088:花嫁の、修行はかくも、厳しいか - 後編 -
だいぶお待たせしてしまってすみません。
花嫁修業のお話、何とか後編を公開です。
ゴーストステッキュアーズの木の下で、正座し身体を縮こめながら、シルバーバックがぽつりぽつりと口を開く。
「お二方が屠ってきたのは、ワタシの眷属なのです。
いくらでも作り出せますし、ワタシ自身へのダメージはほとんどないのですが、やられた瞬間の衝撃というのだけは伝わってくるものでして」
「……耐えきれなくなったわけね」
「情けない話ですが……はい」
しょんぼりとうなずくシルバーバックだが、それも仕方のないことだろうと、ユズリハは思う。
元々の花嫁修業は、花嫁一人でも問題のないものだ。
今回のように、容赦のない反撃など受けることはなかったのだろう。
――そもそもその修行内容がどうかと思うものであるのは、さておくとする。
「試練の主さん、すみません……私が護衛を雇ってきてしまったせいで……」
「いや。それについては問題はない。
先ほど、その護衛たちが言っていただろう。『要求には答えないように立ち回った』という点については合格だ。人に頼り、人のチカラを借りるコトもまた、チカラなのだからな」
アロエリーナに対しては試練の主の顔で、ユノとユズリハにはやたらと恐縮したような態度で、シルバーバックは言葉を紡ぐ。
「偉そうなコト言ってるけど、修行に肖った嫌がらせだよね、これ?」
ユズリハの物言いに、とんでもない――とシルバーバックは首を横に振る。
「この修行はかつて、私と契約した人間の娘が望んだもの。
自分が嫁いだ先での苦労から、もっと事前に知っていればという願いの元に生まれたものなのですッ!」
「それがあの修行?」
首を傾げるユズリハに、シルバーバックは大仰にうなずいた。
「そう。かつて、あの里に初めて外部から嫁いできた者こそがワタシの最初の契約者で……」
「あ、その辺りの話はどうでもいいわ」
ユノにとって興味があるのは、花術であり、目の前のシルバーバックの人生やそれに関わった者の話ではないのだ。
「個人的にはどうやってこの空間を作ったのか……という方が気になるけど」
「それは――そうですね、人間の言葉で言うのであれば、ワタシの固有花術でしょうか」
「固有花術?」
「今の時代には失われてしまった術ですね。血統や、突然変異等で発現した、マナやオド、レイを用いながらも術式なく発動するモノで、個人個人でまったく異なる効果をもった固有の術です」
「それって、もしかして実術?」
ユノが知り合いの双子の話をすると、シルバーバックは大きくうなずいた。
「なるほど。この時代に実術と呼ばれているチカラはおそらく、ワタシの言う固有花術と同じモノだと思われます」
「新しい術系統だと思ってたけど、昔から存在してたのね……。
でも、だとしたら、どうして失われたのかしら……?」
気にはなるが検証は難しそうだ。
ユノは少し悩んだものの、目的はゴーストステッキュアーズの花なのだからとっとと採取して帰ろう――と決めた。
正直、この空間とシルバーバックに関わりすぎると面倒そうだというのもあるのだが。
「まぁいいわ。アロエリーナ。試練ももう終わりだろうから、あそこにあるゴーストステッキュアーズの花を採取してくるといいわ」
「ええ、そうさせてもらいます」
ふわりとアロエリーナは笑って、ゴーストステッキュアーズの元へと向かっていく。
シルバーバックもそれを止める気配がないので、試練とやらは終わっているのだろう。
嬉しそうな足取りでゴーストステッキュアーズの木へ向かうアロエリーナの背中をぼんやりと眺めながら、ユノはふとシルバーバックに問いかける。
