグ様と一緒にお帰りになったのです。今は、旦那様にご挨拶をしにいらっしゃったのでございます」

「なるほど。エル、その手はどうした?」


 フェンリールが駆け寄って何か言ってくるが、そんなのどうでもいいや。あいつが今ここにいる。それが重要だ。


 中年と呼ばれる年なのに、相変わらずその容姿は衰えてない。ぼくと初めて、会った時と何も変わらない。物語の中の悪役はあからさまに醜い怪物のような奴か、心の醜さを胡麻化すかのように美しい奴かとはっきりしていることが多いけれど、目の前にいるそいつは後者だ。いつもみんなが傷ついているのを高見見物して、表情を変えもしない。


「……久しぶり、随分大きくなったな」

 そいつはぼくを見ると、そう真っ赤な瞳を細めた。


 何考えているのか分からないし、ぼくの大好きな人達の命を奪うことを無感情に決定するクソ野郎が、「大きくなったな」だって? なんだよそれ。


 まあ、実の弟や妹、両親すら殺しまくってるような奴の言動なんて理解したくもないけど。


 罵ったり、襲い掛かるのを我慢しながらぼくは綺麗に一礼をする。


「お久しぶりです。ウアタイル公爵。公爵に初めてお会いした時に比べると確かに大きくなったかもしれません」


 体は成長した。知識も増えたし、技術や運動能力も身に着けたから、あの頃とはぼくは違う。

 だけど、胸の奥で燃え続ける復讐心と嫌悪だけはずーっと変わってない。


 ぼくは自分のことが大嫌いだ。生まれてくるべきじゃなかったと思っている。


 でもね、目の前にいるこいつのことは自分と同じ、いやそれ以上に大っ嫌いだ。


 こいつをぶっ殺さないと、ぼくは終われない。



 奴は何を思ったのか、マイスター侯爵にどこか部屋を借りてぼくと二人きりで話していいかときいた。勿論、侯爵は逆らえるはずもないので了承した。ぼくには了承をとらなかったが、そんなのいつだってそうだ。

 フェンリールやヘススはぼくが怪我をしているのもあって、心配そうにこちらを見てくるが、赤の公爵、赤の系列のトップ、ザミール・エルピス・ウアタイルの命令に異を唱えることはしなかった。



 ***



 大して広くない一室で、ぼくとそいつは向き合っていた。ぼくは扉側、そいつは部屋の奥側。不用心にも程がある。


「学校、どうだ?」

「仕事なら報告書を送っている筈ですが? だいたい、学校内は紫の番犬どもが未然に防いでますよ。学外ではデアーグ不在でぼくに伝達ミスをわざとした者は、十年間監獄行きです」

「王都の殺人犯はやっぱそういう訳か」

「はい、申し訳ありません」


 王都の連続殺人犯の正体はぼくだ。それは分かっていた。

 噂になった6件は見せしめの為に派手にやれとの命令が来ていたからその通りにした。が、その指示は誤りだった。


 カイとぼくの体のことでゴタゴタし終わった後に、「なんで最近、エルの仕事が公になってるのぉ?」とデアーグに言われて、寝耳に水だった。ぼくは、公の事件になっているのは形ばかりで本気で捜査されていないと思っていたら、まさかの本気で殺人犯として調査されていたとは。


 ぼくとデアーグは人を殺している。

 けれど、なにも無差別にではなく、国を害するスパイや反逆者達に限る。


 ……まあ、それでも人殺しには変わらないけれど、国からの許可は出ている。本来なら、治安も担当している緑系統が適当だが、法の問題で、彼らは現行犯しか逮捕できないそうだ。


 この国では自国への裏切りは重罪だ。それもそうだ事実の安寧を脅かすということは、自国の国民を危険に晒す、つまり国民全員の首にナイフを突きつけたも同然なのだから。


 下っ端が調査した裏切り内容を上に報告し、上が司法の赤の権限を使って、処刑命令を処刑担当のマイスター家に出す。出張でしかも迅速に行われるものだが、一応、処刑という名目ではあるのだ。殺される本人はそんな制度は知らないことが多いけれど。そして、この処刑行動は合法だ。緑系統と紫系統の上層部もそれを認めていて、事件として扱わない。


 今回もそうなる筈だったのだが、伝達書担当のミスを鵜呑みにしたぼくの所為で、猟奇殺人だと勘違いされた。伝達書に細かく殺し方を書かれてる時点で察しておけば良かった。『みせしめ』でそういう活動家達の牽制をするのかと勝手に解釈してしまった。

 まさか、伝達書担当の奴の趣味だったとは。伝達書は書かれた後に猫が運ぶからぼく以外読まない。お陰で気分が悪い仕事だったし、ことの次第が判明した瞬間、デアーグの機嫌が急降下した。


