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短歌  作者: 豊田直輝
57/357

2700

2700

長雨の中に閉じてる傘を見て無用な物と認識するなり

2701

悪天気 思い込んでた思い込み気がついたなら晴れが舞い込む

2702

首の凝り 首の痛みに変化してどうする事も出来なくなりたる

2703

冬の水 濡れたままの右手には荒れた跡が残っているなり

2704

質問の内容細かく吟味する 間違いあってはならないからな

2705

木陰にて涼む長閑な冬空に光が舞い込む日曜の午後

2706

山の上 登ってみるなら素晴らしい景色の一望見えてくるなり

2707

誘い水 誘ってみるなら憂鬱の時間となりて疲れ果ててる

2708

そろそろと約束時間は迫りたる 目覚ましかけて気にかけるなり

2709

夕刻の時が刻まれ暗転の夜の帷が降りてくるなり

2710

気に触る事でも言ったか考える 不要な言葉を吐き捨てたかも

2711

流水の流れに任せて身を委ね 午後の天気に気を配るなり

2712

これからの予定だとか先々の想いだとかは消えていくなり

2713

決断の鈍る時には勇気にて奮い立つのが大事なりけり

2714

断崖を登るごとくの山道は気が遠くなる想いがよぎりて

2715

刻々と時間の時が刻まれる 思い残した事はあるのか

2716

木漏れ日の差し込む朝は爽やかで空気の冷たさ身に染みるなり

2717

初日の出 迎える時の待望はかけがえのない時となるなり

2718

迎えゆく困難の事 ややこしくどれから手をつけ対応しようか

2719

春の日が待ち遠しいなど考える 冬が始まるばかりの時にて

2720

電車にて窓の景色が移りゆく 虚ろいの日々霞んでいくかな

2721

行手には高い困難聳えてる どう超えていく 模索するなり

2722

自転車の漕いでるスピード上がりては筋力消費が高まっていく

2723

汚染した空気の中を歩みては澱みの渦に飲まれていくなり

2724

カーテンを閉めて外気を遮断する 冬の寒さが身にこたえていく

2725

飛行機の雲をどこまで追いかけて辿りゆくなら空の果てまで

2726

換気扇 回しているかな思いては勘違いでの思い込みなり

2727

悩む事あるから考え纏まらず 解決するなら晴れゆくのみなり

2728

ラーメンをすすりながらでふと思う コンビニなのに味が良いなと

2729

世の中の不思議な道理に身を包み 出口の見えない世の中を知る

2730

ため息をつけばつくほど重くなる 身体にいいとは誰が言ったか

2731

終業の時間がやがて追いついて疲れ果てたる今日一日を

2732

人の絵にケチをつける事なんて大層な事は今だに俺はしないな

2733

夕方の空の暗さが身を包む 荒れ果てたる様荒野の世界か

2734

乱獲の収穫ならば良しとする たまには良い事あってもいいじゃん

2735

突き進む 心があるなら迷いなく進めていくこと決断するなり

2736

午後の昼 雨の雫がぱらついて傘を持たない事を後悔

2737

夕刻の真中にありて時計みる 時計が壊れていること知らずに

2738

店にある雑誌を手に取りパラパラとめくり始めて止まることなく

2739

メモ用紙 埋めていくなら雑念を消せるのかなと頭をよぎる

2740

午後一に約束ありて駅にへと向かいゆくうち帰りたくなる

2741

小説の内容忘れて収穫が無へとなりゆく思い出すかな

2742

テレビから騒音などが鳴り響く うるさ過ぎると部屋を変えゆく

2743

龍宮の乙姫ならば宝箱持っているのか俺にもくれよな

2744

フライパン 焼きそば作る行程で本日3度目同じ焼きそば

2745

カーテンを閉める過程で隙間風 漏れているのは冷気の空間

2746

終幕の帳が降りて舞台裏 配役変わり内容変わりて

2747

シュトレーン かなりの甘さがあるけれどケーキのような味だと感じる

2748

雷鳴の鳴る夜どこからともなくも光りの瞬き目に入り込む

2749

