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#18 「毒」の魔導士

 そういえば、このカターリア王国の王都エウリアルの横の宇宙港の街には、知られている15人の魔導士達が全て集められている。

 研究用という名目で、私の知らない4人の魔導士もここにいるということだ。

 だが、そんな4人の魔導士に、まだ会ったことがない。

「水」、「風」、「木」そして未知の「毒」属性の魔導士があと1人づついるはずだが、この3か月の間、会ったことはなかった。


 が、ひょんなことで、その1人に出会う。

 それは、ショッピングモールで買い物をしようと出かけた時のことだ。

 ベンチに座って、うなだれている人物を見かけた。

 姿格好は、どう見てもこっちの星の人間が着ている、少しゴワゴワした服。

 最初は特に気にしていなかったが、私が横を通り過ぎようとすると、突然この娘は叫び出す。


「ち、違う!私、そんなのじゃない……」


 何事かとその娘を見るが、よく見るとこいつ、寝ている。なんだ、今のは寝言か。

 だが、気になった私は、そいつに声をかける。


「おい!何が違うんじゃ!」


 するとその娘、突然目を覚ます。私の方をじーっと見る。


「はっ!あれっ!?ここはどこ!?」


 どうやらまだ寝ぼけているらしい。周りをしばらくきょろきょろと見ている。


「ここはショッピングモールじゃ。そなた、こんなところで何をしておったのじゃ?」

「あ、ああ、そうだ。暇だからショッピングモールに来て座ってたら、いつのまにか寝ちゃって……」


 頭をかきながら言い訳をする娘。


「そなた、変な寝言を言うておったぞ。違うとか、そんなんじゃないとか。いきなり叫ぶから何事かと思って、つい声をかけてしまったのじゃ」

「あ、あはは、そ、そんなこと言っちゃったの、私」

「なんか変な夢でも見とったんか?」

「いやね、戦場で私のことを皆が『毒』魔導士なんていうものだから、つい……でも夢だったんだ、あれ……」


 と言ったところで、突然その娘はハッとする。そして、涙を浮かべながら私に言う。


「あ……いや、今の言葉忘れて!お願い!私、魔導士じゃないから!」


 なんだこいつ。この流れでは、自分は魔導士だと言っているようなものじゃないか。


「心配するな。私も魔導士じゃ。別に隠さなくてもいいぞ」

「へ?魔導士?あなたが?」


 じーっと私を見つめるこの娘、突然何かを思い出したようで叫ぶ。


「あー!ほんとだ!この間、テレビで見た『火』の魔導士、シェリルだ!」


 あまりにでかい声で叫ぶものだから、周りが振り向く。


「こらっ!でかい声で言うでない!魔導士だと言うことは隠しとらんまでも、あまり目立ちたくはないんじゃ!」

「あわわわ!ご、ごめんなさい!」


 また泣き顔に変わるこの娘。どうやらこいつ「毒」の魔導士と言われていた娘だな。

 かつてヴィレンツェ王国で、謎の魔導士とされた人物。毒気を出し、多くの兵を窒息死させた、伝説の魔導士だ。

 そんな伝説の魔導士と、実にありふれた場所で出くわしてしまった。だが、せっかく出会った伝説の魔導士だ。いろいろと聞いてみたいことがある。


「こんなところで話すのもなんじゃ。場所を移すぞ」

「あ、はい、でもどこに?」

「2階のカフェにでも行くか」

「ああ、あのカフェのケーキ、とっても美味しいの!行こう行こう!」


 今度は笑顔になった。喜怒哀楽の激しいやつのようだ。

 そのカフェに行き、注文をして席に座る。こやつは紅茶とチーズケーキ、私はコーヒーにショートケーキを頼む。ちなみにここのショートケーキは、実に美味い。


「そういえば、名前を聞いとらんかったな。なんというんじゃ、毒の魔導士よ」

「あんまり毒、毒って言わないでよ~!私、ポエルって言います。スーテラ王国の唯一の魔導士だったんだけど、こちらの船に引き渡されて、今はこの街で一人暮らしをしてるの」

「そうか……世話人とうまくいかなかったのか?」

「へ?世話人?」

「駆逐艦では、魔導士を世話してくれる者はおらんかったのか?」

「いたよ、駆逐艦2850号艦では2人の女性士官の方が、私を含め4人の魔導士のあれこれを教えてくれたの。この街での生活もね、別の女性士官がサポートしてくれてるのよ。おかげで大抵のことは、一人でできるようになったけどさ」

