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1年経ちましたー

連続2話目です

1歳になりました。

もう視力も大分良くなってベビーベットのある部屋に親しみを感じます。

それと俺に付いてたのは尻尾だけじゃありませんでした。

耳です。猫の耳、猫耳が付いてました。

あとメイドさん達にも付いてました。


「あ〜」

「はいはい、どうしましたか?お散歩ですか?」

この人は俺のお世話係の人らしい。

それよりお散歩ですよ!お散歩‼︎まだ中庭くらいしか行けませんが暇つぶしには持ってこいなんですよ‼︎

「あい!」

「そうですかそうですか。それじゃあお着替えしたら中庭へ行きましょうね〜」

「あい!」

嬉しいです!この人は俺の我儘を毎回とてもいい笑顔で許してくれます。

ちなみに着替えって言っても今着ている幼児服にさらに肘や膝などに革あてが付いたやつに着替えるだけなんですけどね。


さて、メイドさんに抱っこされながらやって来ました中庭。

ここは普段兵士達の訓練場に成っていて皆んな剣を振ったり腕立て伏せをしたりしながら鍛錬をしています。

この場所は好きです。何故なら普段動けないから!

理由になってませんね。要するに俺は見て覚えようとしているんです。

例えばあそこで模擬戦をしてる兵士、速く打ち込もうとしっかり踏み込まずに剣を振るっている所為で剣筋がぶれて力も乗っていません。簡単に受けられてしまっています。

それからあの槍兵、長時間の鍛錬で疲れてしまったのでしょうか重心がぶれてしまっています。

見ているだけでも十分に鍛錬です。叔父さんがよくそうゆう風に言ってました。

さて、そろそろ眠いです。まだまだ子供の体ですからね、こればっかりは争っても仕方がありませんし。

「あぅ…」

「もうおねむですか?そうですねぇ戻って寝ますか」

「あぃ…」

「…ふふ、可愛いものですねぇ」

その言葉とともに俺は寝落ちた。


どうも、只今夜です。まあ眠った時間が時間でしたからねぇ。

さて、こんな時は普段人に見せられない練習をしましょう。

魔法の練習です。といっても今はまだ身体強化ぐらいしかできませんが。

やり方は気功とほとんど差はありませんでした。最も気による強化は体への負荷が大きいですから今はまだできませんが。

10歳位になったらはじめたいですねぇ。

さて、まずは視力の強化です。まだ闇夜の暗闇は見えずらいですので、身体中にある魔力の目にある部分を活性化させます。この時いきなり辺りが明るくなってちょっと眩しくなるのが難点なんですが。要練習ですね。

大分見えるようになりました。次は聴覚です、初めて強化した時に驚いたのですが俺の体の耳は完全に猫耳へとシフトが完了しているようで、頭の横に耳はありませんでした。

さて、耳の強化を澄ませると周りの風の音や辺り一帯の人の気配を感じられるようになりました。が特に周りに人等はいないようです。

なので一気に体の強化を澄ませることにします。まず神経系を適当に強化してまだ反応の悪い筋肉への伝達速度を上げます。その後筋肉の周りに魔力を集めてゆっくりと立ち上がります。この時筋肉の辺りにある魔力を活性化させてしまうと結局筋肉を酷使していることになって翌日の筋肉痛がひどいことになります。

立ち上がった感想を一言で言うとだるいです。基本的にまだぷにぷにボディーなので全身がむくんだような感じで関節、特に指周りが動かしにくくてたまったもんではありません。

おとなしくベビーベットの柵に寄りかかるようにして座ることにします。

さて、今から魔力操作の鍛錬です。内容は簡単、魔力を体外に放出させつつそれを霧散させないようにするだけ。

これだけなら大して難しくはなかったのですが、この次にすることが難しいのです。魔力で文字を書く、これは体外に放出した魔力を変形させるために考えたのですが形状を変化させようと集中すると魔力が維持仕切れないのです。まあいい考えも思いつかなかったので習うより慣れろでこの半年ほど続けてきましたが。漢字は難しいですね。今の所書の漢字でつまずいています。

しかしこれのおかげで球体や槍、弾丸などの整形は目に見てわかるほど早くなりました。

「ふぁ…」

そろそろ限界ですね、おやすみなさい…

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