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運命

リオネ悪戯七個目

「先生は服とか興味ないんですか?」

「服?急にどうしたんだ?」

「いやー、先生、いつも同じ服だし、せっかく綺麗なんだから、色々服を着て

お出かけとかしたらどうですか?」

 ライリーンは一切の興味がないと表情でリオネに伝えた。

「やっぱり、そうですか」

 リオネは呆れのため息を零した。

「先生も女性なんですから、女性らしい趣味とかないんですか」

「別にいいだろう」

「今度、私自分の服買うついでに、先生に似合う服も買ってくるんで着てくださいよ」

「リオネがそう言うなら」

 ライリーンは渋々、首を縦に振った。

 それから数日後、リオネは自分用とライリーン用の服を買った。

 実際は、リオネはライリーンに悪戯を仕掛ける為、魔法が仕掛けられている服を

ライリーンに着てもらおうとしていた。

「先生これ買ってきましたよ」

 ライリーンはリオネから少し震えながら両手でリオネから服を受け取った。

 その震えを嫌がりだと感じ取ったリオネは徐々に視線を上に上げると。ライリーン

 は頬を朱に染め、なんとも嬉しそうにしていた。

「あっ、先生ちょっと待ってください」

 先生の顔を見て、リオネに罪悪感が芽生え、悪戯用の服をあげるか躊躇った。

 

次回まで続く


 あの杖、ヴェルトって言うんだ。なんか格好いいな。

 私、あの杖使いこなしてたのかな?一応使ってはいたけど、先生みたいな魔法は使えなかっ

たしな。

「店長、リオネはヴェルト力のを完全には引き出せてはいないが、扱う事なら、何も心配はい

らないだろう」

 先生、私を褒めてくれてるのかな?なんか嬉しい。やっぱり私って優秀なのかな?。

「まあ、だが魔法士は魔法だけが優れていてもいけないからな、人格なども優れてなくてはい

けない、その辺も含めたら、私には一万年かかっても追いつかないだろうな」

 いやいやいや、あんたが人格って。

「いやー、ヴェルトが扱えるなんて凄いですね、あれが使えるならこの店の杖ならどれでも使

える事が出来ますよ、時間かけてもらっていもいいのでじっくりと吟味してください」

「わかりました!!」

 んー、どれにしようかな、迷うなー。形も色々あるし、どれがいいかな?。メルギン、ギー

スト、ファード、名前も格好いいの多いな。

「因みに先生はどうやって杖を選んだんですか?」

「私か?、言葉では言い表しにくいが、杖が私を選んだと言うのが正しいかな」

 杖が私を選ぶ?、よくわからないな。

「まあ、運命だな、私はヴェルトと出会えたからこそ、ここまでの魔法士になれたと思ってい

る、そうだな店長」

「そうですね、ライリーンさんが始めた来店なされた時、この人ならヴェルトと扱えると、漠

然とはですが、思いましたね」

「へぇー、そうだったんですね」

 そんな事あるんだ。やっぱり先生って凄い魔法士だったのかな、普段の生活からは想像でき

ないけど。

「だから、リオネも感じるかもしれないぞ、この杖と運命を感じるとかな、だから色々見ると

いいぞ」

「わかりました」

 それから、私は店内に飾られている杖は勿論、隅々まで見て回った。しかしこれといって運

命を感じるという杖は無かった。

「すみません、店長Rodに置かれている杖はこのフロアにある物で全てなんですか?」

「いえ、奥には古い品ではありますが、ありますよ。持ってきましょうか?」

「お願いします」

 程なくして、店長は杖をしまってある箱を数十個、魔法で浮かせて、持ってきてくれた。

「これで、店の杖は全部ですね」

「ありがとうございます」 

 私の目の前に置かれた箱は見た目からその年季が感じる物だった。所々破れていたり、色も

剥がれ落ちていたりと、埃も被っていた。

 一度、大きく息を吐いて、埃を吹き飛ばしてから、丁寧に両手で箱を開けた。中には、外観

とは打って変わって綺麗に杖が保存されていた。傷つけないように細心の注意を払い、手に持

ってみたりした。

「すいません店長、やっぱり杖でも古い新しいで何か変わったりするんですか?」

「そうですね、デザインなどはやはり新しい杖の方がお洒落だとは思いますね、けど性能など

は結局、持ち手次第ですので」

「わかりました」

 積み重ねられている箱を一つ一つ見ていき、四箱目を開け、杖を目の当たりにして何かを感

じた。

「これ、何か他の杖と違うような気がする」

悪戯って考えるの難しいな

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