フウの失敗
ちょっとスランプ中ですが、とにかく書いてみます・・・書いていれば、スランプ何て脱出できるさあ・・・多分
ちょっと始めの方を変えておきます。
題名変更:裏側で・・・→フウの失敗
魔界から帰って来たのは良いのですが・・・まだまだ不安ですね・・・・
私フウはこれからの先の事を懸念していた・・・・あの、魔界で倒したあの魔神・・・いや邪神ドーラ・・・魔王との闘いで、闘ったのは恐らく、分体・・・本物のドーラの意識では無かった・・・もしあの時、本物のドーラだったら、もっと神の力を引き出されていたら・・・私は恐らく勝てなかっただろう・・・
それにこうも思う・・・あの邪神がこのまま、終わるはずが無いと・・・
このままじゃあ、いつか、この平和は壊される・・・そんな予感がする・・・私はそう思った・・・
だったら!強くなればいい!!そう思い!私は訓練を始めました!!!
訓練場所は、私が作り出した、現実世界と切り離しをした空間・・・ここ以外で訓練をすると、外の世界がどうなるか、解らないので、この場所でやる事にしました・・・
ちなみに、お父様にも、この空間にはいてもらっています・・・本来は居なくても大丈夫なのですが・・・この私が作った空間は完全に外部と接触を立ちます・・・そうなるとお父様を全く感じることが出来なくなってしまう為・・・私が耐えられなくなってしまいます、なので、お父様に土下座して、来てもらいました・・・
お父様には最大限の結界を張っているので、何かの間違いで、怪我をする心配もありませんし・・・大丈夫でしょう・・・
それからその空間で訓練をやる様になりました、始めは一人で訓練していたのですが・・・お父様と一緒にこの空間に入ってきたクロリ―が念話で・・・
『おねえちゃん・・・わたしも・・・』
と言って来たので、訓練に参加するのを許可を出しました・・・別にいいけど、結構、ハードだよ?
「いや駄目だって!!!クロリ―も戻って来い!!!おーい!!!」
・・・お父様が何か言っていますが、クロリ―本人の意思を尊重したいですし・・・何より、本人の目がやる気に満ち溢れています・・・断る事なんて出来ません・・・まあ、本人がギブアップしたら別ですが・・・
・・・それから、1カ月後・・・クロリ―はギブアップせず、フウと一緒に訓練をする姿があった・・・自らの足で走りながら・・・・
・・・・・・・・・・あれ?まだ、赤ん坊の年齢じゃなかったっけ・・・?まあ私も普通に赤ん坊の頃から走ったりできたし・・・やっぱり、書物に書かれている事間違ってるよ!!
バクバ王の知識も魔族の赤ん坊でも、人間の赤ん坊も同じ速度で成長するって記憶だったけれど・・・バクバ王の知識も間違ってるとは・・・・
・・・生まれたら一年位でやっぱり走れるようになるんだって!!!・・・私は半年だったけど・・・・やっぱり実際に見て見ないとこういったのは、解らないなあ・・・・
そうこうしている内にウムフも、魔法を使う様になった・・・それはいいんだけど、この子、まだ、歩く兆候すら、見せないんだけど・・・大丈夫なのかな?・・・まあ、クロリ―も走り出したの、この最近だし・・・その内、走り回れるようになると思うけど・・・・
せっかくなので、ウムフにも、訓練を参加させるようにしました!!!魔法がある程度、使えるなら、少し位参加させても大丈夫だよね!!!
「いや!!だから!!何で赤ん坊に訓練参加させているんだよ!!!ちょっと聞いてる?!」
お父様が何か言っていますが、とにかく、やってみましょう!!!
