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女生徒  作者: ひらけるい
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二十四

猛暑の真っ昼間、月に一度のハウスクリーニングのために私は家を出て図書館へ向かっています。


補習授業もなんとか終わり、明後日から二学期が始まります。


目深にかぶった帽子から遠くのアスファルトが揺らめくのが見えました。


暑すぎる。


図書館まで徒歩で15分はかかります。


バスに乗ってしまおうかと、近くの停留所で時刻表を確認すると、あと30分は来ません。


諦めて歩き出します。


汗だくで図書館へ到着すると、なんと、休館していました。


私はがっくりと脱力し、日陰の階段に座り込みます。


隣の神社の木々からセミの大合唱が降ってくるように聞こえました。


とりあえず、図書館の出入り口にある自販機で水を買おうと思い立ち上がります。


その瞬間、暑いのになぜか寒気がして、次に目の前が真っ暗になりました。


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