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奴隷が欲しいので赤ん坊を育てた  作者: ・・・・
出会い
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ムウ魔の森に挑む

父さんのエロ本を見て大金を稼ぎ奴隷を買うことを決意!


そして、15歳になった日に俺は夢を叶える為に意気揚々と街であるフォーカへとやって来たのだった!


だが、1つ俺には大きな問題がある…


仲間がいない事…?


いいや違う…ソロの冒険者何て、この世界に沢山いる。


大きな商会や大手の依頼主等の伝手が無い?


いいや違う!


そんなの大きな依頼を受けて居れば、そんなものいくらでも手に入る。


…そんな、将来的な問題では無く。


現実の俺の目の前にある大きな問題…


一番の問題…


…それは『俺が魔物を一匹も倒せない』という真実だ!


仲間がいなくても大丈夫?そんなの、実力がある者が言える言葉だ!!


しかも、俺はゴブリンを倒せない冒険者だ!


そんなのを仲間にしたい人なんていやしない!!


第一!俺はコミュニケーションをどうすればとれるのかさえ解らない!!


奴隷を買うには大金が必要だ。


大きな依頼を受ければ、それだけ、大金を手に入れることが出来るだろう…


だが!そもそも俺の実力じゃあ、そんな依頼を受けられない!!


俺は弱すぎるのだから…(´;ω;`)


俺の身長は、たった150㎝しかなく、その身体ではまともに武器すら振り回せない状態だ。


しかも筋力も、かろうじてナイフを扱える程度しかない…


…そんな状態でどうやって、魔物を倒せと?!!


…一応、冒険者になる為に色々やってみたんだけど、才能が無いのか全然だめだった…


だから、村にいた時に俺は、街に来てすぐにお金が手に入れて生活の基盤を作れる様に、ポーション用の薬草を集めていたのだ。


…まあ、ポーション用の薬草は悪くなるのも早い為、そこまでの数を、持ってはこれ無かった。ポーションにすることが出来ればもっと日持ちするんだけど…俺には作ることが出来なかった。


結構難しいんだけど、ポーション作るの…


しかし、それでも村で取れる薬草をギリギリまで取った為かなりの数を持って来たはずだった。


…それが、一カ月の宿代になるかどうか解らない程度のお金しかもらえないとは思わなかったとは…


俺に薬草をポーションに出来るような器用さがあれば、日持ちするからもっと持ってこれたのに!!


結局、ギルドへ登録した後も、俺は街ですら薬草採取以外の事が出来ずに、それ系の依頼しか受ける事が出来なかった為…段々手持ちが少なくなっていった…


薬草採取以外の仕事をしようにも、その依頼料はめちゃくちゃ安い…


それに、街の中の仕事は力仕事意外だと技術職の手伝いが殆どだ。


はっきり言って、小さい頃から、その手の職に専門に携わって来た人に敵う訳もない…


まあ、それでも、仕事を選ばなければ、そういった仕事も出来たかもしれない…街の中の仕事なら住み込みで仕事を斡旋してくれるところもあった…


だが、俺は奴隷を買うにはどうしても、大金が必要であった!!


その為、多少危険でも、俺は冒険者に固執していた…


先程言った薬草で作られる冒険者に必須であるポーション!傷を治す力を持つその薬は冒険者の間で日常的に使われている。


だが、ポーションを作るには大量の薬草が必要になる。


その為、薬草採取の依頼は毎日張り出されている、しかし、それでは、街の中に生えている薬草だけでは、全然足りない。


その為、新人の冒険者は街の外で大量の薬草を取りに行くのだが、街の外に行くという事は魔物と出会う確率があるのだ、まあ、冒険者になったという事はそれが当たり前なんだろうけれども…


単価が少ないといっても、それは、一房当たりの話、大量に持って行っても、全てギルドが受け取ってくる。


その為、少量なら子供のお小遣いしかならないが、大量に持っていけばそれだけ、お金が手に入る。はっきり言って、普通に働くよりお金が手に入るのだ!


まあ、危険を冒して外に行って、それだけしかもらえないともいうが…結局、薬草採取だし…


…それに、結局1日当たりの収入があっても俺自身宿屋に住んで居る為、その分お金が消える…というより、マイナスになっている!!


本当に高いんだよ!!街の中の宿屋のお金!!格安の宿屋でそれってどうなの!!?


その為、少し他の職業より給料が良いからといっても、すぐに無くなってしまう!!というよりもマイナスだから他の職業より総合的には悪いのだろう…


…やっぱり、住み込みがある分…街で普通の仕事を探せばよかったかなあ?村で働くより収入は良さそうだし…


だけど、そうなると、奴隷を手に入れるのがいつになるのかわからなくなる…


第一、住み込みの状態で奴隷何て買えやしないし…


そう、住み込みで働いている分食事は出るのだが、それは、自分だけの分…奴隷は自分で食事を提供しなくてはいけないのだ…


そうなると、街での仕事だけでは厳しいわけで…ハーレムなんて夢のまた夢…


一人前の職人なり何なりになれば、収入も滅茶苦茶上がり、自分の店とか持てるのだろうが…それだと、何年…下手をすれば十年以上かかるだろう…


…それどころか、才能が無ければ、下働きで一生終わる可能性すらある…


だから、一獲千金の可能性がある冒険者に固執しているのだが…現状は薬草採取だけをしている日々…


宿屋だけの支払いだけでも…精一杯の毎日…やっぱり、住み込みの仕事を探したほうが良かったのだろうか…


村から勢いだけで街に来たのは良いけど…本当に、勢いで街へ来てもどうにもならなかったなあ(泣)


誰だよ!街に行けば大金が手に入るって言ったやつ!出てこい!!


