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短歌  作者: 豊田直輝
52/186

2200

2200

明日から頑張るように誓い立て実行するなら菩薩の証か

2201

我が涙流れ落つなら幻か はたまたあるいは人生結実

2202

宿命のゴングを背負い歩むなら道の端々耽溺となる

2203

夕闇の暮れてく空を見上げれば果てもないよな空蝉の空

2204

無理もなし そのような事してるなら当然である 言い切るごとし

2205

緩みたる気持ちの整理がつかなくて儚き人生想いを馳せる

2206

澱みなく水辺の際に見えるのはひとひら雫 煌めきの中

2207

揺り戻す横道それた線路にて正しさ極まる道となりけり

2208

釈然としない気持ちは誰のせい よくよく見れば己のせいか

2209

運命の枝分かれ道立ち止まりどちらへ進むか迷う真夜中

2210

焦りとは己の至らぬ箇所であり挫折をしそうな元となるなり

2211

揺らめきの最中に見える名前とは思い出せない記憶となりて

2212

率直に遺憾な気持ちを述べるなら納得するのか曖昧だけど

2213

滔々と意見をお互い出す中でぶつかり合うのは必然なのか

2214

颯爽と切り抜き勝るは隙間風 人の合間をすり抜けていく

2215

燦然と輝きわたるは栄光の証となりて崩れ落ちてく

2216

頭には光輪ありてふと気づく俺は一体いつに死んだか

2217

聳り立つ絶望感に浸りては希望の星も見つける事なく

2218

昨夜見た悪夢の如き死神は俺の首さえ狙っているのか

2219

夕方の暗さが俺に合っている闇の世界の住人なれば

2220

責任のなすりつけ合い見苦しく見ているだけで吐き気がするな

2221

いつかまた再会の日があるのならその時までに磨いておくから

2222

看板の文字が褪せて見えずらい 雨の降りたる証となれば

2223

雨が降り夜空の色の黒ささえ見上げる事なく帰路に赴く

2224

降雪の街の真中に積もりたる輝くような白の世界へ

2225

白銀の見渡す限りの世界なら飛んでいくとも今からさえね

2226

雪道の足取り重く長靴が雪の最中に見え隠れする

2227

約束の場所であるなら雪道を辿っていくよ 滑る事なく

2228

栄養を偏る事なく接種してより良い身体の造りを目指す

2229

ブランドのこだわりあるから品定めしているのなら置いてくからと

2230

この世には不思議な道理があるもので真理を掴むの容易あらざり

2231

逆転の人生ならば賭けてやる 後半戦で気合いを入れてく

2232

甘さには甘さで対抗していくと無闇な対応通用するのか

2233

日暮れ時 風呂を洗いてお湯入れる 変わりの見えない行方の様に

2234

幻滅とした時世の中真っ暗で先が見えぬともがいていくかな

2235

紫陽花の模様の様に気を取られ道に転がる虫を踏みたり

2236

楽観の人生観を持つならば陽気な事が待ち受けている

2237

春雪の淡い白さに見惚れては粉雪であれと比較はしない

2238

昨夜見た白い素肌の女性には旦那がいたり そそくさ歩く

2239

無惨なる現実の前に立ち会って解決策を模索するなり

2240

誤解だと5回言うなら許すのか 許さないねと言われるのかも

2241

瑠璃光の玉座に起きたる宝石は展示されてて近づけないな

2242

雨霰 降り重なるは玉石の混合となり澱みたるなり

2243

雪祭り 仰ぎ見るなら華やかな光景となり散らついていく

2244

覗き見の死角の影からこんにちは 闇の使者からこぼれ落ちてく

2245

流れゆく季節の変わり目麗しく目前の華輝き渡り

2246

煌々と色に染めたる紫陽花は雨に降られて湿り気帯びたる

2247

夜間にて帰路の通りの道標 でん酔の今分からなくなる

2248

雪道の辿りはどこか厳かで傾斜がありき登りが辛い

2249