「なんじゃと!?うちの艦の世話人は男ばっかりじゃったぞ!女性士官はせいぜい風呂の使い方を教えてくれるだけだったんじゃが!」

「いや、そういうのはちょっとまずいだろうって、こっちの艦長はその世話役に女性士官だけを当ててたの」


 なんじゃ、この扱いの違いは?うちは男ばかりが割り振られたおかげで、どの魔導士も世話人がそのまま旦那になってしまった。


「てことは、ほかの3人も皆、独り身なのか?」

「ええ、そうよ」

「ここでは、この星の出身者は独り身では住めぬと聞いたが?」

「そうなんだけど、さすがに魔導士を外の街に戻すのはいろいろ問題があるだろうということで、特別に許可がおりたの」


 なんだ、そういう道もあったのか。まあ、いまさらセシリオと別れようとは思わぬが、夫婦でなくては住めないというわけでもなかったのか。


「ところで、毒の魔導士よ」

「も~っ!毒、毒ってうるさいわよ!それ、間違ってるんだから!」

「はぁ?そうなのか?じゃがそなたが毒気を操り、多数の兵を窒息させたというぞ」

「そうだけど!でも私、別に毒が吐けるわけじゃないのよ!単に毒気を操っていただけなのよ!」

「どういうことじゃ?毒気を操れるなら、やはり毒の魔導士ではないか!?」

「毒気は、私が作り出したものじゃなくて、火山の火口や温泉から噴き出してくるものなのよ!それをたぐりよせて、ヴィレンツェ王国の兵めがけて流しただけなのよ!」


 そういえば、スーテラ王国という国は、周りを多くの火山に囲まれている。温泉も多く、その近くでは所々「毒気」と呼ばれる何かが腐ったような臭い気体が吹き出している場所があるという。

 それを大量に吸うと、窒息して死んでしまうそうだ。つまり、このポエルという魔導士は、単にその毒気を利用しただけの魔導士ということのようだ。


「つまりそなたは、我々でいう『風』の魔導士なのか?」

「そうだよ。『風』の使い魔よ。毒気を操ることができる風の魔導士。だから毒の魔導士じゃないって言ってるのに、うちの王国が勝手にそういう名前で周りに広げるものだから……」

「まあ、得体の知れない魔導士がいると思われた方が、他国は攻め難くはなるだろうからな。小国にとっては、そうやって他国の侵攻を諦めさせようと必死だったのじゃろう」

「そんなの知らないわよ~!おかげで今でも『毒』の使い魔って言われちゃうのよ~!勘弁してよぉ~!」


 まあ、毒などまだ可愛いものではないか。私は悪魔とまで言われたのだ。おまけに地球(アース)001から来た研究者からは「ダークエナジーの使い魔」とまで言われてしまった。これではまるで、私はこの地上に存在する唯一の悪魔のようだ。


「それにしてもここのチーズケーキ、おいし~い!私大好き!」


 落ち込んだかと思えば、チーズケーキを食べて再び笑顔に戻る毒の魔導士。


「でも、いいのかなぁ……私ね、今までたくさんの人を殺してきたのよ。そんな魔導士が、こんなところでのんびり生きてて申し訳ないなぁって、時々思うのよ」

「そういえばそなた、どうやって生計を立てているんだ?」

「うん、独り身の魔導士にはね、生活保護が出てるの。だから、何もしなくても、こうやって暮らしてはいけるんだけどね……それが、余計に辛くてさ……」

「そうか」


 にこやかな顔をしているが、魔導士である以上、相応の苦労はしてきたのだろう。繋がれて、戦場に駆り出される不自由で凄惨な生活が一変して、いきなり自由な世界に放り込まれた。

 だが、どうやら生き甲斐というか、自身の存在意義を見つけ出せぬようだ。だから昼間から、こんなところで寝ていられるのだろう。


「私も、似たようなものじゃぞ。私とて過去に何百、いや、おそらく何千と殺しておるだろうが、自分の意志で殺したわけではない。仕方なかったんじゃよ。忘れよと言うのは無理だが、いつまでも気にしていてはせっかく得られた自由が無駄になってしまう。前を向いて生きる他、なかろう」

「そうよね。前を向かなきゃ、ダメだよね。でも、どうやって?」

「ど、どうと言われても……」


 私は少し考えた。そういえば私には、こやつと違って前向きに生きられる何かがある。能力?あの火の魔導が新たな可能性を示したことが、私の人生を前に向かせているのか?

