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私はお前らが大嫌い   作者: ヒスイ
23/29

14.5話

~お願い~


この話は14話の後で読んでくださいな(笑)


闇の神視点



「ねぇねぇ闇の神~。」

「何だ?光の神。あと、仕事しろ。」


今日も死した魔族達の魂を転生させながら下界の観察をする。


そしたら同じように人間の魂を転生させていた光の神が此方にやってきた。



「僕、飽きちゃった。」

「魂の転生にか?お前しか出来ないのだからちゃんとしてやれ。彼らが死んだ原因を作ったのはお前だぞ。」

「そうそれ!」

「は?」

「だから~戦争に飽きたんだよぉ。」

「は?!」



今何て言った?

飽きた?

戦争に?




「だってさぁ~、魔王だけじゃなくて紫穂ちゃんまで強くなっちゃって、人間に勝ち目ないじゃん?

だからさ、明日全ての決着つけるって言ってたからさ。

明日勝った方が生き残って負けた方を滅ぼさない?」

「馬鹿かお前は!?」




柄にもなく大声を上げる。光の神も意外そうに驚いているがどうでもいい。



「何の為に先輩神々が我々にこの世界を任せてくれたと思ってるんだ!せっかく生み出した命を…

弄び滅ぼす為じゃないだろ!!」

「なっ何だよぉ急に…そんな怒らないでよ。」

「怒るに決まってるだろ!そもそも、この戦争が終わればどうするかも決まって居るだろ!」



そう戦争が終われば世界は………する。



それは俺達が戦争を始める前に決まった事。

いや、それより前からかも知れない。



「あっ、そっか!そうだったね!じゃあ準備しておかないとね。」

「思い出したか全く…。これから更に忙しくなるからな、魂の転生を急がせよう。」

「うん!」




昔決めた事を思い出した光の神は先よりも張り切りだし、準備をしだす。



「魔王…そして紫穂、頑張ってくれよ。」








明日全てが決まる。





何百年も続いた戦争、

その決着がいよいよ着く。








ーーーーー




この後心配しながら下界の様子を探る俺の邪魔をする、

光の神もといサボり魔の悲鳴が聞こえるまで……


あと数分である。





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