「あたしたちもアロエリーナと一緒に帰るけど、貴方はもう少しこの辺りにいる?」
「ゴーストステッキュアーズが咲いている間でしたら」
「そう。なら、近いうちにもう一度、貴方に会いにくるわ。聞きたいコトがあるのよ」
関わり合いにはあまりなりたくないが、それでも好奇心と自分の考えの照会はしたいのだ。
ユノの考えが正しければ、おそらくシルバーバックの正体は――
「それでしたら、貴方もゴーストステッキュアーズを一房持って行ってください。そして訪ねてくる時に持ってきてください。それを目印に、この空間へとお招きするので」
「花導具に加工しちゃっても?」
「問題ありませんよ」
シルバーバックがうなずくと、ユノは「よっしゃー!」と小さくガッツポーズをしてゴーストステッキュアーズの木へと駆けて行くのだった。
ゴーストステッキュアーズを採取したアロエリーナはニコニコと、ユノはホクホクとした顔で戻ってくる。
「アロエリーナさんより嬉しそうな顔してるなぁ……」
その様子にユズリハが呆れ混じりに苦笑した。
花嫁修行を無事に乗り切った花嫁より嬉しそうな顔の護衛というのもどうだろうか。
「無事にゴーストステッキュアーズを採取できたようですね」
こちらの様子を見ながら、シルバーバックが話しかけてくる。
三人の意識がシルバーバックに向くと、彼は仮面の奥にあるだろう双眸をまっすぐにアロエリーナへと向けた。
「アロエリーナ。この花嫁修業を上手く乗り越えられたからと言って、花嫁としての生活が上手く行くわけではない。
ですが、乗り越えたコトで大なり小なり『自信』は付いたコトだろう。
その『自信』こそが、ワタシからの贈り物だ。辛いコトに直面した時に、その『自信』はそれと戦う為の『勇気』と『覚悟』を与えてくれる。
そして、戦う『覚悟』を携え、戦いへ赴く『勇気』の一歩はこそが、苦難の先にある『幸福』へと手を届かせる、大事な一歩になるのだ。
アロエリーナ。君の歩む道の先にその『幸福』があるようにと祈ろう。
最後に――君とそのゴーストステッキュアーズの花束を贈る相手の二人に、花と想いを束ね合う者たちに祝福を送ろう」
「はいッ! ありがとうございます」
シルバーバックに対し、アロエリーナが丁寧にお辞儀する横で、コソコソとユノとユズリハは呟きあう。
「意外と良いコト言ってるわよ、あの仮面猿」
「ただの変なお猿さんじゃなかったんだねぇ」
「あんな修行じゃなければ、本当にカッコいい猿だと思うんだけど」
「あんな修行だと思うと台詞が色々台無しだよね」
「聞こえてますからねッ、そこの二人ッ!!」
ビシっと指を差して思わず叫んでから、シルバーバックはコホンと咳払いをした。
「何はともあれ、ワタシの課す修行は終わりだ。
本来であれば村へと戻る帰り道には、人間たちが勝手に行う修行があるようだが、そこまではワタシの管轄ではないし、さすがにこの土地ではそういうコトもないだろうがな。
とはいえここも森の中。帰り道、気をつけるようにな」
シルバーバックはアロエリーナへとそう告げたあとで、ユノとユズリハへと向き直る。
「護衛のお二方も、よろしくお願いします。
帰り道に――花と想いを束ねる儀式の前に、彼女が傷つくコトをワタシは望みませんので」
「うん。そこは安心していいよ。私たちだってそんな結末はイヤだからね」
ユズリハはうなずき、ユノは笑う。
「まったく、心配性な精霊なんだから……。
アンタは試練だか修行だかを司ってる精霊なんでしょ? もうちょっと威厳を持ちなさい威厳を」
ユノの言葉に、シルバーバックは一瞬、面を食らったように動きを止め、やがて柔らかい仕草でうなずいた。
「さすがはこの時代に精霊契約をされているだけのコトはある人だ。
