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短歌51
51 夕焼けに 色浅はかな色彩が とめどもなくと滲んできます
52 パソコンをただひたすらに叩く日々 希望がうっすら消えていくなり
53 そよ風を ほんのり浴びて今気づく 扇風機をば止めてなかった
54 渦潮の揺らめく波間にただ1つ 揺れ動かない決意がありき
55 エレキギター 仕事の真中に 聞こえるは 親がひたすら練習している
56 最近は音楽鑑賞できていない やる事あまりに多すぎるから
57 前方の視界がぼやけて霞ゆく 真夏の夜の蒸し暑い日に
58 学問をする喜びを噛み締める もっと前からやっていたらと
59 澄み渡る 水の流れに身を委ね 体温だんだん下がっていくなり
60 最近は 夜のビールを飲んでない 禁酒してるわけではないけど