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奴隷が欲しいので赤ん坊を育てた  作者: ・・・・
夢を達成!奴隷を買う!
23/118

地獄絵図

色々変更・・・読みやすくなった?


長すぎたので、3分割にします

昨日、色々あって奴隷の他に豪邸まで買ってしまった。


余りにも立派な部屋に、かなり緊張してしまったが、何とか眠る事が出来た…


フウを奴隷にした日から、何だか色々な事があり過ぎて、休めなくなってる様な気がするんだが気の所為だよな…?


…そんな事を考えてながら起きていると…


「全然駄目です!!」


フウの声が外から聞こえた…いつも俺と一緒の時は、もの静かなフウが(昨日の交渉の時は別)あんなに声を張り上げる何て…


(何だ?フウの奴大声を出して…その前に、何でフウは外に居るんだ??)


俺は気になったので、慌てて着替えて外に出る。


そこで待っている景色が地獄になっているとは知らずに…


玄関から外に出ようとした俺だが、玄関から庭を見た瞬間…


玄関口で固まってしまった…


そこには、ファンを除いた奴隷達三人がいた…


だが、そこに居る3人の様子を見て、俺は地獄絵図を見ているのではと錯覚を起こした…


何故かって?


3人全員が死にかけていると言っても過言では無い位の惨状だったからだ…


ユウナは凄い顔をし、よだれを流しながら…涙と鼻水を流して倒れて…


エレナは女座りをしながら、肩で息をしていた。


ユウナよりは幾分ましであったが、いつ気を失っても可笑しくない状態に見えた…


ニーム何て、地面にキスをしている状態で倒れており、しかも体中が痙攣を起こしていた…


…そして、言わずもがな、全員がとんでもない汗の量を流していた…


(…何だこれは…何でこんな状況になっている…?)


俺がこの惨状を把握できないでいると…


フウがこの地獄の中に居る事に気かづいた…


しかも、周りと違って、疲れた様子もなく、涼しい顔で立っていた…


フウは、俺を見つけると、嬉しそうな顔を見せて、近づき話しかけて来た。


「あっお父様…起きたのですね、今すぐご飯の準備をします!」


そう言ってフウは家に入ろうとする…って待って待って!!


俺は急いでフウを引き留める!


「いやこれ何?どうしてこうなったの?俺が寝ている間に何が起きた!!??」


何があってこんなことになったの?まじで!!説明して!!


「えっ、訓練しただけですけど?」


「訓練していたの?だけど、それだけでこの惨状は…」


「余りにも弱かったので、私が、強化魔法を使って、実力以上の力を出させた為ですね…その所為で皆さんいつも以上に疲れたんだと思います」


…いや、疲れているってレベルじゃないと思うんだが、ユウナ何て、女の子がしてはいけない顔をしているぞ…


「それにしても、あんまり弱すぎたから、私の魔力で強化魔法を使って、私自身は強化魔法無し、魔法を使わないで、訓練したのに…ここまで弱いなんて…」


そう言って、フウは溜息をついた…


いや!!いや!!いや!!お前基準で強さを考えるなよ!!


お前、Sランクに勝ったんだろ?!


普通の冒険者でお前に勝てる奴何てほとんど居ないぞ!!


それに、この3人が弱かったら!!俺なんてどうすんだよ!!ゴブリンすら倒せていないんだぞ!!


心の中でそう突っ込むが…まだまだ、フウの愚痴は止まらない。


「実力以上の力を出されば、もしかしたら、眠っている才能とか目覚めるかもしれないと思ったのに…本当に!!駄目駄目ですね!!わざわざ、戦闘能力が高いと言った奴隷を買ってきたのに、一般市民と全然変わらないんですもの!!後でクレームを入れてこようかなあ?」


「いやいやいや、お前の基準で言うな!!」


俺はフウが喋るのを終えた瞬間に溜まらず俺は言葉にして突っ込んだ!


この3人の中にCランク、Dランクの冒険者も居たよな?!最後の1人もEクラスだし!!


全員、俺の元のクラスであるFランクより上だ!


俺自身の強さは精霊の村で特訓をしていたが余り変わっていない(´;ω;`)


もしこの3人が駄目だったら、俺なんて一般市民以下だぞ!!


「…これは想像以下だったなあ…(ぼそ)」


「どうした?」


何か言ったようだが、小声過ぎて全然聞こえなかったんだが…


それにしても、3人共…本当に酷い状態だよな…


「ううん、何でもない!!お父様!!今からすぐに、朝ご飯の準備するね!!」


そう言ってフウは家に入っていくのであった…


いや…えっ…この3人…そのまま置いて行くの?!


そんな事を考えつつも、俺は、フウに連れられて家の中に入っていくのであった…


そして、外に居る、奴隷3人を心配しながらも、俺は食事を終えた。


その後、フウは俺の食事が終わったのを見届けた後に外に出て行った。


ファンを連れて…


何をしに行ったのか解らないが、奴隷達の朝ご飯だけは準備していたので、さっきの訓練?で倒れている奴隷達3人に食事を与える…


…ちなみに、昨日街で歩き疲れた所為か、俺が起きたのは朝では無くもう既に日中帯になっていたのだ。


「歩き疲れたというより…夜の方だろ…」


そう、弱弱しく言うユウナ…


(………………)


別にいいだろう!今までこの日の為に頑張って来たんだから!夜のあれ位!!


(何かあったのかはフウの1日を見て下さい。18禁版なので、18歳以下は見ちゃ駄目です!)


「…夜のあれと昼間の訓練で死ねる…」


と言いながら、女性が見せちゃいけない顔をしながらも、何とか食事を取ろうとするユウナ…


それにしても、3人ともすごい惨状だな皆、何とか椅子に座っているが、すでにそれすらいっぱいいっぱいの様だ…


俺が起きるまで、ずっと、修行をしていたんだよな…疲れても仕方ないか…


3人共誰も手が動いていない。


下手をすると、スプーンを持っただけで、手が震えている状態だ…


しょうがなく、俺は皆の食器を持って全員に食事を与えていくのであった…

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