それがワタシに聞きたいコトの一環であるのでしたら、後日というコトにしましょう」
そうして、シルバーバックは仮面を外す。
仮面の下からでてきたのは、人間の目から見てもイケメンだと思える大猿の顔。化粧を施せば、人間のワイルド系イケメンで通じるのではないだろうか。
「これにて修行は終了だ。これより、修行空間を解く。
機会があればまた会おう。アロエリーナ・ピーチジオラス。
次の貴女の訪問を待っている、ユノ・ルージュ」
その言葉の共に周辺が一時的に真っ白に染まると、やがて見知った常濡れの森海の姿へと戻っていった。
「ユノ、ここってどの辺りか分かる?」
「ええ。問題ないわ」
周囲を見渡し、ユノがうなずく。
「帰るわよアロエリーナ」
「はい! ありがとうございました!」
「お礼は協会に帰ってからでしょ」
そうして、三人は常濡れの森海から、出るべく歩き出した。
常濡れの森海から出て、カイム・アウルーラへと続く街道へと入った時、ユノたちの前にそれは姿を現した。
「そこの、ブンドリオールネトリーニカの民よ」
全身黒ずくめで、黒いターバンと黒いマフラーで目元以外完全に隠している男は、アロエリーナを指で指し示す。
それにユノとユズリハが訝しんだ。
「ブンドリ……なに?」
「我らが偉大なる霊峰チョミメティッチンプルテモホロン山の麓にある花と思いを束ねしコトに厳格なりし里の名よ!」
威風堂々という様子で語る黒ずくめを無視するように、アロエリーナが説明してくれた。
「故郷の村の名前です。ブンドリオールネトリーニカの里っていう名前でして」
「音の響きがロクなもんじゃないわね」
ユノの率直な感想に、アロエリーナは苦笑し、黒ずくめは目元だけでも分かるくらいに渋面を作る。
「ちなみに、霊峰は正式名称よりも通称の『おにぎり山』の方が地元でも通じやすいです」
「偉大さの欠片もなくなったね」
「偉大さと親しみやすさを兼ね備えた山なのだッ!」
どうやら黒ずくめの彼がすかさずフォローを入れるが、ユノもユズリハも別に対して興味がないので半分聞き流していた。
そんな二人の様子に、語ることを無意味だと気づいたのか、男は改めてアロエリーナをビシっと指し示す。
「我が里の民よ。ゴーストステッキュアーズを得たな?」
「いいえ」
「…………」
黒ずくめの男の問いにアロエリーナが即答で否定すると、なんとも言えない微妙な空気が流れる。
「だが、花嫁修業の結界が張られていたよな?」
「はい」
「それが解かれたというコトは、ゴーストステッキュアーズを手に入れたのではないのか?」
「採ってませんね」
「…………」
さらに微妙な空気が流れるが、それでも男はメゲずにアロエリーナに問いかけた。
「あれはゴーストステッキュアーズを得れば解ける結界だろう?」
「確かにそうですが、ゴーストステッキュアーズを諦めても解けますよ?」
「…………」
二人のやりとりで、ユノとユズリハには漠然と目の前の男がなんなのか理解できてきた。
シルバーバックが最後に言っていた、人間が勝手に始めた試練とやらなのだろう。
どうして男が故郷ではなくカイム・アウルーラにいるかは分からないが、そうであるなら、アロエリーナが敢えて否定している理由も理解できる。
「あのさ、ちょっと聞きたいんだけど、いい?」
「どうしましたユノちゃん?」
「構わぬが?」
二人の間に割ってはいるように、軽く挙手をしてユノは訊ねる。
「そっちの黒ずくめ。こっちがゴーストステッキュアーズを採取してたら何をするつもりだったの?」
「無論、帰宅の試練を執り行うッ!」
まぁそうだろう――と納得してから、ユノが続けて問いかける。
「アンタらの故郷からここまでって結構距離があるんでしょ?