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『ねえ、おかあさん・・・わたしも、おとうさまとけいやくしたい・・・』
私達が訓練していると、ウムフがそんな事を念話を使って言ってきた・・・どうしてと聞くと・・・
『だって、おかあさんとくろりーがおとうさまといっしょにいないときでも、つながっているんだもん、わたしも、おとうさまといっしょにいたい・・・』
ウムフには、私の記憶を与え・・・成長を促す様にしていたのだが、その時、私自身の感情も入ってしまったらしい・・・お父様の執着心も引き継がれてしまっていたようだ・・・・まあ、お父様に対する感情は悪いものでは無い様だし・・・それに・・・・
『・・・わたしだって、もっと、おとうさまといっしょにいたい・・・』
そういう、ウムフの表情はどこか寂しそうだった・・・確かに、ウムフが生まれてすぐ、私とお父様は魔界に行ってしまった・・・
その後、一カ月後に、ウムフの様子を見にと私の記憶を与える為に私だけ、戻ってきたりしていたのだが・・・ウムフはお父様と余り接する機会が無かった・・・・
一週間毎に家に戻って、記憶を与えたりはしていたのだが・・・そうよねえ・・・寂しかったんだろうなあ・・・今は、お父様と触れ合ったりする時間をある程度持っているけど、それでも少ないんだろうし・・・
よし!!何とかしよう!!!
そうして、私は、お父様に無許可で、ウムフとお父様の契約をするのであった・・・お父様に影響ない様にするから・・・大丈夫、大丈夫!!
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・・・・そうこうしている内に訓練を初めて・・・半年後・・・私は、かなり強くなっていた・・・・どの位かと言えば・・・・・・自分でもわからない・・・ただ、自ら作った空間以外で、力を出すと、外の世界がとんでもない事になる事は解っていた為、力を封印しながら、外の世界では生活を送っていた・・・
クロリ―も、ウムフも強くなり過ぎた為、力を外の世界で出さない様に封印をしている・・・というより・・・2人共強くなり過ぎ・・・下手をすると、訓練する前の私より、強くなっていない?2人共??
まあ、ウムフの立ち歩きはまだまだ不安定なんだけど・・・・歩くこともおぼつか無いのに・・・その状態でここまで強くなるとは・・・・
そうこうしている内に、私は二人目、クロリ―は初めての・・・・・・が出来た・・・2人の名前はそれぞれ、ニウ、ロームとお父様に名付けられた・・・
せっかくだから、この子達にも、契約をしてあげよう・・・クロリ―のロームには自分で、やってあげてね♪
えっお父様に許可を取らなくていいのかって?クロリ―はお父様に負担になる内容で契約するつもり・・・?違うよね・・・?だったら、大丈夫だよ!
もう、ウムフも契約しちゃったし・・・・今更一人、二人増えた所で、お父様の負担にならない様にする契約するから大丈夫!!やり方わからなかったら、教えてあげるから・・・ね♪もう、赤ちゃんの寂しい顔見たくないしね・・・
・・・・契約をしたら、ニウとロームの二人がいきなり、魔法を使える様になっていた・・・・・・
・・・・この子達、まだ、産まれて、一週間経っていませんよね・・・・?精霊さんの気持ち少し、解った気がします・・・
そう言えば、最近、お父様が、訓練内容を目で追えている様ですが・・・最初の頃、私達の訓練内容、知覚すら出来ていませんでしたよね・・・・・・・もしかして、お父様・・・目で終える様になってる?
・・・・・・・・まあいいか!!お父様が強くなるのは良い事だし!!
