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絶対内緒のオタク生活!  作者: 鈴木 ゆずも
10/10

部屋に・・・

あゆとかな?

な、なんで私の部屋にあゆとかなが?

あ、やばい。

出しっぱなしだ。

何もかも。もしかして・・・。

見てる・・・よね。


あゆとかなは私の部屋のクローゼットから色々出してた。

は?

なんでそこにあるの知ってるの?


「あっ!みはちゃん帰ってきたよ!」


かなは言った。

私、いろいろしまっておいたはずなんだけど。


「みは、もしかしてこれが好きなの?」


あゆが言った。

私はもう耐えきれなくなってきちゃって叫んだ。


「あーもー!

 そうそう、そうだよ!変でしょ?中学二年生にもなってこんなの!

 ひいちゃうよね。いいよもう。友達、とかどうでも・・・。」


私が言うと、私が言うとあゆは私の頬を叩いた。

思いっきり、ぱちーんってこの部屋に響くぐらい。

痛いんだけど。


「あんたさ、勘違いもほどほどにしてよ。

 私らが引いてるとか思ってんの?

 そんなわけないでしょう?みはは隠してるつもりでも私もう知ってたし。」


あゆがそこまで言うと、かなが口を挟んだ。


「え!こうなってるのもうあゆちゃんしってたの?すごーい!」


あ、かなは知らなかったのね。

そりゃそっか。

ま、天然なかなは置いといて。

あゆはかなに「うるさいよー」と言ってから続きを話した。


「だから私はこう言いたいの!

 どんなみはだって、「みは」は「みは」なんだから。

 あんたは上野みはる!そうでしょう?

 こんなので友達止めるなんてばかみたい!そう思わないの?」


そうだ。

私は大事なことを見失ってたんだ。

もしばれたら友達がいなくなるかもとか、

優等生の立場が、とか。

そんなことばっか考えてたから。

じゃあかなはあゆは、私と友達でいてくれるんだ。

オタクでも、優等生でも。

そっか。そうか。そうだったのか。

私が心配しすぎただけ。

なにもかもが、溶けてなくなった。

そんな感覚が私を襲う。


私は、上野みはる。

そうだ。

私は、私!

今度は見失わないようにしよう。

自分自身を、友達を。

終わったよ~

今まで読んでくれたみんなありがとう!

いっぱいコメントもらって応援してもらいました!

終わり方が変だった~とかあったらまたコメントお願いします~

訂正するので。

それではお楽しみに!

(は?何を?)

(そんなの内緒だってば!)

「ほんとおまえらうるさいな。」

((ごめんなさーい))

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