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枕の下に 希望の上に(3)

蓋の裏

亀と兎の話を

知らない人間は

少ないだろう

亀の心情を

嫌う人はいない

兎の行動を

嫌う人は多い

面倒な人間は

それを

上手く使えない



毎日 情報が飛び交う

今 現在進行形の形は

亀の心情を持った兎で

休んだ奴から

落ちていき

動けない奴から

消えていった

あの速さを

突き詰めれば流星

光のスピードを

僕等の頭は

超えられるのか




改造しなければ

生き残れない人間世界に

既にノック済み

後は

1センチの隙間が

もっと広がるのを

待っている

ロボットが出来るのを

待ってたって

AIが出来るのを

待ってたって

いつになるか

分からないなら

一番身近な物を使うのが

一番早い事かもしれない

この状態で

生きられるを

開発と発展のマーチで歩けば

そうなってしまう

この状態で

意思疎通出来るを

開発と発展のマーチで歩けば

そうなってしまう

一人を選ぶとは

そんな

動物じゃない者になるという事




昔居た仙人は

今居る

独りぼっちと同じ

世の中を卑下したり

世の中を変える事無く

見ているだけだ

一つだけ違うのは

昔居た仙人は

やり過ぎて飽きた人が

居たという事

今居る

独りぼっちは

やる前に諦めている

だからだろう

承認欲求の果てに

潰れている

承認欲求の外側に

座れないなら

独りになる意味も無いのだ


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― 新着の感想 ―
[一言] 亀みたいに辛抱強く歩けない。 かといって、兎みたいにダッシュもできない。 休み休み、ゆっくりと。 ときには桜の枝に擬態して、 身を守って生きてゆくしかない わたし。
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