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鬱病の時の思考  作者: 絶対人生負け組


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そんなに優しくしないでよ

  そんなに優しくしないでよ。


  心が弱っているのに、優しく話しかけてきたり。親しく会話を続けてくる。


  そんなことを毎日されたら、気になり出しちゃうじゃないか。


  過去の出来事で、僕は恋をしないと決めていた。

  だから、敬語を使ったり。さん付け辞めてと言われても、さん付けを貫き通して距離を置いていた。

  女子とは極力会話をしない。

  そう決めていたけれど、その人と話す時間は楽しくて。


  恋、それは抗うことの出来ないものだ。


  そして、自分の気持ちに気付いた。


  あぁ、僕は彼女の事が好きなのだなと。


  過去の出来事はトラウマだ。けれどもそれを乗り越えたり、改善したりする事はできる。


  そう自分を奮い立たせて、彼女に訊いてみた。

「彼氏いるの?」

  これでいないと返ってきたら次には「好きな人はいるの?」と聞こうと考えていた。


  けれども彼女の返答でその質問をすることはなくなった。



  そう、僕が好きになった相手には彼氏がいたのだ。

  聞くところによると、彼氏はイケメンで。頭も良くて運動神経抜群で。非の打ち所のないような完璧人間だった。


  こりゃ、僕も諦めるしかない。

  いつも通りまたこの気持ちに蓋をすればいいだけだ。


  これで良かったんだ。

  もしかしたら、こんなに優しくしてくれるのは僕に気があるからなのではないだろうかと。馬鹿な考えを抱いた自分がいけなかった。


  それでも、勘違いするような事をするのはやめて欲しい。彼女にとって、それはただの優しさや純粋に仲良くなりたかっただけなのかもしれないけれど。


  心が弱っている僕には恋心を抱くには充分過ぎるものだった。


  彼女に迷惑をかけないように。

  僕はこの気持ちを伝えることはしない。

  この気持ちは誰にも知られることなく蓋をする。


  そして、僕はまた少しずつ心が壊れていく。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 毎日気付いたものに考察を加えて執筆しているのかな。その頑張りには拍手を送りたいです。着目点も多岐に渡っていていいと思います [気になる点] エッセイみたいです。小説にするなら一つのことをも…
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