メンタル・サプリ・ストーリー 心の仕分け人と針の番人 19 (最終回)
母親から「やさしくない子ね」と言われたとき、自分はやさしくないんだと思ってしまったというミヤ。相手に飲まれて、自分に非があるのかないのか、冷静に判断できなくなったとき――何度も何度も、自分自身で自分のことを傷つけてしまうのが、最も恐ろしいことだとミヤは言う。本当に自分がいけなかったのかと迷い、やっぱり自分がいけなかったんだと自分を責める。自分を傷つけるドロ沼から抜け出すには、本当に自分に非があったのかなかったのか、しっかり判断し直すしかない。ミヤはそう語り、クラトに最も大切なことを告げた――。
たしかなもの
2020/12/02 20:43