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短歌  作者: 豊田直輝
47/186

1700

1700

こんにちの 努力は一体何処へと向かっていくのかわからない日々

1701

向かい行く 風が響いて渡る中 音のしない 方角頼りに

1702

去り行くは見ず知らずとも言える人 当てが外れて消えてゆくのか

1703

勇気とは己の中の感情を激しく燃やして糧にしていく

1704

首が凝る 筋トレ不足であるからか かなり筋トレしたと思うよ

1705

細石雨 仄かに湿る地面には跳ね飛ぶような水飛沫なり

1706

強風の中でひたすら立ちすくむ 目標見えずに飽和状態

1707

緊張の中に身を置く日々ありき 身体がきしんで感情高まる

1708

映画館 行ってみたいと思うけど寝てしまうのが目に見えている

1709

以前見た映画館での映画では肩が凝っては爆睡したな

1710

マスクして筋肉鍛える日々である マスクなければ良いと思うよ

1711

臨終の最中によぎる絶望はいつまで経っても消える事なし

1712

人間は誰もがいつかは死んでいく 当たり前で疑えない事

1713

夕飯は昨日と同じ牛丼か 変化が見られぬ変わらない夜

1714

水鳥の水面羽ばたく瞬間にカメラのスイッチ押し忘れるなり

1715

晩秋の夕陽がどこか目に染みる 昨日のあった事などよぎる

1716

計算機 滅多に使う事ないと思っていたら必要になる

1717

日が暮れた 夜にうごめく魔物らは暗闇の中荒らしてまわる

1718

面談の行う日には緊張が伴ってるのは俺だけなのか

1719

これまでの行い僅かに反省す 気を取り直して明日へと生きゆく

1720

珍しい曲を流して一点に集中していく 今日は終わりか

1721

身が朽ちて枯れ果てていく水分が抜け落ちている夜の始まり

1722

森林の中に潜むる生き物は自然の掟に従いゆくなり

1723

月夜にはウサギが現るのであれば餅つくうすの準備が必要

1724

評判の通りの人であるのなら希望は持てない 明日に賭けてく

1725

カラカラの喉が渇いた時に飲む 水分補給は命の恵みか

1726

修行だと何でも当てはめ考える 嫌なことがあったとしてもさ

1727

サッカーの試合が始まる前からさ 日本が負けるよなんて言う人

1728

湿り気のある空気が振動し 空を見上げて傘の準備を

1729

刻々と時間は過ぎゆく 無駄なことしているのなら辞めるべきだと

1730

後少し時間が来るなら英会話始まる時間 楽しんでいく

1731

夕方のチャイムが鳴りて公園の子供達らが帰りゆくなり

1732

手が焼ける人であるならこれもまた修行であると自分に聞かせる

1733

今月もそろそろ終わりに近づいた 来月になると冬の始まり

1734

大学の日々を思い返すならつまらないことやっていたなあ

1735

孤独だと思える時は大切な時間であると今なら思える

1736

芸術は孤独な時間の積み重ね 孤独が無ければ作品甘い

1737

文学を数々読破したけれど哲学書にも手をつけていく

1738

無理強いをされて恐縮するのなら開き直って堂々とする

1739

この前のレッスン思い返しては不備を新たに改善していく

1740

やがてまた舞い降り来るのは霜雪か 香りもしない無機質なもの

1741

花の根は地面に深く刺さりゆき栄養補給に余念がないかな

1742

壁工事 かなりうるさく思うけど これも我慢だもう直ぐ終わる

1743

金曜日 ランニングすると決めている 10キロメートル走れるものか

1744

花が咲き 葉っぱが枯れ落ち闇にへとぶら下がるのは必然なのか

1745

いつかまた日本に生まれくるのなら戦争のない穏やかな時

1746

会社にて電話が鳴る事無くなった 時代の流れで変わりゆくなり

1747

これからは新時代への幕開けだ どんな未来が待っているのか

1748

コツコツと貯金のわずかに貯めている 来年こそはパリに出向くぞ

1749

日が変わる 夜中の0時 もはやまた新たな時が刻まれるのか

