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絶対内緒のオタク生活!  作者: 鈴木 ゆずも
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ばれないように

はじめまして。

ゆずもです。

実は私小学6年で、初めての小説投稿です。

楽しんで読んでいただければ嬉しいです!

 

「みはちゃん!こっちこっち!」


 かなが私・上野みはるを呼ぶ。

 隣にはあゆがいる。

 私は、小学六年。

 勉強が得意なただの女の子!

 なんだけど・・・

 いんや今はあのことは黙っておこう。

 のちのち教えるからっ

 そうそう、

 かなってのは私の友達かなみ。

 あゆは同じく友達のあゆみ。

 私はみはる。

 2人には「みは」って呼ばれてるの。


「ね、みは。宿題見せて!お願い!」


 言われて、私は思った。

 噓でしょ・・・

 またぁ?

 あゆってばいっつも見せてもらってるもん。

 学習しないよね・・・

 決めた!

 今日は絶対みせないもん!

 そう心に決めた私は言った。


「今日はダメだよ。テスト前だもん。

 今日のは、自分でやらないと!」


 実際そうだもんね!

 正論だし納得納得!

 と、思ったんだけど・・・


「みはちゃん。気持ちはわかるけどさ。でもあゆちゃんも頑張ってるし

 見せてあげてもいいんじゃない?ダメならあたしのを見せてあげてもいいんだよ?」


 かなが言った。

 もぉ、かなぁー!

 ダメだ。

 やっぱりかなは甘すぎる。

 でも、これじゃあゆのためにならない。

 だから、甘えさせちゃダメだ。

 自分でやらせなきゃ。


「ダメダメ。かなも見せないでよ。こんなのできないと困るのはあゆだよ?」


 私の言葉にあゆはむくれてたけど気にせず、かなのほうを見た。

 かなは困った顔をしていたけど、ため息をついて言った。


「んも。分かった分かった。反発してごめんみはちゃん。

 ってことでごめんあゆちゃん。頑張れ!」


 かながあきらめたことで、

 あゆもあきらめて、自分の力で宿題の問題を解き始めた。


 しかし、早くもわからない問題になったのか、

 あゆが頭をかかえて悩んでいた。

 しょうがないなぁ。

 私はあゆのとなりに立って仁王立ちした。

 あゆは何が何だかわからないようすで、

 頭にはてなマークが浮かんでいた。

 あゆは全く気が付かない中、かなは気が付いて


「あ、そういうことか。みはちゃん優しい!」


 といった。

 そんなことを言われても気が付かないの!?

 私はあゆに言った。


「私、教えてもらっちゃダメなんて言ってないけど。」


 私があゆに言うと、あゆはぱあ!っと笑顔になった。

 これ、けっこうかわいいんだよね・・・

 に、憎めない~!


「みはぁ~!ありがとぉ~」


 わわわ、て、天使スマイルだぁ~

 って、私の心情は2人にはぜ~ったい内緒。

 あ!

 これ読んでる子、引いた?

 い、今ので読むのやめないでね!

 頼むからぁ。

 ・・・ってのはさておき。

 今のでばれたと思うけど、

 実は私、女の子のアイドルとか、アニメのキャラが好きなの。

 あゆ、笑うとかわいいんだ!


「みは?どうした?」


 あゆに言われて気が付いた。

 はっ!

 し、しまった!

 妄想してた!

 ばれないようにごまかさないと!


「う、ううん。なんでもないよ?」


 私が言うと、怪しんでかなが言った


「そぉ~?」


わ!

ちょー怪しまれてるじゃん!

何とかしないと!


「うん。あゆに教えるときどうするとわかりやすいかなーって。」


ゆ、優等生だと思われてるからこういっておけば、大丈夫!

・・・だと思う。



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