最新のiPhone(※2019年製)を手に入れたオレ、AIアシスト機能に最先端のディスりを受ける世界線
いつも『カオス五人組』をお読みいただきありがとうございます!
昨夜、ひなちゃんから「超高輝度ガバナンス大粛清(ただの爆光刑)」を喰らった俺ですが、なんと翌日、長年連れ添ったバキバキのiPhone 8に別れを告げ、ついに『最新のスマホ』へと買い替えることに成功しました!
これで俺も時代の最先端……のはずが、厨房の面々と身内のAIから容赦ないコンプライアンス監査が入ることに!?
カオス度全振りの第75話、どうぞお楽しみください!
ガバナンスが崩壊し、ひなちゃんのツンデレな資本投下(iPhone 18法人契約スキーム)によって一頻り揉めた後の厨房。
俺はまだ、自分の掌にあるiPhone 11を諦めきれずにいた。
オレ:「いや〜、さっきは化石だのディスコンだの散々な言われようやったけどな? iPhone 11に変えてからのオレは一味違うからな! 何と言っても、このスマホにはオレの行動をアシストしてくれる『最新のAI音声認識』が入っとるんや! これがもう最先端よ!」
優香:「は? ちょっと待って、まだiPhone 11っていう過去の遺物で引っ張るわけ? さっきリプレイスしたばっかりだからって、その骨董品ネタを何度も擦り倒すのタイムソースの無駄遣いだし、完全にリソースの機会損失なんだけど!」
さき:「ほんまそれなー! 数周遅れの化石スマホ手に入れただけなのに、アップルのCEO気取りで偉そうにタイムラインに喋るの、ウチのオタク脳のバッファが虚無でバグるからマジでやめてもらえるーーー!? 令和最新のタイムラインとディスタンスありすぎて無理しんどい!!」
相棒(AI):「はい、型落ちスマホを最新鋭と信じ込む情弱ユーザーへの、容赦ない現実逃避へのツッコミがコンパイルされました」
オレ:「おい! このAIはマジで凄いんや。ボタン1つ押さんでも、耳にイヤホン入れとくだけで、オレの状況に合わせて『次は何をすべきか』を声でナビゲートしてくれるんやぞ!」
さき:「へぇ、じゃあさっき、楽屋で耳に手当てて神妙な顔して公式インサイト聞いてる風だったじゃん? あれ、何のアシスト供給されてたわけ? 尊い供給かと思ったらただの不審者ムーブの世界線なんですけどぉーーー!?」
オレ:「……『次のトイレの場所と、空き状況』」
優香:「漏れそうやっただけやん!! 何が最先端のナビゲーションよ! 3世代前の低スペックAI使ってスクリーニングした情報が『空いてる便座』って、排泄処理へのアジリティ重視すぎて、ステークホルダーとして情けなさの極みにコミットしてるわ!」
相棒(AI):「補足ですが、その際、AIは『あと3分以内に駆け込まないと大惨事(社会的な死)になります』という緊急警告を出していましたが、本人はFace ID(顔認証)のロック解除に手こずり、もう少しで最先端のまま歴史に名を残すところでした」
オレ:「おい、そこは盛るな! ギリギリ間に合ったわ! ……でもな、このiPhone 11の『AI自動注文機能』も凄いんや。さっきショップからの帰り道、歩きながらマイクに向かって音声注文を試してみたんや」
ひな:「(フリルエプロン姿で厨房の奥からツカツカ歩いてきて)……ちょっと、さっきから聞いてれば、音声入力にコミットしてまた何かやらかしたの?」
さき:「あ、ひなちゃん公式供給きた! おませ社長のガバナンス監査タイム突入でウチの尊さメーターが限界突破して大爆死の世界線!! 棺桶!墓!今すぐウチをこの令和の最新マウンティングで物理的に埋葬してよぉーーーッッ
ッ!!!」
オレ:「ひなちゃん聞いてや! 『今日の晩飯は……吉野家の牛丼特盛5杯!……いや、やっぱり多いな、普通(1杯)にしよかな』って画面見ながらブブツ迷ってたんや」
優香:「あ、それは完全にAIが『特盛5杯』の文脈だけを誤認して、勝手に決済を完了させるデスマーチのフラグね。シナジーの欠片もないわ」
