6/186
短歌41
41 パステルで汚れた右手を洗えどもなかなか落ちない頑固な汚れ
42 絵を描けば気持ちが健やかなるならば毎日描けよ 言い訳しないで
43 夜中にて本に没入する俺は 明日の調子を考えてない
44 寝静まる真夜中の時間は静寂と思っているなら御門違い
45 扇風機回して親に怒られる言い分として体温が下がる
46 夏なれど 星乃珈琲にいる俺は 寒さのあまり上着を着ている
47 夜中でもギターを弾く決断をしてから無心で音を奏でる
48 ステーキを1キロくらい食べたいと思いながらも行動してない
49 クーラーの部屋から出られぬ俺の身は もはや意識で制御不能だ
50 友人にゲームしようと誘われる その分だけは勉強出来ない