・・・・・それから、更に半年後、私は外の世界で、絶対に力を見せれない位、力が向上していた・・・・
ニウとロームも絶対に外で封印は解けない位、強くなった・・・・・ニウとロームも、魔力だけなら、訓練前の私・・・それを遙かに超える力を手に入れた・・・
そんな時に、事件は起きた・・・・・
「フウ!!!」
「はい!どうしました!!」
私はお父様に呼ばれたので、一瞬で転移して、その場にやって来た・・・お父様のしてほしい事が瞬時に解る・・・この契約は本当に良い物だ・・・この時までそう思っていた・・・
「この火の玉止めて!!」
上を見ると、大きな火の玉が浮かんでれるのが見えた・・・だけど、これって・・・
「えっこの魔法・・・お父様のじゃあ・・・」
うん、この魔力はお父様のだ!!この私が見間違える訳が無い・・・何で、止めて何て言うのだろう?自分の魔法なんだし・・・自分で止められるはずなのに・・・
「いいから!速く!!!」
そう言われたので、私は火の玉を消すのに動く・・・お父様の魔力・・・もったいないから、吸収しちゃおう♪
「・・・ふう、おいしかったです・・・」
そう言って、私はお父様の方を向く
「??何で、お父様いきなり魔法を使おうとしたのですか?」
「いや、魔法の練習をしたくて・・・そうしたら、あんな大きな火の玉が・・・」
言われて気づく・・・そうだ、この世界からしたら下級魔法で、あの火の玉は大きすぎるのだ・・・・
そう言えば、お父様の魔力・・・マルイと同じ位、大きくなっていない?自分達が強くなり過ぎて全然気づかなかったけど、お父様の力・・・色々上がっている様な・・・・
・・・・そう言えば、最近、私達の訓練、確認の為に遅い速度でやっていた時、お父様何が起きていたか把握していたような・・・以前は遅い速さでも、認識していなかったのに・・・
私達の力とお父様の力・・・干渉しない様に契約内容を色々弄ってはいたが・・・契約をしている以上、影響を0には出来ない・・・・お父様の身体・・・とてつもなく・・・変化している・・・・
やばい・・・これ・・・私の所為だ・・・お父様も、何か疑っている目をしていますし・・・・えっと・・・困った時の!お母さん!!!
「・・・えっと・・・・そうだ・・・精霊さんの所に行きましょう・・・何かいいアイデアが・・・」
「・・・フウ・・・?」
やばい・・・更に疑いの目が酷くなった・・・もう、これ以上は隠し通せない・・・・
「・・・・精霊さんの所で・・・お話します・・・」
「・・・・よし・・・」
お母さん・・・お願いします!かばって!!!お父様に嫌われたくないんです!!!!
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「・・・なあ、何でこいつ等も連れて行くんだ・・・」
「・・・色々事情がありまして・・・」
そう言って、クロリ―とウムフ、ニウ、ロームを連れて来た・・・精霊さんに説明するのに、必要になると思った為、連れて来た・・・
・・・・いや、お父様・・・契約を勝手にしましたが!!本当に安全なんです!!!お父様が魔法を使ったり、全力で動かない様にして頂ければ、この世界で普通に生きていけるんです!!!
その言葉を口にしたいが、話しをすると、もしかしたら、お父様に嫌われてしまうかもしれないという思いから、自分から話をすることが出来なかった・・・
精霊さん!!誤魔化して下さい!!!!
そんな必死の思いを抱きつつ・・・精霊さんが居る、村に転移をした・・・・
「・・・何だ・・・この魔力は・・・・」
私が転移すると、精霊さんが冷や汗をかきながら、全力速で、外に出て来た・・・どうしたんだろう・・・?
「まさか・・・フウなのか・・・?」
・・・?そうですけど・・・一体どうしたの・・・もしかして、私の力の強さバレて居ます?一応、この村に影響が無い様に封印してきたんですけど・・・・
「と言うより、この大人数は・・・?何があったのだ・・?」
・・・・・・多分、クロリ―とかの本当の実力もバレて居るかも・・・・・・
・・・・どうしよう・・・いややる事は決まっているんだけど・・・・・・・・話すの嫌だなあ
・・・だけど、このままの状態だと、お父様に嫌われてしまいますし・・・・・とにかく、精霊さんに相談しよう・・・多分、私達の実力を見抜く位ですから、誤魔化しても無駄でしょうし・・・全部包み隠さず、話しましょう・・・・
・・・・・お願い!!助けて!!!精霊さん!!!・・・
結果、精霊さんに私は思いっきり怒られ・・・・結局、お父様に真実をそのまま伝えられるのであった・・・せっかく、恥を忍んで相談したのに・・・・グスン・・・




