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枕の下に 希望の上に(1)

優しさを押しつけろ

作者: 袋小路 めいろ

優しさを押しつけろ

後に わかってくれる様な

優しさを押しつけろ

貼り付けてしまえば

後は 勝手に成長する

優しさを押しつけろ

僕らが なんだか

よそよそしいのは

優しさですら

押し付けられないからだ




その時の点でしか

考えられないのは仕方ない

人間の仕方なさは

今に 始まった事じゃない

点は線になる

一定値の言葉を

何と無く わかるのなら

あの時の点を

考え始める時じゃないか




優しさを押しつけろ

それは時として暴力的だ

優しさを押しつけろ

それは点にして活力的だ

優しさを押しつけろ

いずれ分かる事だと

胸を張って押しつけろ

それに納得出来ないのなら

親の教えは全て忘れろ




今だけを見ては

他人の明日なんて

どうでも良い

それは当然としても

自分の目の前で見た事

それは偶然としても

自分自身に関わる事

なりふり構わない形が

他人の為だとしても

それに力を使う事で

何処かの他人が賞賛するのだ




優しさを押しつけろ

無反応で構わないから

優しさを押しつけろ

胸ぐら掴んで構わないから

優しさを押しつけろ

自己満足の先を歩いて

胸を張って押しつけろ

それに納得出来ないのなら

先生の教えは全て忘れろ




誰かの為に生きた先人の

未来の為に生きた偉人の

今じゃ安上がりな言葉が

ひたすら 胸に残るのは

今の僕等じゃ想像できない

何かと戦う為だった

過ちを減らして

イレギュラーを考える為だった

下手くそな僕等じゃ

上手く使えないのだけど




優しさを押しつけろ

一心を投げつけて

優しさを押しつけろ

真ん中で取れ

優しさを押しつけろ

あなたの失敗例は

新たな言葉に変わる

胸を張って押しつけろ

それに納得出来ないのなら

人の教えは全て忘れろ











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