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夢現と泡沫の愛の詩

作者: 雨空 雪乃
掲載日:2025/12/03

夜、眠りにおちる。

夢、幻とは言えど。

今、思うのは誰か。


昼、起きて動いてはいる。

現、本当にそうなのかな。

今、思うのは本当の僕か。


まぁ、そんな事を思った所で。

遠い世界に行ったら、全ては。

ただ泡沫の夢として、消える。


夜、孤独にひとり震えて。

夢、見られずに日は昇る。

今、思うのは後悔と自責。


昼、否が応でも動けず。

現、手放すように伏す。

今、生きているのかな。


僕は……。


まぁ、そんな事を思った所で。

どの世界にいても、思うのだ。

ただ泡沫の夢の様に、消えて。


そうしてしまえば、楽なんだろうな。

そんな風に、思う時は確かにあって。

キミにあけられた穴は、そのままで。

変わらず僕の体に、残り続けている。


忘れた方が良いよ、だなんて。

そう出来たらどれ程楽なんだ。

忘れられないから、困るんだ。


なんてさ。

キミには分からないんだよ。


なんてさ。

そう思う僕でさえも泡沫なんだろうね。


僕はさ。

忘れられないからこそ、ここにいる。

忘れられたくないから、ここにいた。


僕はさ。

幸せそうなキミを見ていたかっただけなんだよ。

幸せそうなキミといるのが僕の幸せだったんだ。


なんてさ。なんてさ。なんてさ。

こうして空に飛ばしたって、さ。


キミにはもう届かない。分かってる。

僕の夢も現も、もうキミは知らない。


ただ、泡沫の愛に生きた…僕の事。

ただ、泡沫の夢を見せた…キミの。


キミの事を、僕はずっと。

ずっと忘れられないでいるからね。

少し時間を置いていて、記憶も少し曖昧な詩だけれど。

我ながら闇が深いな…などと思いつつ。

誰かの気持ちを読み解く様な、そんな詩だった気もしてきますね。

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