紫陽花は水紅色の成れの果て 見れば見るほど味わい深き

2250

道迷い 行方知らずの己とは無惨な姿に変わり果てたり

2251

春雪の境目ならば季節感感じられるか夜の帷に

2252

魅力ある人になりたい思うけど理想像さえ描く事なく

2253

頭には念だらけである己だと自覚するなら救いはあるか

2254

漫画にて人生哲理を見出すと意気込む事は悪ではないけど

2255

帰り道 積み重なれば雪の跡 ゆっくり足を踏み出して行く

2256

静寂な境地となれば純粋な人となれるかどうか分からん

2257

孔明の静かな境地は学びたい 深い人格滲み出ている

2258

寒空の深い朝にも彩りが映えわたるのは妙味がありて

2259

輪郭の崩れる様は網模様 バームクーヘン齧り付きたる

2260

電車にて水を飲めども溢したる不幸の様は俺の生き様

2261

薄明かり電灯微かに点滅す 電気の通わぬ暗闇の夜

2262

街灯に微かな想いを描きたる 画家の卵は絵にて表す

2263

鈍感な人格見えては隠したる卑怯者の行方は何処

2264

顔面が蒼白なりて内伏せる 具合の悪さは天下一品

2265

耳にしたレイクタウンの道すがらあまりの広さに驚き隠せず

2266

酒を飲み頭はフラフラするけれど閃くアイデアたちまち消えゆく

2267

電車にて色んな事を考える 宇宙の先はどうなっている

2268

真っ先に言葉を放つは隣人の叫びとなりて響き渡らむ

2269

雪の色 白の中にも微かにて灰色混じり濁りたるなり

2270

運命の時間となるなら準備をばしなければとは誰が教える

2271

言霊は広がり大きく雄大で地平線まで届くのだろうか

2272

吉川のナマズは名物聞いたけど食べた事なく美味しいのかな

2273

濁流の最中に一理の石粒が音を立てては流れゆくなり

2274

マフラーの効用今更聞くけれど買わない俺に必要あるのか

2275

吹き抜ける風は冷たく沈澱し水の中へと混入していく

2276

迷宮の中に入れば出る事が出来ない程に入り組んでいる

2277

人生の岐路に立ちて考える 俺とは何で生まれて来たのか

2278

汽笛鳴り 出発準備は完了し後は時間が解決するなり

2279

春霞 泡色模様の術ならば凝視の視線は目が眩みゆく

2280

ゆっくりと時が再び動き出す 不空空の空であるのか

2281

品定め している時の高揚は何とも言えぬ穏やかな時

2282

五月雨の飛沫を浴びて傘を出す 穴の開きたるボロ傘である

2283

異臭にて鼻をつまめど変わらない 場所を変えては如何なものか

2284

流星の雨と空との調和には不純物などあるのだろうか

2285

動き出す時の真中にふと思う 睡眠時間はどれほどなのか

2286

今はただゆくりなく程己のをば極めるのみで精進していく

2287

朽ち果てる流星群の幻があたかも真に見えてるかのよう

2288

呼吸さえ出来ない程の苦痛では祈る事しかできないものか

2289

金曜の予定を立てて忘れては自分の愚かを再確認する

2290

二枚舌上手く使えば世の中の波をかき分け進めるものか

2291

洗濯の量が明らか増えている 冬であるから致し方ない

2292

今月の収入思わず期待する 1番収入多い月だな

2293

夕飯を食べて速攻寝る準備 朝3時にてジムに行く為

2294

雨雲がみるみる内に晴れていく 澱んだ景色の変わる様にて

2295

肩の肉 痛みがそれなりあるようだ またもや逆境巡ってくるのか

2296

道路にて横断歩道の旗振りが子供と一緒に俺を渡らす

2297

冷静に考えるほど肩の肉 痛みを感じる 闘志は消さぬ

2298

午後になり眠気が起こる時間だと思えど仮眠は避けていくなり

2299

逆境の時こそやる気を燃やしてく 大和魂発露の瞬間


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