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あらすじ

陽統耶みなみとうやは少し裕福な家に生まれた活発な性格の少年だった。勉強も運動も周りの子と比べればよくできる方で、両親に褒めてもらいたくて一生懸命に取り組んでいた。弟とも仲が良く、順調な人生を歩んでいた。しかし、だんだん成績は伸び悩みはじめ両親の期待に応えられなくなり、冷たい目で見られるようになってしまった。就職失敗により、完全に邪魔者、厄介者のようにあつかわていると感じた統耶は、部屋に引きこもるか、外で一日ぶらぶら過ごすようになった。


 そんなある日、懐かしい夢を見た。それまではあまり思い出す事もなかったが、毎日のように見ていた夢を。その中に必ず出てきた少年の名前を統耶はなかなか思い出せないでいた。


 危険な事件に巻き込まれたことを皮切りに、夢か現実かよくわからないところで戦う事になった統耶。そんな統耶を助けてくれた人達がいた。仲間として一緒に戦う事になった統耶だが、相手を攻撃する事をどうしても躊躇ってしまう。そんな統耶に仲間は、自分も仲間も救いたければ殺すしかないと言い聞かせた。その言葉の本質を統耶は後に知ることになる。

 

 何故襲われるのか。誰もわからなかった理由を、統耶達は自分達が見ていた夢と関係があるのではないかと推測した。統耶達の中には幼い頃に夢で会っていた人物がいたというメンバーが多かった。大切な存在だったはずの、その人物の夢をいつの間にか忘れてしまっていたのだ。


 統耶は再び見はじめるようになった夢と、その中に出てきた少年に出会った事でさらに激しい戦いに巻き込まれていく。


「生き残りたければ自分を殺せ。」敵にも味方にも言われたその言葉は、自分の心を殺してでも相手を殺せという意味なのか。それとも、もっと別の意味があるのか。


 襲われる本当の理由を知った時、統耶はある決断をするのだった。

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