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プロローグ
「ははっ、なんだそれ」
民衆を虜にする甘いマスクで優しく笑う金髪
「だいじょぶ？」
少し舌っ足らずに話すあどけなさを残す顔をした茶髪
「よく頑張ったな、あとは俺に任せろ」
俺の前を行く兄のように頼れる背中を持った緑髪
「ん？あー……俺も好き、だよ」
普段はクールなのにこういう時だけ照れくさそうにそっぽを向きながら話す青髪
なぜ俺と同じ顔をしたやつが目の前でメイドと話しているんだろうか。なぜ、なぜ……あいつらが聖女なんだ！！
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聖女召喚したらドッペルゲンガー現れたんだが 作者：
お腐れ様
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