『ルーズ、そのフロイトと葬祭』・・・『詩の群れ』から
『ルーズ、そのフロイトと葬祭』・・・『詩の群れ』から
㈠
お前は、俺と同じ様に、ルーズなんだろうだ、だろうだ。
だろう、ルーズなことは、しかし、人を安心させるからね。
そうか、だとしたら、ルーズに先見性を持ちたいものだよ。
だろ、ルーズこそが、世界を支配するんだよ。
㈡
しかし、フロイトは、黙ってはいまい、え?
成程な、無意識か、無意識までルーズなら、意識はどうなるだろう。
そうだろう、混迷を行くだろうな。
だろうだ、混迷の先、フロイトは、葬祭へと狂いだすんだよな。
㈢
つまりは、ルーズ、そのフロイトと葬祭ってことで、あと数回で、死の群れ終わります。
何だって、こんなところで、白状するんだ、しかし、それもあり、だろうだ。