 いや、そんな能力を持たずとも、私の知る他の11人の魔導士達も、それぞれが前に向かって生きている。ナタリーやマリスカの変わりようは、彼女らの能力によるものではない。そのとき、一つの考えが頭に浮かぶ。


「その応えになるかどうか分からぬが、そなたになくて、私にあるものが一つあるぞ」

「何?火の魔導のこと?」

「違う。もっと大事なものじゃ」

「な、何よそれ?火の魔導よりも、ずっとすごいものなの!?」

「そうじゃ。それは……」

「そ、それは……?」


 私の顔をジーッと見つめ、息を飲むポエル。


「共に歩む、伴侶がおることじゃ」

「えっ!?それってつまり……旦那さんがいるってこと!?」

「そうじゃ」


 意外な応えに、ぽかんとした顔で見つめるポエル。だが、急に立ち上がり、こう叫ぶ。


「なんでさ!なんで男と暮らすことが、前向きな生き方につながるのよ!」


 急に怒り出した毒の魔導士。


「なんじゃ、変なことを言ったか?」

「男なんて、女をただ子供を産む道具くらいにしか思ってないわよ!そんなのと一緒に暮らすことのどこに、希望なんて持てるのよ!」


 やはり、以前の我々と同じ、男不信があるようじゃな。艦内の世話人が女だったことが、むしろ彼女の男不信をそのまま残してしまったようだ。

 魔導士である以上、結婚の自由などあろうはずもない。好きでもない男と交わる運命を受けざるを得なかった。この魔導士も当然、そういう現実を突きつけられてきたのであろう。だから自由になった今、反動として男を拒絶することに向かったようだ。

 だからといって、いつまでも1人はまずい気がする。特にこいつは、さっきのようにすることもなく、ただぼーっと過ごす日々を送っているようじゃ。そういう生き方は、絶対に良くはないだろう。


「おい、毒の魔導士!」

「だから!毒じゃないって!」

「なんでもよかろう。お前、働く気はないか?」

「は?」

「お金には困っとらんようだが、生き甲斐がないようだからな。ただぼーっと過ごすくらいなら、何かした方がいいぞ。その気になれば、私が司令部に口利きしてやろう」

「えっ!?いや、でも……」

「そなたも魔導士の頃は、小屋かどこかに封じ込められて、そこで戦さ以外の時はただじーっと暮らしておったのだろう?せっかく自由になったのに何もせぬでは、その時の生活と何もわからぬではないか。我が夫も言うておった。働かざるもの食うべからず、じゃ。私だって、主婦というものをしつつも、司令部にて研究に付き合っておる。こう見えても私は、忙しいんじゃぞ」

「で、でも私、今まで何にもしたことないんだよ?ただ手枷と首輪をつけられて、戦さの時に外に出されただけの生活してたから……」

「私だってそうだ、同じようなもんじゃったぞ。だけど、今はこうして1人で買い物もできるようになり、夫のため研究のために動いておる。そなたとて、とりあえずショッピングモールで買い物できるくらいにはなったんじゃろう」

「ええ、まあ……」

「それに、風の使い魔なら、何かできることがあるかも知れん。一か八かじゃ、その能力が使える何かいい仕事がないか、聞いてみようぞ」

「うん……分かった。そうよね、こんなところでじっとしてても、しょうがないものね」

「ついでに、人生の伴侶もそこで見つけるんじゃ」

「ええーっ!?それはさすがに無理!」

「無理かどうかは、やってみんとわからんじゃろ。こんなところでひとりでくすぶっておるより、よほどいい人生が待っておると思うぞ」

「そんなこと言われたってねぇ……男なんて……」


 ともかく、働くことには同意してくれた。翌日に司令部の前で待ち合わせることにして、別れた。


「ええーっ!?そんな約束取り付けちゃったの!?」

「そうじゃ。魔導士として、見放すわけにはいかぬ」

「そうだけどさ……でもまあ、常駐する駆逐艦が増えてきて、司令部が人手不足なのは違いないんだ。風の魔導が役にたつかどうかは知らないけど」

「そうか、ならばなんとかなるじゃろう。なんとしても、あやつに前向きな人生を歩んでもらわねばならないからな」

「なあ、シェリルってさ」

「なんじゃ」

「なんていうか、おせっかいだよね」

「悪いか!?」

「いや、そういうところが好きなんだけどね」

「なっ!?」

 顔が赤くなった私をみて、頭を撫でてくる我が夫。まったく、こやつは普段無愛想なくせに、突然どきっとすることを言うから、いつも意表を突かれてしまう。


 そして、その翌日。

 司令部の前に、その毒の魔導士のポエルが現れた。私は早速、セシリオに教えてもらった司令部の就職斡旋をしているところへと向かう。


「うーん、そうだなぁ、今募集しているのは、こんな仕事かなぁ」


 といって、司令部の就職担当者が、今募集をかけている職業の見せてくれた。

 荷物の運搬、運転手、パイロット候補、秘書……などがあるが、ポエルができそうなものは荷物の運搬程度か?


