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奴隷が欲しいので赤ん坊を育てた  作者: ・・・・
大魔法使い:マルイ
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決闘2

色々修正中・・・ましになってる?

今日、何だか英雄のマイルがいらっしゃいました・・・何だか、私がセシルを倒した事が気になったという事で、模擬戦をしたいと言ってきたので、闘う事になりました・・・・


私としても、セシルの時は、結局英雄クラスの本気を見れなかったので、渡りに船ですね♪


「・・・ねえ、一人で大丈夫なの?」


・・・・・?どういう事でしょうか?ああ・・・今回はお父様が居ないからという意味でしょうか・・・?


今回の大魔法使いマルイは大魔法使いという名の通り事で、恐らく魔法主体での闘いになると考えています。そうなると、魔法同士をぶつけあって闘う場面あると思います。そうなると、ぶつけあった時にどうしても余波が出てしまい、お父様自身の安全を確保が難しいと思い、今回は連れてきませんでした・・・


「ええ、大丈夫ですよ!!」


お父様が居なくても私は戦えます!!というより精霊さんと特訓してた時何て、お父様が居なかった位ですし・・・その時は、本当に寂しかったな・・・


「・・・・・・なあ、ちなみに結界を貼ってたのって、あんたか?」


「そうです!!」


ああ、やっぱりバレてましたか・・・悪意を持った人がこのフォーカの街に入らない様に、町全体に人の感情が解る結界を貼ってたのですが、その結界内に巨大な魔力を持つ人物が入るのを感知してたんです・・・


まあ、これだけ巨大な魔力を持つ実力者・・・・結界の存在を把握されたなあと思いましたが・・・明確な敵意の感情が無かったので、放置していました・・・


まあ、あれだけの魔力を持つ者、何者か気になってたのですが、それが、英雄クラスで大魔法使いと呼ばれている、マルイだったのは、納得しました・・・


「・・・何で街の中で闘わないんだ・・・?結界の無い街の外で闘うなんて・・・わざわざ張っていた結界を使わなくても、僕に勝てるってか?」


「・・・?何か勘違いされてます?」


えっと、あの結界って身体能力を上げたり、相手を弱体化する能力は付与していないんだけど・・・


「何を勘違いしているって?」


「あの結界は敵意を察知する結界ですから、それ以外の力は無いのですが・・・」


私がそう言うと、マイルは私を睨んできます・・・何で?


「・・・まあいい、もう少し聞いてもいいか?」


「?はいどうぞ?」


「お前、あの男・・・ムウの奴隷になったと自分自身で言ったという噂が流れているが、奴隷になったのは、お前の意思なのか?」


「はい!!」


何をそんな事を聞くんだろう・・そんなの当たり前じゃないですか!!


「・・・・そうか・・・ちなみに昔の記憶はあるか・・・」


「・・・・?お父様に会う前の記憶はあんまり覚えていませんけど・・・」


そう、お父様と出会って、それからの思い出の方が色濃く思い出すのですが、それ以前の記憶が余り覚えいません・・・・というより、生まれてほとんどすぐお父様に拾われたので、それ以前と言われてもほとんど記憶していなかったと思いますが・・・何だか、誰かに怯えられていたのと、周囲からすごい敵意にさらされてたのは覚えていますが・・・


「・・・・・・・・・・・・・そうか・・・・」


・・・?この人は何が言いたいのだろう・・・?


「・・・?それで闘うんですか?」


とりあえず、本来の目的を言ってみる・・・さっさと終わって、お父様の所に戻りたいし・・・


「ああ、お願いするよ・・・」


そう言うとマイルは杖を構えた・・・一応、街から数十キロ離れているから、ここで模擬戦をしてもお父様の所に余波はいかないはず・・・大丈夫なはずだ・・・


「一応聞いておくけど、さっき、ゴーレムに使ってた魔力は戻したみたいだけど・・・街の結界はそのままだよね・・・結界の維持に使ってる魔力は戻さなくていいのかい?」


・・・・その事もばれてますか・・・・だけど!!


「このままで大丈夫です!!」


万が一お父様の近くに敵が侵入したら困りますし!結界の解除はしません!!それに模擬戦ですし・・・自分がどの位の強さなのか確認できればいいです!!


「・・・・ふーん、後悔・・・・」


あっ、魔力が高まっている・・・


「しないでよね!!」


来る・・・そう思った瞬間目の前が爆発をした、私は精霊さんの模擬戦の様に衝撃吸収用に結界を貼った・・・この結界は、ただ単に固い結界だけでは無く、弾性力に力を入れている・・・これにより衝撃を分散させ、体裁きも使って衝撃を受け流し、ダメージを最小にするのだ・・・


「まだまだ!!」


今度は上から声が聞こえた・・・飛行魔法で空中に飛んでいるのであろう・・・魔力の高まりが見える・・・火炎玉・・・数十個・・・それなりに多い・・・だけど・・・


私は1つだけ火球を出して急いで防壁を張った・・・


次の瞬間数十個の火炎玉が来るが、全て受け止める、その瞬間、火球を一つマルイの所に、ぶつける・・・


「なっ!!?」


驚いた、声が聞こえながら、私は、マルイの火球を全て受けきった・・・


次の攻撃に備えようとしてマイルを見ると・・・先程私が放った火球が原因であろう・・・ボロボロになっていた・・・あそこの腕なんて、やけどがひどすぎて少し炭になってる・・・だからこそ、こう思ってしまう・・・何で回復しないんだろう?


