神界への誘い
内容を短くして本日二話目・・・今更ながら、やっぱり一話の長さこの位の長さの方が良いのかなあ?
ラーフが念話を使える理由は、後で書くと思います(多分)
フウに説教をしていたら、神様が何故か、話しかけて来た・・・
いや!待って!!脳が追い付いていかない!!!
「えっと・・・本物の神様なんですか?」
俺は、何とかそれだけを言う・・・って何を聞いているんだ俺!!他に聞く事いっぱいあるだろうが!!
『偽物か、本物かと言われたら、本物です。とはいえ、証明する手段はないでしょうけれどもね・・・・』
・・・いや・・・確かにそうなんだけれども・・・駄目だ・・・全然頭が追い付かない!!!
「・・・それで、何か用ですか?」
フウが神様に話しかけ始めた・・・すげー棘がある言い方をしているが、今、話をしている人神様なんだよ・・・解っている?
『・・・ええ・・・貴方に聞きたい事があって来ました・・・フウ・・・』
「・・・何・・・?」
うん、いつにも無くそっけない返事だ!フウの奴、何か俺以外の人に素っ気ない態度、とったりするけど、まさか、神様相手にするとは・・・・・・・・・まあ、今更感があるか・・・勇者何て、ぶっ飛ばしてたくらいだしなあ・・・
『・・・貴方のその力・・・何に使うおつもりですか・・・?』
「・・・?邪神・・・ドーラの本体と闘う為に強くなっているだけだけど・・・?」
『・・・なっ?!正気ですか!!』
「・・・?正気も何も、お父様と一緒に居られなくなる可能性が少しでもあるのなら、排除するだけです・・・」
『・・・・貴方にそれが出来るとでも・・・?』
「・・・?よく解らないけど、一応、ドーラの本体と闘えるくらいには強くなったつもりなんだけど・・・」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
・・・すまん!全然話がついていけない!!!!えっとつまりどういう事?というより邪神って何だ!!!話が全く解らん!!!
『・・・神界には来れますか・・?』
「・・・行った事は無いけど、多分・・・」
すると、何か、門みたいなのが、現れた・・・何だこれ・・?
『・・・こちらに・・・創造神ズアル様がお待ちです・・・』
ちょっと待って・・・創造神って何??・・・もう、訳が解らない単語ばかりでてくるんだが!!!
「待て!!何故!!いきなりフウを神界に連れて行く!!」
あっ精霊さんが再起動した・・・
『・・・絶対神ドーラを倒す・・その言葉の真意を確かめる為です・・・』
「だからと言って生身の身体を持つ者が・・・っておい!フウ!!』
何か精霊さんが喋っている内に、フウが門に向かって歩き始めた?!
「待て!フウ!!」
精霊さんが何か言っているが、お構いなしに進んでいき、そのまま門の中に消えるフウ・・・そして、すぐに門の外に戻って来た・・・
「大丈夫そうです!お父様行きましょう!!」
口を大きく開けている、精霊さん・・・えっと大丈夫・・・?
そして、それを意に返さず・・・俺の手を引っ張ってくるフウ・・・えっと・・・・精霊さん放って置いていいの?あれ・・・
『・・・やはり・・・彼女は・・・・ですが、神界に来れるのは、恐らく、あなた一人・・・他の人達は残って・・・』
「はい?」
『ですから、あなた以外は残って・・・・』
「はい?!」
『いや、そんな風に脅されても、無理だと・・・・』
「大丈夫です・・・」
『いやですから・・・・』
「大丈夫です!!」
『・・・すみません、解りました・・・』
いや!いいの!!そんなにあっさり引き下がって!!何か重要そうなこと言ってたけど!!あっさりと認めちゃって・・・というか!行けるの!!!本当に!!!
それに、俺だけじゃなくて、当然の様にクロリ―とウムフ、ニウ、ロームも後ろから付いて来てるし・・・今更ながら、ニウとローム・・・赤ん坊が、空中に浮いているの・・・シュールだなあ・・・ってそうじゃない!!
「なあ、フウ・・・俺は残った方が・・・」
「お父様は付いて来てくれないんですか・・・?」
そう言って、上目使いで見てくるフウ・・・・こんな事されたら、断れる気がしない・・・
「・・・行く」
「ありがとうございます!では!!行きましょう!!」
そう言って、門まで引っ張っていく、フウ・・・もう既に、魔界に行ったんだ・・・・神界だろうが、何だろうが行ってやる!!
状況は全くもって理解をしていないが・・・
「お父様!行きましょう!!」
そう言いながら、手を引く、フウの後を追って俺は、門の中に入っていった・・・・




