3/272
短歌17
17 馴染みゆく 草の色は艶やかに 視界が奪わる激しい世界
18 夕飯を待ちきれなくて 待っている それだけなのに怒られるとは
19 虹色のギターがあるなら出してくれ そんな嘘は見え透いてるから
20 寒空に 瞬く星がまた1つ そして2つと数えきれない
21 シドニーは 揺れる天の川壮大な景色と言わず 何と言えるか
22 カーテンを 閉めるの惜しくて夜空見る 昼の炎天想像出来ず
23 病院の診察時間は終わりです その絶望は何に例える
24 澄み渡る 虹の架け橋揺らめいて 心に染み入る新緑の橋