『緑の脳筋どもの代わりに、処分してるのに。なんでおれとエルの仕事が緑の連中に殺人事件として捜査されてるのぉ?』

『殺人画描く、ド変態なのは知ってたけど、おれがいないタイミング狙ってエルに自分好みの殺し方させて、それを描くとか……いい度胸してるよねぇ』

『緑も緑だ。人に汚れ仕事任せておきながら、殺された馬鹿がリストの連中だって気付かないなんて馬鹿なの? 馬鹿だよねぇ? 報告書そっちにも出してるんだけどぉっ!』


 赤の奴らは前からヤバイ連中しかいないと思っていたが、まさか殺人している姿を描くことが趣味のド変態で外道な奴がいるとはぼくも流石に思わなかった。


 オリス様との戦闘の怪我が治りきってないのに、軍の上層部に殴り込みと、そのド変態の伝達書係を半殺しにいこうとしたので必死に止めた。なんとかぼく一人で宥めたものの「やっぱ他人は信用できない」「俺らをみんな利用する」「エルが綺麗だから狙う」「エルと兄上以外無理」「三人以外いなくていい」とただでさえ酷い人間不信をさらに悪化させているのが窺えた。

 なんとか落ち着かせて、帰って寝ればあの悪夢を見て、嫌な予感がして翌日カイの寮に行ってみればぬいぐるみ事件。


 自分でも体調不良とストレスが溜まっていたのとパニックを起こした所為で流れが理解できてなかったけれど、冷静に今振り返ると、デアーグのあの呪詛のような言葉を聞いて本能が彼の次の行動を予測して、その予測が的中したって話なんだよね。今回、一緒に帰省したことで機嫌が直ってくれればいいんだけど。



 嫌な話だと思ったが、今の状況もお世辞にもいいとは言えない。

 大っ嫌いな奴と何故、ぼくは向き合っているのだろうか? しかも向こうはずっと無言だし。まっすぐ見つめてくる赤への嫌悪感で眩暈がする。一秒でも早くこいつから離れたい。


「何か御用があったのでは?」

「学校はどうだ?」

「先程、お答えしましたよ」

「そういう意味ではなくて、普通に楽しんでるかという意味だ」


 はあ? なんでそんなことを聞かれなければならないのだ。困惑と不快感でつい顔をしかめそうになったが、必死に堪える。


「駒にすぎないぼくがどうであろうと貴方は気にしないでしょう?」

「……駒なんて思ってない」

「取り繕って下さらなくて結構ですよ。赤の公爵様」


 下手な演技をされると手が出そうになる。二人きりだから殺せなくもないだろうが、殺した後の問題が多すぎる。ぼく一人が困るのならいいが、それ以外への被害が甚大すぎる。


「取り繕ってもいない。おれは――」

「では、身代わりでしょうか?」


 奴の言葉を、声を聞きたくなくて、奴が一番苦手とする話題を振って黙らせることにした。まあ、この話題はぼくも嫌いだけど。


「ラグエル・エルピス・ウアタイル」


 その名を出すと、真っ赤な瞳が動揺したのか揺れる。


 ああ、ぼくの大嫌いな色だ。


 その目が小さい頃から嫌で溜まらない。その顔が嫌い。その声が嫌い。


 おとーさんと同じ色の瞳で、おとーさんと似た顔立ちで、おとーさんに似た声で、おとーさんと同じくその名前に反応をする。


 でも違う。おとーさんはこんな無表情じゃないし、話しかける口調も優しかった。

 おとーさんは死んだ。ぼくに狂わされて、こいつに殺された。おとーさんとこいつは違う。

 おとーさんはその名前の主のことを思い出しては、ぼくを見てくれなくなったけど、大っ嫌いなこいつはぼくを見続ける。


 見て欲しかった人には見られなかったのに、大っ嫌いなこいつはぼくを見ている。


「ぼくは、彼に似ているんですってね」

「似ているが……似ていても別人だ。お前はお前だ。ラグエルはラグエルだ」


 おとーさんに似た声で、おとーさんに言ってほしかった言葉を大嫌いな人が口にする。おとーさんが認めてくれなかったことを、言ってくれなかったことを、目の前の奴は普通にする。


 そうされると、おとーさんがあたかもしてくれたかのような錯覚に一瞬陥ってしまうが、我に返った途端、そのグロテスクさに吐き気がする。


「駒とも身代わりとも思ったことはない。ともかく……お前が元気か気になっただけだ」

 そう言って真横をすれ違って奴は部屋を出て行った。


「うっ」

 蹲って吐き気を緩和しようとするが、胃の中身が逆流する。


 すんでのところで飲み込む。そのままにしておくのも気分が悪いので来ていた黒のベストの内ポケットから白のハンカチを取り出して口を拭う。


「騙されちゃ駄目だよ。騙されちゃ」

 耳を塞いで目を閉じて、外部の情報をシャットアウトしてから、そう唱え続ける。


 何も知らなかったぼくは、欠けていると感じたものを貪欲に求めた。そうしたら幸せな日々はなくなった。大切な人たちが傷ついた。だけど、欠けてたものは与えられた。きっとそれは偽物にすぎないのに、偽物に騙されそうになる。


 ザミール・エルピス・ウアタイルという人間が昔から大嫌いだ。ぼくから、みんなから、幸せな日々を奪っていったのに、たまに、ぼくが昔、貪欲に求めていたものに似たものを簡単に与える。


 大っ嫌いなあいつが、怪物のような悪役だったら良かったのに。そうすればきっと一瞬も騙されないで済むのに。


 数分後にやってきた人物の瞳が緑だったのは運が良かった。目を開いた瞬間にあいつと同じ大っ嫌いな赤を見ないで済んだ。




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