何でわざわざ里から出たアロエリーナの前に現れるわけ? っていうかそもそもどうやってアロエリーナの婚約を知ったの?」
「故郷のキングゴーストステッキュアーズにそういう反応があったからな。里の中に候補がいないのであれば、それは里を出た女が誰かと婚約する予兆があったコトになる。
里を出た娘のうち、一番可能性が高いのがアロエリーナだったので、様子を見に来たのだ」
「わざわざ?」
「わざわざ!」
「その執念だか根性だか郷土愛だかはすごいとは思うけど」
思わずそう呟いてから、ユノははて――と首を横に傾げた。
「あたしたちの前に出てくるにしてはタイミング良すぎない?」
「そこの湿った森の中でゴーストステッキュアーズが開花したのを確認してから、街道の影のこの辺りで張っていたのだ」
「開花してからって……いつアロエリーナが来るか分からなかったでしょうに」
「うむ。だからゴーストステッキュアーズが枯れるまで、この街道のこの辺りの物陰に潜んでいるつもりだったぞ?」
「それを胸を張って言うアンタが怖い」
ユノの心の底から漏れ出たうめき声に、ユズリハとアロエリーナが横で何度もうなずいている。
「そもそも試練をするメリットって何よ?
わざわざ長旅してまでここまでくるだけのメリットがアンタにあるわけ?」
「無論よッ!」
両手を広げ胸を張り、男は大仰に肯定した。
まるで感動を分かち合いたいとでも言うように、芝居がかった様子で語り始める。
「初代試練の御子様が何を持って始めたのかはともかく!」
「割と大事じゃないかな、それ。伝統を守るって言うんなら」
「と・も・か・くッ!」
ユズリハのツッコミに、黒ずくめは大声をあげて制し、語りを続けた。
「この試練役のメリットはだな、恋人以上人妻未満の普段なかなかお目に掛かれない絶妙な期間の女性を堪能できるという点だ。恐らく恋人や友人達からではわからないだろう独特の色気のようなものが存在するこの期間の女性を見て愛でられるだけでも充分メリットになりうるのに、試練においては、何らかの役柄を演じるコトで触れるコトもできるのだからして……」
熱く口早に語り始めた男に対し、ユノたちの表情はどんどん険しくなっていく。
要約すれば試練に肖って、その限定期間とやらの女性に対して合法的にセクハラできるヒャッハー! 寝取りごっこもできるヒャッハー! ということらしかった。
試練だからと歯を食いしばってセクハラに堪え忍ぶ限定期間の女性の背徳的色気ヒャッハーとも言ってた気がするが、途中から三人は話を聞き流すようにしていたが、どうしても耳には入ってきてしまっている。
実際の当事者になりそうなアロエリーナがすごい顔をしているので、ユノはなんとなく愛杖の原始蓮の杖を差し出すと、彼女はぺこりと頭を下げてそれを手に取った。
何が起きるか容易に予想がついたユノとユズリハは耳を塞ぎながら、彼女より半歩後ろに下がる。
正直、黒ずくめの自業自得し、アロエリーナがやらなければユノかユズリハがやっていた。それだけのことだ。
そんなワケで、二人はアロエリーナに任せることにした。
アロエリーナはユノたちが下がったのを確認すると、原始蓮の杖を撫でてマナを巡らせる。
杖の先端にある褐色だった蓮の蕾が色づいて花開く。
花の開いた先端を熱く語っている黒ずくめの男に向けて、アロエリーナは詠唱を紡いだ。
「一列目の三番目。二列目の七番目」
花術において詠唱の言葉そのものには意味はない。
集中力を高めながら自分のイメージを形作る為のある種のルーティーン。
故に、術者の数だけ詠唱が存在する。
「重ねて二つ」
詠唱をいくつ重ねたのかを宣言し、続けて重なり合った詠唱とそれにより混ざり合ったマナによって発生する効果の名称――花銘を口にする。
花銘も、詠唱と同じだ。
自分のイメージを明確にする為に、言葉と効果を結びつけるもの。それゆえに、花銘もまた術者の数だけ存在する。
「パフュームNO.24――」
アロエリーナの舌に言葉が乗ると、杖の先端で火のマナが渦巻き始め、
「爆炎薫ッ!」
そのマナは鋭く告げられた花銘と共に、解き放たれるッ!
