短歌701
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行先に聳える素晴らし摩天楼翳りが見えて沈んでいくかな
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そもそもの始まり一体なんだっけ行手を阻む事柄数々
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揺ぎない気持ちの高まり感じては強く激しい志となる
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朝夕の変わりゆくよな風感は心地よい程風が吹くなり
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親切な思いやりこそ尊けれ 利他主義による学びの賜物
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宇宙さえ 無ければどんなに良かったか そう思うのなら世も末である
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振動の激しい貧乏ゆすりにて 障害の度合い測りゆくかな
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朝御飯きちんと食べろというけれど そういうあなたは太っているじゃん
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パソコンのマウスさばきに身が入る 思うようには動かないけど
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炎天の最中に歩む道ならば何を頼りにすがっていこう
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吹き抜ける大地を霞む秋風は颯爽として過ぎ去っていく
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大黒天 金運まさにくれるのはきまぐれじゃない 確実ご利益
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音響の端々に聴こえる雑音は無為と成り果て散っていくかな
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寒空の寒波に飲まれていくならばふんどし一丁立ち向うかな
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街灯の明かりが微かに点滅をしている暗闇の中の灯火なれば
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掃除機の音のが徐々に大きくて耳に触るよ 静かにしてくれ
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これまでも幾度あったか逆境は 再び我の前にふさがる
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深々と降り注ぐのは雪の精 白銀世界が世に舞い降りて
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紅葉は満ちた枝から滑り落ち 地面に落ちて踏まれていくなり
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なるほどね 世の道理とは見えないな だからこそにて探っていくなり
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風船は子供の手から離れては 自由に空をかけ巡るなり
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太陽のありがたさこそ尊けれ 何も言わずに照らしてくれるよ
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これからは親孝行をしてこうと思うけれども苛立つばかり
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そういえば昨日の話を思い出し 不満が再度高まってくなり
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このような事は二度とないようにしなければとさ 思うけれども
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嘘つきは泥棒始まりいうのなら俺はいつから泥棒になる
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この世にはえも言われぬよな不思議事 あるなと思える不思議三昧
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三味線の奏でる音は高揚し耳の奥まで突き抜けてくかな
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隣接のとなりの家がうるさいと 一体何度思った事か
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漫画をば 見る楽しみは薄れてき そのかわりにて本が楽しい
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友人の行動あまりに目に余り 思わず右手で目を覆うとなる
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鼻息の粗さが聴こえる冬の夜 白く蒸気が立ち昇るかな
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水の音は静かに細々流れ落ちやがて川へと合流するかな
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満月の夜にうごめく獣達 狼男はどこに行ったか
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明かりさえ無ければ暗黒闇世界 生きる事さえ難しくなる
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夕日にてチャイムが高く鳴り響く 子供達らは家に帰りて
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封筒の切れ端ビリビリ破りゆく 思わず中身の手紙も破る
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これまでも後悔した事あるけれど今回程に悩みはしないな
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時計さえ 無ければ無限の時の中 生きれるのにと恨みが募るよ
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目玉焼き 大好物で白飯と合わせていくなり 今日の夕飯
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肉ばかり食べているなと言われると 反論したいが反論出来ない
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ガチャピンの中身は一体誰なのか おそらく知らない人だと思うよ
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歌を詠む 心の境地は如何程に 分からないから教えて欲しいよ
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新月の光に思わず誘われて外にいでては夜のお散歩
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君の名は 何だったけってと思うけど 名前何?とはなかなか聞けない
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新しい人が会社に入社する 趣味が俺と似ているようだ
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これまでは不毛な日々を送ったと自負しているから改めなければ
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恵まれた環境の中で生きるのは幸せなのか 俺は困窮
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腹が減り 只々飯に食らいつく 夕飯のみを食べているから
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味噌汁の具がたくさんに含まれる 具を食べた後に白飯入れるよ
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鰻飯 大好物であるけれど なかなか食卓の上に並ばん
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月明かり ほのぼの照らす光線がなんとも綺麗で見惚れてしまうな
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海の音は飛沫と共に駆け上がり地上の果てまで奏でていくかな
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傷ついた心を放っておいたなら たちまち失望感に襲われ
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夕明り 意識しながら見る人は一体何人いるのだろうか
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コンビニで買ったお菓子の袋あけ 500カロリー摂取するなり
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冷蔵庫 何かあるかな期待して開けて見るならばたちまち失望
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無駄な事 ひたすらやってる日々ならば どこか空虚な気持ちが占めるよ
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海外でマウストラップ設置する 次の日見るとマウスが死んでる
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プールにて泳いでいたのはいつの日か 忘れる程に記憶が消えてく
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足音の高まる音が心音に響き渡りて思わず止まりぬ
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公園のブランコ揺れているけれど 誰もいないな何故揺れている
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ビール瓶 既に昔の物となる 以前は10円貰えたけれど
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壁がけの絵画が徐々に色褪せる 時代の流れ 世の移り行き
765
携帯を充電しようと思いきや 忘れてしまった後の祭りか
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猫柳 空から舞い降つ風により 身を揺らすなり先の端々
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偶然の産物となる遺産らは 重要無形文化財となる
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信号が赤であるのに暴走の車が走りて危うくぶつかる
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マスクして道を歩いて行くけれど これはいつまで続くものなの
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息切れの無酸素運動する中で 身体を鍛える 鍛える喜び
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作曲を只々ひたすら行いて 生産性を高めていくかな
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運動をこれまでになく行うは目標あるから 今日も前進
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白壁の白に色を染めていく 俺色に染まれ 俺色に染まれ
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iPad もはや映画の為にあり しばらく映画館には行かなく
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朝暮らけ 悠々歩く道中は 誰もいないな 真ん中を歩く
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パソコンの明かりがあまりに眩しくて困るとするなら仕事はどうする
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これまでも色んな事があったけど迫害だけは経験してない
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死刑だと宣告された人達は一体どんな心境なのかな
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体脂肪落とす為に努力する 努力が実のらぬ 悲しい現実
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睡眠を減らしたいと思うけど欲が強くてなかなか出来ない
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鳩時計 幼い頃からある為に 夜中に鳴っても何も気づかぬ
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瞬間の浮かぶ閃き身を委ね 行動するなら度胸も試され
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句作とは 頭を絞る訓練と思える程に絞り切るかな
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ここまでと諦めるのは簡単で 簡単な事をやる人多いな
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新雪の落ち行く様を見ていては思わず空へと視線を移して
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想像の世界にばかり入り組んで 現実世界に意識を置かない
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創作をしていく事はひたすらに己に向き合い悶絶の日々
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奏でたるギターの不協和音さえ 練習すれば上達していく
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毎日は目標尽くめの日々であり ひたすら目標完遂の歩み
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学生の時代は何も考えず 無為な日々を過ごしていたなあ
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会社には微妙な人間関係がある為油断はしていられない
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そうなのか ひとり感慨耽っては 悟りのような思いが浮かんだ
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いつまでもテレビばかりを見てるなら生産性は生まれて来ないよ
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陽の光 あまりに強く眩しくて その明るさこそ学びたいもの
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駆け足の人生航路であるならばどこかで躓く恐れもあるね
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趣味としてピアノを始める 全くの初心者だから入念にする
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夜になり布団にもぐり考えない 考えない事 それも考えず
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冷やかな麦茶を飲んで 新たなる心の境地を迎えていくなり
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これからは勇猛精神猛りいで前進あるのみ 失敗恐れず
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澄み渡る雪の砕ける音がして 思わず後ろを振り向いていく




