プロローグ
ここは剣と魔法がある世界
勇者、賢者、聖女、様々な強き能力を持った英雄と呼ばれる者が称えられる世界
その世界で向上心を持つ者は、英雄になる為に日々努力する。
ある者はギルドに入り、冒険者になって、高ランクを目指し英雄を目指す。
ある者は、膨大な量の強力な魔法を取得し、賢者になる為に勉強や研究をする。
しかし、殆どの人々は生まれもった才能という壁が立ちふさがり、才能が無い者が冒険者になっても、すぐに自身が才能が無いことを知り、冒険者を辞めてしまう。
そして、その才能が無いという事を認めたくない者は無謀な依頼を受けそのまま死んでしまう…
魔法の才すらも殆どの者は生まれ持った才能で決まってしまう。
それこそ、ほんの一握りの天才だけが魔法の深淵を垣間見れるかどうかといったところだ。
その為、殆どの凡人は生まれ持った生活圏内で普通の生き方をしていくのであった。
…そんな中、一人の少年が自らの欲望を叶えるために、自らを最弱で知りながら冒険者になることからこの物語は始まる。
それが、この世界の運命が大きく変わるとは知らずに…
「冒険者になったのは良いけど…宿屋の宿泊代高すぎるだろうがああ!!」
…初めに断っておくけどこの話、シリアス要素皆無だから!(一応、シリアス風味はあるかも)
リハビリがてら雰囲気づくりに書いてみた。
…うん、これじゃない感が強い