瞬間――杖の先端から放たれた火のマナは炎の渦と化し、もはやこちらを気にせずに己の性癖を語り続ける男を飲み込み上空へと吹き飛ばす。
やがて黒こげになってボテリと落ちてきた男を冷ややかな目で見下ろし一瞥してから、アロエリーナはユノたちへと向き直る。
「ユノちゃん、ユズリハちゃん。
報酬の支払い、ちょっと遅れてもいいかしら?」
ユノに原始蓮の杖を返しながら、そう問うてくるアロエリーナに二人は首を傾げた。
「色々と思うことがあるので、一度故郷へと帰ろうと思います。
彼には戻り次第、結婚しようと、伝えておいて貰えますか?
このままだと無事に彼と結婚できないような気がするので」
「え?」
「読まなくて良い空気は読む必要はない。
魂にその咎を刻み込み、相手に己の立場を理解させるように躾る――お二人からはとても素晴らしいコトを学びました。ありがとうございます。今から故郷でそれを実践してきますねッ!」
そう言うや否やユノとユズリハが返答するよりも早く、アロエリーナは黒こげになった男の首根っこをひっつかみ、物凄い勢いでこの場から離脱していった。
「ちょっとッ!」
「アロエリーナッ!?」
二人の制止もむなしく、アロエリーナの姿はあっという間に街道の地平の彼方へと消えていくのだった。
数日後――
チョミメティッチンプルテモホロン山の麓にあるブンドリオールネトリーニカの里。その里の外れの崖にあるという、キングゴーストステッキュアーズの木が焼け落ちたらしい。
その木を数百年以上宿にしていたというシルバーバックがユノのところへやってきて契約してくれと土下座してきた。
なんか本気で泣きが入っている精霊に、ユノとユズリハは苦笑を浮かべる。
「契約するのは構わないけど……燃やしたのってどう考えてもアロエリーナよね? ここから、里まで馬車でも結構掛かるって話じゃなかった?」
「確かに……ちょっと時空がねじ曲がってるような……」
「そのアロエリーナ・ピーチジオラスでしたら、修行空間逆手にとって往復したんですよ。ワタシを脅して。
ついでにもうカイム・アウルーラに戻ってきてて、ユノさんの口座にお金振り込んでましたよ?」
シルバーバックの言葉に、ユノとユズリハは顔を見合わせるのだった。
その後、アロエリーナは旦那さんと思わしき人と一緒に歩いているのをカイム・アウルーラでたびたび見掛けるので、何はともあれ上手くいっているようで何よりである。
「めでたしめでたし……でいいかしら」
「この精霊さん以外はそうでいいんじゃないかな」
活動報告にちょろっと書きましたが、どうにも花嫁修業のお話……プロットを書いた時はノリノリでしたが、どうにも文章書き始めたら思うようにならずちょっと悩んでるうちに、だいぶ間が開いてしまって、申し訳ないです。
途中でプライベートのイベントも色々あったのも、原因の一つだたったりしますが。
むしろそのプライベートのせいで、ちょっと真面目にこのネタどうなんだろうと思っちゃったりしたんですが、まぁ勢いって大事だよね!ってコトで、悩みは脇に置いて勢いで書くことにした次第です。
なお、特定の性癖に対してどうこういうつもりはなく単純にネタってコトで。
ちなみにおいらに、NTR属性はありません。ありませんが、悪堕ちとセットの場合はその限りではありません(お前は何を言ってるんだ
何はともあれ、ここからプライベートと相談しつつ、のんびり更新していきたいと思ってますので、今後ともよろしくお願いします。
作者の別作品 ダンはぐ も本日より更新再開しております。よろしければこちらもお願い致します。
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