憂鬱な学校、憂鬱な一日
朝が来た。
いつも通りなはずなのに。
あのことが頭から離れない。
何か、理由があったの?
なんで、どうして?
学校、行きたくない。
こんな風に感じたの、初めてだ。
いつも。
あゆとかなに会うのが楽しみで、
早く学校行きたいって感じるのに。
あゆにも、かなにも、るみたんにも。
合わせる顔がない。
会いたくない。
なんで、なんでこうなった?
おかしい。あの日から。
あの日からおかしくなっていく。
変わっていく。
「お母さん。頭痛い。」
そんなこと言ったって無駄なのはわかってる。
小学校を休んだことないのは。
お母さんが休ませてくれなかったからなんだ。
ただの、1度も。
「熱ないんだから、学校行きなさい。」
もう、わかってた。
何をしたって学校に行かなきゃならないのは。
でも、反論した。
なんで?わかんない。
自分でも何が何だかわかんない。
こんなごちゃごちゃした気持ちで学校行っても、
意味なんかないんじゃない?
そんな、気がした。
でも、学校には行く。
心配かけたくないから。
行かなくちゃならない。
憂鬱な道。
こんなにゆっくり歩いたの、初めて。
早く、あゆたちに会いたくて。
いつもはや歩きのこの道。
ゆっくりだけど、ぼーっとしてる。
なにも、考えてない。
学校に、ついた。
嬉しくない。
遅刻ギリギリ。
これも、初めて。
今日は、なんか初めてだらけ。
思ったんだ。
今までなんで。あんなにいい子だったんだろう。
私は今、悪い子になっている。
あゆが、私にあいさつする。
「おはよ」って。
私も「おはよ」って返した。
いつもなら「おはよう」っていうのに。
いつもみたいにあゆが宿題見せてって。
言ってきた。でも、みせれない。
私も、やってない。
どうしよう、とか。
そういう感情は、なかった。
もう、どうでもいいかなって。
いろいろ考えるのがめんどくさくなって。
きづけばるみたんのことばっかかんがえて。
他のことは上の空。
挨拶も適当で。
適当にあゆとかなの話を聞いて。
適当に授業受けて。
何もかも適当で。
適当に一日過ごした。
帰ってからも宿題なんかほったらかしで。
机の前でボーっとしてた。
なんで、るみたんとかかわっちゃったんだろう、
とか、今日、あゆたちに相談しなかったんだろう、とか。
もう、考えることいっぱいで、
何していいかわかんなくて。
明日も、学校行きたくないな、とか考えて。
そのまま、今日が終わった。
リアルな友達から続きが読みたいってコメントいっぱいもらったので
この物語を更新しました。
また、続き読みたい!だとか、
この子に主人公やってほしい!だとか
リクエストあったらコメントしてね~
これからも頑張って投稿します!