1750

まずはただ己の出来る範囲から変えていこうと思い新たに

1751

働かぬ社員の事を話されてどうにもできぬ俺の境遇

1752

音楽が只々鳴りゆき響いてく 隣の家まで聞こえているのか

1753

今はただやる気を出して走るだけ どこまで走るか考えながら

1754

錆びつくは己の脳の細胞で活性するのも脳の細胞

1755

油断なく進めていくなら光あれ 光明あれば勇気が出てくる

1756

牛丼を食べすぎたのか腹痛い 中庸の徳忘れた瞬間

1757

ズキズキと頭痛がするのをこらえては楽しい事を思い浮かべる

1758

それではと今日も終わりの挨拶を遂げた後にて帰路に着くなり

1759

1日を無駄にするのは凡人で大事にするなら賢者であるなり

1760

本を読み途中であると思うけどやらなきゃならない事があったな

1761

水模様 僅かに波紋が広がりて飽和していく 空の彼方に

1762

草枕 難解極まる本である そんな本らが俺の好物

1763

丹念に古典を読むなら叡智らが天から舞い降り福徳与えゆる

1764

仕事中 姿勢が悪くて肩が凝る 一応筋トレしてるんだけど

1765

咳が出る もはやコロナであるかなと疑う余地など全く無くてさ

1766

台所 包丁の音が鳴り響き 着々夕飯準備が出来てる

1767

真っ黒な夜の世界を垣間見て後戻りせぬ寒気がよぎりて

1768

なんかまた何気ないよな1日が終わりを告げてく 明日はどうする

1769

バックにてパソコン詰めて会社へと出向いて行くよ 今日の始まり

1770

冷蔵庫 至る所にプロテインある事気づく 筋肉の為

1771

これはまた一本取られた 俺の負け 明日は必ず勝ってやるよと

1772

サッカーの熱狂的な夜迎え歓喜極まる結果となりて

1773

これからの予定をいくらか考える 楽しいひととき そんな予感が

1774

ゆくりなく朝日の下で散歩道 犬を連れてる親父を発見

1775

カーテンの先にあるのはいかなるか 未知なる物へと飽くなき探求

1776

夕方は光と闇の中間地 どちらに転ぶか 全ては任せる

1777

臨海地 魚が取れゆく街店の人がまばらに減っていくなり

1778

焦るなと自分に自分で言い聞かす 全ての責任 己にあるな

1779

やがてまた新たな日々を迎えゆく どんな日なのか運次第なり

1780

クシャミする 激しい轟音伴いて やって来るのは水飛沫なり

1781

これでまた仕事が終わる 空き時間 たくさん本を読んでいきたい

1782

終幕の帳は降りた閉幕だ 新たに見たけりゃ明日来なさい

1783

水際に魚が泳ぐ瞬間をカメラに収める かなりの収穫

1784

不満をば沢山言うのは良くないな 気持ちは分かるよ だけど良くない

1785

自転車を漕いでカロリー消費する 日々が鍛錬 身体を鍛える

1786

緊張を迎える夜の英会話 さてさて今日はどんなになるのか

1787

英会話 自分の映像録画する 後で見返し改善させてく

1788

ゆっくりと時間の流れがすれゆきて交差するのは人の群れ中

1789

貯金をば少しずつでもしてくなら僅かな希望が見え隠れする

1790

これでもう終わりなんだな それならば明日の準備をしようじゃないか

1791

少しでも明日の負担を減らしてく それがわずかな向上の道

1792

濡れゆくは傘をささない俺の身で レインコートも持ってなくてさ

1793

雨の中ひたすら走り駆けるのは 途方に暮れる俺の姿か

1794

わずかにて結果が出ない もどかしい そんな日々を繰り返してく

1795

そろそろに終わりにしようか意味のない事であるなと思い返して

1796

夕方の暮れなずむ中 トボトボと歩いていくのは希望が見えない

1797

海の音 聞こえて来るのは砂浜の僅かな囁き 風と混じりて

1798

遠くにて見えているのは大船のわずかな姿 やがて消えゆく

1799

地平線 仰いでみるなら光明の差し迫る中 雄大である


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