暗号の資産であるなら安心と思いでいるならお門違いか

2750

夕方の冷めたる大気の温度にて気持ちも冷めてく趣となる

2751

お弁当 食べるならばと思い切りレンジに入れて温めるなり

2752

寒空に薄っすら輝く満月は光輪帯びて目に入りゆく

2753

週末に終幕迎えるのであれば最後の時は何をしようか

2754

本の山 積み重なりて崩れてく 今では電子の図書が多いが

2755

上昇の常勝運なら完璧で迎えくるもの準備するなり

2756

職場にていろんな想いはあるけれど全て前向き処理していきたい

2757

奇跡とは自然の現象なのかもと思い立ったがどうなんだろう

2758

来月は小さな旅行となりそうで今から少し楽しみになる

2759

大幅のジャンプとなれば助走つけ舞い上がるのは無我となりけり

2760

婉曲の表現どこかまどろこし 皮肉が特に入っているなら

2761

人様の描いた絵画を眺めては学べるものを吸収するなり

2762

月明かり世に照らすのは垢抜けた華やかさとは裏腹なのか

2763

無限なる 自然の恵みに惚れ込んで没入するなら大我の境地か

2764

年末に備えて食糧買い込むはカップラーメンばかりとなれり

2765

手に豆ができるほどにて懸垂をやりこんだのは大和魂

2766

夕飯を買い込む為に外に出る 外気の冷たさ身に染みるなり

2767

食パンが焦げる程に焼いたのは己の甘さと油断が重なる

2768

ハシゴにて電球交換しようかと思う矢先に転げ落ちてく

2769

PayPayでチャージする為コンビニに向かう時には忘れ物なく

2770

水測り プロテインの中に混ぜていく 筋肉の事ばかり思いて

2771

賽の目が気になる程に夢をみる どこまで経っても消え失せぬもの

2772

不思議にも夢の中では車椅子座りながらで移動していた

2773

来月は新幹線で大阪に行くのが楽しくなりそうである

2774

天才という人達は漏れなくも努力の天才であると言える

2775

時は満ち 暗闇中から月が出る 暗黒世界の妙狂となる

2776

鳩時計 何年経っても止まらない 不思議な程に長生きなんだな

2777

フライパン 焦げた卵に彩りを添えてくれるは何の具材か

2778

瞬く間 料理の品が揃いては夕飯の時間になっていくなり

2779

音楽の究極道とは何なのか 演奏するより曲作りかな

2780

冬なのに摂取の水がたくさんで不必要にも液体吸収

2781

窓の外 鴉が隈無く鳴いている 叔父が鴉に襲われたなあ

2782

デッサンの勉強必死に取り組んで絵画の向上はかっていくなり

2783

来月は神戸で展覧する為に在廊として行かねばならぬ

2784

描いた絵を見るたび何度も至らなさ感じているのは儚さとなる

2785

世の中で還暦過ぎて絵を始め上手くなってく人もいるなあ

2786

創作と捜索違いを考える 違いが多すぎ似て似ぬものなり

2787

憂鬱な時を過ごして刻々と時間が過ぎるの待っているなり

2788

大敵の事ばかりをば思うのは精神衛生良くないと知る

2789

腹が減るタイミングでのコンビニは夕飯のため買い漁るなり

2790

最近に買ったドラクエクリアをし売れば高値で買取された

2791

あれほどに高値で売れたの驚いて遊んだ対価は1000円なりと

2792

宅配がなかなか来なくて苛立つは貴重な商品頼んだからなり

2793

土下座して謝るならば許すよと言われた方はどんな気持ちか

2794

炬燵にて短歌を作る喜びは何にも代えない事となりけり

2795

初日の出 迎える朝が近づいて新年の朝は何を願おう

2796

滔々と映画を学び 未来には役に立つと言い聞かせるなり

2797

フランス語 学んだ時期はあるけれど難し過ぎて手に負えぬなり

2798

世の中の道理に適えば上手くいく 上手くいかぬは至らないから

2799

満天の星空見れば嫌な事消し飛ぶ程に自然の豊かさ


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