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今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

幻想漫才

作者:木持河類
 ようこそ、ここは、冒険者が集う酒場だ。
 様々な地から、様々な冒険者が、旅と冒険を求めて放浪し、一時の休息を求めて立ち寄る場所。
 彼らの冒険譚は、吟遊詩人たちによって歌われ、旅の者によって語られ、各地へ広まっている。
 その輝かしい、そして激しくも楽しい、美しくも悲しい物語に子供たちは憧れ、冒険者を目指す。
 そうやって、夢を実現してしまった者たちが、旅から旅へと各地を流離い、また一つ、冒険譚を作り上げていく。

 そんな彼らの話を最もよく知るのが、こういった酒場の人間である。
 酒場の主は、冒険者たちに酒を振舞い、一夜の宿をも提供する。時に、貧乏な冒険者からは、一夜の宿と食事の代金替わりに、彼らの貴重な体験談を語ってもらうこともある。
 そんな酒場の主は、何十年も面白い話を聞き続けてきて、やがて自ら「語り部」となって、冒険譚を語り聞かせる役目を担う者も出てくるほど。
 冒険者向けの情報にも詳しく、彼らから情報を聞かれることも多々あるため、ついでの話のネタにも事欠かない。話術も酒場の技術である。

 そして今日も、酒場は満員御礼。
 さて、今日はどの話を聞いてみようか――丁度、カウンターで二人の冒険者が何やら話している。
 最近、この町の近くの迷宮に入り浸っている二人だ。
 そこそこ腕も立つようで、迷宮に数日入っては、出てくると二・三日ここで英気を養い、また迷宮へ潜る――といったサイクルを繰り返している。ただ、組んでいるようでもなく、以前臨時でパーティを組んでから意気投合した様子だ。
 どうやらこの二人は、あちこちで色々な冒険をしてきたようで、色々な魔物怪物にも詳しいようだ。
 さて――今日はどんな話をしているかな?


※ネタが降りてきたときだけの不定期更新です。
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