…そうだよ…俺だよ…(´;ω;`)


街に行けば、仕事に対する賃金が高いとそう勝手に思い込んでいたのだが…幻想だったよ…


父さん、母さん、魔物が倒せなくても、薬草採取の依頼を受ければ過ごせるって言ったけど、全然足りなかったよ…


…毎日働いてはいるが、現状宿屋一日分すら満足に稼げてない…だから、毎日の貯金が少しずつ減っていっている…


一人暮らしを完全に甘く見てた…どうしよう…


悩んだからと言って解決する訳がなく、それからも同じ様にギルドの依頼の薬草採取のみで生計を立てて早二ヶ月…


俺の資金は底をつきかけていた…


いや、宿屋のお金…本当に高いんだって!薬草採取だけじゃやっていけないんだって!!


流石!街の中でも探せば少し見つかる為子供でも出来ると言われる依頼!薬草採取!!薬草の買取金額が他の採取依頼よりはるかに少ないぜ!!


ってそんなこと言っている場合じゃねえ!!!


はっきり言って、このままだと、奴隷を買うどころか明日の宿代すら危ない経済状況だ!


しかも、今ある服は一着しか無い…その服も限界に来ている…


本当は街に来てすぐ薬草を売ったお金で他の服を買おうと思っていたのだが、余りにも手に入ったお金が少なかったため服を買うのを断念…


それからも、薬草採取を続けていたが、少ししかお金が手に入らず、手持ちが減っていく現状、結局街に来ても、服を1枚も買わなかった。


その為、今着ている服は薬草を取って来る度に次第に着色されていった為、緑色に黄ばんでいる…


…緑色の服しか見えないだろ?これ最初は白かったんだぜ…


宿屋代すら払えない俺は、服すら買えない状態に陥ってしまっている。


もはや浮浪者に間違えられても可笑しくない今!…一刻の猶予もない!!


本当なら、この段階まで来たら、村に帰って働くか…街で住み込みで働ける場所を探すのが一番いいのだろう。


だが…しかし…


(安定な職を目指すんなら!最初から村で仕事してらああ!!!!)


そう!そんな事では!!いつになったら奴隷を買えるか解ったものでは無い!!


俺の目標はあくまで奴隷を買う事!そこに妥協はあってはならない!!


そんな訳で、俺は少しでも現状を打開するべく!依頼料が高いいつもとは違う薬草の採取である依頼書を選んだ!!


その依頼内容は、この街から3日程歩く場所に生えている希少な薬草を採取というものだ!!!!


名を魔草まそうという名の薬草。


この薬草は、普通の薬草と違い、傷を癒すのでは無く、魔力を回復する薬草だ。マジックポーションの原料になる。


何故依頼料が高いのか、それはこの薬草が魔力がそれなりに多い場所しか生えていないからだ。


魔力が多い場所には、それなりに多くの魔物が居ることは一般常識として知られている。


その為、この薬草はそれなりの、値段で取引されている。


その薬草を採取するのが今回の依頼なのだが、そこで一つの問題がある…


それは、薬草が生えている場所だ。


先程、言ったように魔草が生えている場所はそれなりに、魔物が住んでいる場所しか生えていない。


今回の採取場所として指定されているのは魔の森と言われている森の奥なのだ。


本来ならその森はベテランの冒険者すら危険な所だと周りから言われている。


まあ、危険だと言われていても、それは魔の森の奥の奥の場所の事を指しているのだろう。


逆に魔の森の入口までなら魔物の数も少なくそこまで強い魔物は居ないというのを、他の中級冒険者が話しているのを耳にした。その為、俺もそれを知ってから魔の森の入り口にほぼ毎日行っている。


えっ?何で、戦えないのに魔の森に行っているのかって?それは、いつも受けている常時依頼の普通のポーション用の薬草を採取するためだ。


魔の森以外の場所の薬草は他の冒険者や一般の人に取られていることが多い。


その点、魔の森なら先程言ったように、入口辺りには、殆ど魔物も居ない為、薬草が取り放題なのだ。


もし、魔物を見かけたとしてもそれは、ゴブリンと言った、弱い魔物しか居ない。


その為、そう言った低級魔物を倒しに俺以外の新人冒険者もごく稀に見かける。


まあ、俺自身はその低級魔物の底辺と言われるゴブリンすら倒せないのですが…


それでも、万が一遭遇したとしても、俺自身、魔物から逃げたり、避けたりするのはうまい(自画自賛)為何とかなってる。


まあ、逃げれるといっても、低級魔物で動きが遅い魔物に限定だけども…


それでも、今まで、魔物の戦闘を避けて普通の薬草を採取することが出来ていた。


だが、今回の依頼は、いつもの薬草採取の様に、入口辺りに生えているものでは無く、森の奥まで入らないと手に入らないというものだ…


森の奥底には、場所によっては、ベテランの冒険者すら一撃で殺す魔物が蔓延っていると聞いている…


しかも、今までは入口のみだから日帰りで帰ってこれたのだが、今回は何日か歩いて魔の森の 奥まで行く為、大変、危険である…


だが、しかし!!今の俺には残りのお金を全て使って買った魔の森の地図がある!!


残念ながら俺の財力で買えたのは薬草までの道のりまでの地図しか買えなかった。


しかし、この地図には、何と!魔草の群生地まで安全に行ける道順が書かれているのだ!!!


これさえあれば危険地帯を避けて薬草が生えている場所まで行ける!!!


はっはっは!!!これさえあれば魔の森も怖くは無い!!!


この地図さえあれば余裕で依頼をこなせるぜ!!


――――――――――――――――――――――――


そう思ってた時期が俺にもありました…


今俺は魔の森の奥深くで迷っています。元の道すら戻れなくなっています…


どうしてこうなった?!

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