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ゲームに転生ではなくゲームから転生!?
これって転生っていうのか分かりませんが…
能力引き継いだまま、現代風世界に来ちゃった主人公。
中盤位の一部抜粋なんで、全然設定生かされてませんが…
自分の部屋から出るのに、そこまで気を使わなくていいんじゃないか?
と言う位に静かに静かにソーッと玄関を開け、廊下に出ると鍵を閉める。
ふーッと一息、気合を入れて
会社に行くか!と玄関扉から目線を進行方向に向ける。
……
ちょうど部屋から出てきた隣人と目が合う。
気にしないそぶりで素通りを決め込み通り過ぎようとした瞬間に腕を掴まれた。
マジマジと失礼なくらいに顔をガン見され、気まずくて目をそらす。
「おい!お前…なんでその部屋から出てきた?
ちょっと来い!
どう言うことが説明してもらうか?」
まずい。非常にまずい。
誰にも会わないように、わざわざ時間をずらして出社しようと思ってたのに。
ここの人たちのスケジュールも大体把握していたし、今日は午後からのミーティング以外予定がないはず。なんでこんな午前中の早い時間から起きてるの?
日々の疲れを癒すためにも、ゴロゴロ部屋で過ごせばいいものを。なぜこいつは部屋の外にいるの。
「急いでいるので、離してもらっていいですか?」
「どういうことか説明したら離してやる」
困ったな…社長との面会の約束もあるし契約上の約束事もある。
言えないことが多いし、会社に早く行きたいのに離してはくれないこの男。
「社長の許可がないと話せないですね」
それは半分は事実。
「今からその社長のとこに行くんだろ?」
……
「行くんだよな!?」
「そうです…」
「じゃ、俺も行くからそこで説明してもらおうか」
そう来たか…。
「君、用事があって出てきたんだろう?私にかまってる暇があるの?
話はまた今度にして自分の用事を済ませたらどうかな?」
ぼろが出る前に諦めてはくれないだろうか。
こんな感じですが興味あります??
ちまちま書き進めたいので少しでも興味がありましたらお付き合いくださいませ。