「・・・馬鹿な・・・何でこんなに・・・」


「?回復しないんですか?」


魔法を使えるならその位の怪我直せるはず・・・そう言うと、マイルは私を睨み、呪文を唱え始めた・・・


うん、回復していってる・・・だけど何でこんなに回復するの遅いんだろう・・・それに、炭化した所は一向になっていないし・・・私はそう思って、マイルの近くに転移魔法を使い・・・


「なっ?」


何でそんなに驚くんだろう・・・転移魔法ってそんなにやっぱり、そんなに珍しいのかな?


そんな疑問を持ちながら、私は回復魔法を使った・・・うん!治った・・・って!うわ!火球が飛んできた!!


「貴様何をした!!」


もう何をして・・・・ってえっ?何で怒鳴ってるの?


「回復魔法だけど・・・・・?」


「回復だと・・・」


そう言うとマイルは自分の身体を見だした・・・傷1つ無くしたつもりだけど・・・


「貴様聖女か?」


?・・・聖女?


「聖女って何?」


いきなり解らない単語を言われた・・・何かどこかの書物で見たことがある様な・・・まあ、いっか、思い出さないという事は、大した内容じゃ無かった訳だろうし・・・


「・・・そうだな貴様が聖女のはずが無いか・・・忘れろ・・・」


そう言って黙ってしまった・・本当にさっきからどうしたんだろう?情緒不安定?


「さっきの攻撃私を殺そうとしたわけでは無いんだな?」


「?あの程度の攻撃なら防げるだろうし、攻撃受けても回復魔法で回復できるでしょう?」


そう、魔法使いは回復魔法を使える、だから、前セシルの時と闘った時とは違って少し殺傷能力が高い攻撃をしたのだから・・・


「・・・・・・・・・私の負けだ・・・・・・・・・・・」


「ええ、何で?!!」


何で英雄クラスの人達って力を隠すんでしょう?!!前の大剣のセシルって言う人も奥義使ってくれなかったし・・・これじゃあ、私の訓練にならないじゃない!!私が慌てて引き留める為の言葉を考えていると・・・


「・・・フウって言ったな・・・貴様どこで魔法を習った?」


といきなり、マルイが質問をして来た・・・


いや、そう言われましても精霊さんの事は内緒って言われているし・・・


「言えません!!」


「・・・・・・・そうか・・・・・・・」


それだけ言って黙ってしまった・・・ちょっと待って!!このままじゃ!帰っちゃう!!


「まだ、本気を出してないでしょう・・・1回でいいから見せて!!」


そうしないとここまで来た意味が無いんだってば!!英雄クラスの本気を見て、自分がどこまで通用するか確認する為にここまで付き合ってるんだから!!ここでセシルと同じ様に帰られると困るんだって!!!


私が必死になってそう言うと、マルイの雰囲気が変わった・・・


「・・・・・・・・解った、私の全力を見せよう・・・・」


そう言うと、マイルは魔力を高めだした・・・先程とは比べられ無い程の魔力を使い・・・それを利用して、魔法で作られた大きな球体を作り出していく・・・そこにあるのはたった一つの球体だが、その球体中には火、水、風、雷、闇、光、時・・・・・・・本当に様々属性が1つの球体の中に混ざっている・・・・これだけの属性を一つにまとめ、混ぜ合わせる何て・・・・


・・・私はその初めて見る魔法に目を奪われながらも、慌てた出した・・・この攻撃そのまま受けたらまずい・・・・こちらも全力で当たらないと・・・・・一瞬なら街の結界といてもいいかな?


私は屋敷とお父様の結界以外の街に掛けている結界をとくと迎撃準備にとりかかる・・・やる事は、目の前にいるマイルと同じことだ・・・全ての属性の魔法を合わせる・・・


「・・・・・・・・・・・・行くぞ・・・・」


そう言うと、マイルはでかい球体を放ってきた・・・大きさは10mを超えている・・・そして、私は、たった今作った、小さい球体を放った、小さいとはいえ大きさは20㎝位の大きさはある・・・ただ目の前の魔法に比べて、規模や大きさは全然負けているのは明白だ・・・


(だけど、魔法の維持を果たしている、中心部、コアを叩けば)


・・・私の球体はでかい球体に飲み込まれた・・・だが、その後、少しして、でかい球体は何も無かったかのように消滅した・・・・


(消せる)


私がマイルの魔法を消すと、魔力が無くなったのか、飛行魔法が消えて落ちて来た・・・・


・・・・少しは余力を残してほしい・・・そう思って、風魔法でマルイの身体の落下を防ぐ、ついでに街の結界も戻しておく・・・・うん、さっき結界を解いた時、誰も街に入っていない様だ・・・


・・・・・・・起きるまで待つのめんどいから、少し魔力を譲渡しっと・・・


「・・・うぅぅぅぅん・・・」


うん、覚醒した!!


「・・・・・・・・・・・・」


マイルは目を覚ますと辺りを見渡した後、私を見て来た・・・・


「・・・・・・・負けた・・・完敗だよ・・・」


マイルがそう言ってきた・・・だけど・・・


「マイルもすごかったね!あんな魔法先生すら使ったところ見たこと無かった!!」


そう、あんな魔法精霊さんとの魔法講座ですら教えてもらった事すらなかった!!全部の属性の魔力を組み合わせる何て!私でも思いつかなかった!!


「・・・・・・・・・・・何で僕を殺さない・・・・・・・・」


?殺す・・・?何を言っているんだろう?


「模擬戦だったんだよね?」


そう言うとマイルは凄い顔をした?何かおかしなこと言ったかなあ?


「・・・・・・・・・・・・・・・・・ふう、とにかく、僕の負けだ・・・このまま帰るつもりだが、お前はどうする?」


あっそれなら・・・


「・・・ちょっと相談があるんだけど・・・」


私は、マルイにある提案をした・・・

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