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絶対内緒のオタク生活!  作者: 鈴木 ゆずも
9/10

あゆみ

はいはーい。

今度はあゆみへーん!

この前学校であゆの話が見てみたいって言われたので

書きました!

それだけです。

他にもなんかあったら言ってもらいたいなーって思ってるけど、

かなみだけは無理だから!

それだけ覚えといて!

私は鈴原あゆみ。

そう、最近変なことに気が付いたの。

みんなも気づいてるでしょ?

そ。みはが変なの。

いつもは学校一番乗りーって感じなのに

遅刻ギリギリだし。

忘れものだらけなのに慌ててないし

宿題やってないし!

昨日のみはったらおかしすぎだよ・・・。

みはだよ?

私だったら毎日宿題なんかやってないし、学校もゆっくり来てるし、

忘れものだらけだもん。

慌てはするけどさ。

かなはいつも通り。

私の話もかなの話もろくに聞いてない様子。

みはにしてはおかしいな~

だってさ、何事も真剣にってみはのスローガンだよ?

(知らないけどイメージでってこと)

そのみはが聞いてないなんておかしいって。

そりゃあかなは気づいてないけどさー

おかしいのはほんとだし。

みはがちょっとしたことでどーにかなる性格なのは私らが知ってるんだし。

私らが助けてあげなきゃ!


かなの家まで訪問した私は、かなを呼んで、

みはの家に突撃した!

(違う違うそんなたいしたことじゃないって。インターホン押しただけ。)


ピーンポーン


ガチャリ、とドアが開く音がして、目の前にはみはがいた。

いや、いなきゃおかしいんだけど。

ちゃんといたんだ。

目の前に。

ガチャリ、ともう一度音がしたかと思うといつの間にか・・・

ん?

えええええええええええええええええええええええええええええええええ!

なんで?

なぜ閉めた?

閉める必要ないだろうがあああああああああああああ!

ガチャリ。

あ、開いた。


「なん・・・で・・・?」


みはが不思議そうに聞いた。

もちろん、昨日のみはが変だったからなんだけど。

そんなことは言葉にせずに、そばにいた。

みはがそれを願っていると思ったから。

それが一番うれしいんじゃないかと思ったから。

今まで一緒にいたんだから、みはのことは、

私とかなが一番よくわかってる。

だから、安心して。

一人で悩まないでって。

みはは、突然泣き出したけど、何にも反応しないでそばにいた。

しばらくそうしていると、()()は落ち着いて泣き止んだ。

そして、3人で学校に向かった。

学校につくと()()はいきたいところがある、と言って私たちのそばを離れた。

私としては、みはが立ち直ってくれてうれしかった。

これで、しばらくの間は、

昨日みたいな()()にはならないと思う。

なんかここ、あゆみっぽくないなーてことがあったらコメントよろしくね!

ふあーねむい。

朝なのにーー!

授業中寝ちゃうかな?

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