プロローグ
透き通るように真っ青な空に白く、美しい雲がまばらに散りばめられていて、真っ赤な太陽が雲から顔を覗かせ、世界を照らしている。
この場所は様々な会話で賑わっている。
また、様々な種族で賑わっている。
頭から動物の耳が生えたような人
やたら口が大きい人
翼が生えてる人
体色が緑や赤と様々な人
もちろん見慣れてる〝人〟そのものの姿の人が多いが見慣れない姿の人も平然と歩き、周りに溶け込んでいる。誰も気にする様子はない。これが普通のようだ。
見た目も小さい子から大人、年寄りまで、変な顔から、平凡、可愛い、美人、イケメン、ダンディ、渋いまで。体の見た目は普通と違っても何故か感性は普通に向けれる。嫌悪感や差別感が生まれない。これは見まくったアニメやラノベのお陰なのだろうか...。
俺の〝元いた世界〟では考えられないような、胸元を大きく広がった服を着てたり、下着のような格好にスケスケのカーデを羽織っていたり、奇抜なピエロのような格好で歩いていたり、普通に剣を腰に差していたり、何やら先端に水晶のついた杖を明らかに歩く補助以外の目的で使っている人がいたりしている。...が誰も気にしない。やはりこれも普通のようだ。
柏木 猫理。すなわち俺は今、何を見ているのだろう。唐突過ぎて自分でもよく分かってない。でも、とりあえず真っ先に浮かんだ疑問がある。
「...........いや。ここどこだよ。」
高校2年生の夏。
なんか俺、異世界に飛ばされたっぽい。
どうも。作者の黒嶺 夜です。
この度はわざわざ読みに来て頂いてありがとうございます…!!誤字、脱字、表現の仕方で気になる点がございましたら、遠慮なくビシバシ指摘お願いします!
このプロローグが面白くなくても是非!
11話位まで読んで下さい!
11話から展開が面白くなります!
そして16話から楽しくなります!!
基本1話1話短いので大丈夫だと思います!
きっとハマって貰えるはずです…!!
暇潰しにでもどうぞ!
では!「罪人の俺が救う世界で」
始まります。よろしくお願いします。