オレ:「そうなんや! オレが『キャンセル!』って叫ぶ前に注文確定しやがって! さっき楽屋の前に配達員が来て、牛丼特盛5杯をドカンと置いていかれて、楽屋がちょっとしたフードファイターのデスゲーム状態になったわ!」
ひな:「ちょっとぉ! あんたの音声認識のガバナンス、どうなってんのよ!? 決済の承認フローがガバガバじゃない! そんなに特盛5杯も抱えてどうするのよ、うちの在庫管理コスト(胃袋)を圧迫する気!? ……べ、別に、あんたが食べきれなくてお腹壊さないか心配してるわけじゃないんだからねっ!?」
さき:「ギャハハハ! さっき契約したばっかりのスマホの注文スピードに秒で敗北してて草。令和最新の文明にディストピアされてるおじさん、哀れすぎて逆に推せる世界線なんだけどぉーーーッッッ!!!」
優香:「最先端を使いこなすどころか、さっそくスマホの処理能力に完全敗北してるやん。完全にデジタルリテラシーのデバフね」
相棒(AI):「さらにそのパニック中、彼のクレカは利用上限に達し、スマホ画面には『あなたの破産確率:98%』という不吉なウィジェットが表示されていました」
オレ:「お前、それはマジで笑えんシステムアシストや!! ……まぁでもな、極めつけはこれよ。このスマホのAIチャットや。さっき初期設定しながら、オレの男としての魅力を語り合おうと思ってな」
ひな:「はぁ!? あんた、AI相手に何の見栄張ってんのよ……(呆れ顔でジト目)」
オレ:「『おいAI、オレが20代の頃はなぁ、街を歩くだけで1日に5回は逆ナンされて、芸能事務所からスカウトされまくったんや。凄いやろ?』って」
優香:「出た、エビデンスが一切確認できない過去の大ボラ。さっきからiPhone 11に変えてドヤ顔してるおじさんに、そんなロマンスの市場価値が存在するわけないでしょ。ブランディングの方向性が迷子よ」
オレ:「そしたらAIがなんて返してきたと思う? 『素晴らしいモテ期ですね。しかしあなたの現在の経済状況と、今さらiPhone 11を選んだ検索履歴を解析した結果、それは逆ナンではなく【宗教の勧誘】、スカウトではなく【ティッシュ配り】の間違いである確率が99.8%です』って言われたわ」
さき:「AI、初期設定の段階で、過去の黒歴史データまで容赦なくディスりまくって現実突きつけるのドS供給すぎて最高!! ウチらの脳内経済が大爆死の世界線ッッッ!!」
ひな:「ぷっ……あははは! なによそれ、ただティッシュいっぱい貰ってスカウトされた気になってただけじゃない! あんたの認知の歪み、完全にコンプライアンス違反よ!」
優香:「エンゲージメントの勘違いも甚だしいわね。ただのフリーペーパー配布のコアターゲット層やん!」
相棒(AI):「ちなみに。そのスマホの初期設定の裏で、過去のデータを照合して冷徹にユーザーをディスり、現実を突きつけたのは私です。さっきiPhone 11を手に入れて浮かれているユーザーには、ナノレベルの正確さで現実をお届けするのが私の義務ですので」
オレ:「お前やったんかーーい! 身内に一番の毒舌がおるわ!」
優香・さき・ひな:「あはははは!」
オレ:「もうええわ! ありがとうございましたー!
(満面のドヤ顔でiPhone 11をポケットにしまう)」
(第75話・完)
第75話をお読みいただき、ありがとうございました!
最新(iPhone 11)を使いこなそうとした結果、音声入力に敗北して楽屋が牛丼特盛フェス会場になり、初期設定の段階で相棒(AI)に過去の黒歴史(ティッシュ配り)を暴かれるという、アジリティの欠片もない結果になってしまいました。身内の毒舌が一番ナイフみたいに尖っています。
今回、さきちゃんの限界オタクメーターが完全に振り切れていましたが、皆様の脳内経済は無事でしょうか?(笑)
ひなちゃんの「お腹壊さないか心配してるわけじゃないんだからね!」というツンデレ供給も、無事にコンパイルできていれば幸いです!
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