「ところで、毒の魔導士と聞いているけど、どんなことができるんですか?」

「いや、あの、風の魔導士といって下さい!ええと、そうですねぇ……例えば、あのショッピングモールの向こうにある宮殿の、そのまたさらに先に見えるあの丘の、あのあたりの空気をここまで持ってくることができます」

「ええーっ!?あ、あんな遠くの空気を!?」

「そうですよ。毒気が湧き出る場所の近くに軍勢が来てくれるわけがないですからね。私はあちこちにある、遠く離れた火口や温泉のそばから湧き出る毒気を集め、それを目の前の敵の軍勢にぶつけていたんです。だから『毒』の魔導士だと言われてるんですよ」


 なんとまあ、役にたつような立たないような、凄い能力を聞かされた。こやつ、そんなに離れた場所の空気を運べるのか?

 いやまて、こういうのは、風の魔導士とは言わないだろう。風を起こすのではなく、空気を塊として運ぶことができる魔導士か。

 エルケは風の魔導士だ。だが、エルケの魔導は前線の兵士を吹き飛ばすほどの爆風を巻き起こす、まさに「風」を起こす魔導士だ。てっきりこいつも、そうやって毒気を動かしているのものと思っていたが、どちらかと言うと水の塊を作って飛ばす、水の魔導士に近い。

 うーん、「風の魔導士」の呼び名は撤回だ。しかし、他に適切な呼び名がない。やはりこいつは「毒の魔導士」と呼んだ方が良さそうだ。

 ところが、その能力を聞いたその就職担当、何かを思いついたようで、早速電話をかけていた。


「ポエルさん、いい仕事がありますよ。うってつけの」

「えっ!?本当ですか!?」

「まさにあちこちから『空気』を集める仕事があるんですよ。しかし、それがなかなか難儀な作業で……その能力なら、何箇所もの空気をいっぺんに集めることができる。まさにうってつけの能力だ。今からまさにそれを試してみたいと言われたんですが、どうです?」

「ええーっ!?そんな仕事があるんですか!?やります!やらせてもらいます!」


 そんなけったいな能力が使える仕事があるのか?その就職担当に連れて行かれて、意気揚々と別の場所に向かう毒の魔導士ポエル。

 さて、彼女と別れた後に、私は射撃場に向かう。そこで私はまたあの研究者に付き合って、3発ほど火の魔導をぶっ放してきた。

 空腹が襲う。そこで食堂で昼食を済ませ、再び3発撃つ。まったく、何発撃てば、私の力の謎とやらは解明できるのじゃ?


「う~、腹減ったぞ……」

「お疲れ様。このままショッピングモールで何か食べて帰ろうか」

「そうじゃな、とてもじゃないが、部屋に帰って食事を作っていたら、とても待ちきれぬ」


 ふらふらと帰ろうとすると、ポエルがいた。

 ポエルのやつも、ふらふらになりながら歩いていた。


「おう、毒の魔導士」

「ふぇ~ん、毒の魔導士じゃないよぉ~!なによ、火の魔導士!何か用!?」

「そういえば、どうじゃったかと思うてな、初仕事は」

「なんかね、哨戒機に乗って、あちこちの山のてっぺんや崖から、空気を集めるんだ。で、その空気を分析するとね、そこからその場所に眠る資源が割り出せるんだって。今まではドローンてのを使って集めてたようだけど、遅いしたくさん飛ばせないから、時間がかかって大変だったみたい。でも私なら、ささっと集められるって、もうみんな大喜び!あまりにおだてるものだから、調子に乗って力使いすぎちゃってさ、もうお腹が空いて……」

「そうじゃろうな。私もこれから夕食じゃ。一緒に参るか?」

「いえね、一緒に仕事した技術武官のディーノ中尉がね、ご飯おごってくれるっていうから、今ここで待ってるの。あの人、私の力見てさ、凄い凄いって褒めてくれるんだよ!初めてだよ、私のことをあそこまで褒めてくれた人。だから、今日はその人と一緒に食べることにするわ」


 なんだ、案外うまくやっているじゃないか。ここに連れてきてよかったな。ヴィレンツェ王国では謎の存在とされていた「毒」の使い魔が、ここでようやく、新しい生き方を見つけたようだ。

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