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084:エピローグ-前半- 大清掃苦労話

いつもお読み頂きありがとうございます。

2/14ですが、特にこれといって甘い話ではありません。

チョコレートも、ショコラコスモスも出てこない、いつも通りのお話です。


 ハニィロップ王国サッカルム貴族街

  カイム・アウルーラ滞在館 サロン


「……ま、まさか……一月(ひとつき)掛けて、他三つの遺跡も巡るとは思わなかった……」

「ユノお姉さまの情熱を読み間違えておりましたわ……」

「うー……ほんと、疲れたよー……」


 ユズリハ、ドリー、ライラは、三人揃ってテーブルに突っ伏して、お茶にもお茶請けにも手をつけず、ぐったりとうめきあう。





 別に休憩がなかったわけではないが、あの戦いのあと、休むことなくシェラープの超大型(リリランジア)花噴(・ズシュタム・)(リーゼ)の内部清掃を行った。

 清掃と言っても、そこまで散らかってなかったので、簡単な通常清掃――それでも三日は掛かった――だ。


 長いこと放置されていたにしては埃なども少なく、手つかずだったわりにはかなり綺麗だったので不思議だったのだが、清掃三日目にその理由がしれた。


 どこからともなく、地面を滑る円盤が複数現れたのだ。

 ラベンダーの不枯れの精花(アルテルール)で動くそれは、地面を滑りながら、ゴミなどを吸い上げているらしい。


「この子たち、こうしてずっと掃除をしてくれていたのね」


 ユノはそう言うと、その自動掃除花導具(フィオレ)たちを撫でていた。

 それから、ユノはその花導具(フィオレ)たちをもちろん調べ始める。


 吸い上げたゴミはどこかに捨てて処理しているようだったが、吐き出し切れていないゴミがかなり内部に溜まっているので、処理能力が落ちているのだとユノは言う。


 ユノはすぐに、そのうち一つの内部を清掃すると、どこからともなく円盤たちが集まってきたのだ。


「はいはい。ちゃんとみんな綺麗にしてあげるからね」


 餌に群がる鳩を愛でるように、ユノは一機一機を順番に清掃していく光景はなんともいえないシュールな絵面ではあった。





「あの自動で掃除する花導具(フィオレ)――なんでお姉ちゃんのところに集まってきたんだろうね?」

「それは、清掃をしてもらえると思ったからでは?」


 ライラの疑問にドリスは首を傾げる。

 そもそもその発想がユノに毒されているのだと、ライラが指摘すると、彼女は額に手を当てて天井を見上げた。


「そうでしたね。そもそも、『思う』コト自体が奇妙なコトなのでした」

「定められた条件通りにしか動けないはずの花導具(フィオレ)が、ユノを認識して群がってくるんだもんね。言われて見れば不思議な光景だ」


 ユズリハも、ライラの言いたいことに気づいてうなずく。


「お姉ちゃんに言わせると、プリマヴェラはある程度、自立思考を持ってたらしいから、あの円盤たちもそうだったんじゃないかな」

「プリマヴェラは役割的にそういうのがあってもいいけど、ただの掃除道具にそこまでやったのだとしたら技術の無駄遣いのような気じゃないかなぁ」


 不思議そうにユズリハは首を傾げる。

 その答えはあれを作った人たちにしか分からないことなのだろう。





 ともあれ、掃除道具たちの清掃を終え、ユノが花噴水の制御用花術情報板(フィール・ボード)を眺めていると、小さく「あった!」とガッツポーズを取った。


「お姉さま、なにがあったのでしょうか?」

「内部清掃機能よ。外側からガワを磨けても、水が通る内部の管とかまでは清掃できないでしょ?

 だから、それをする為の機能が絶対あると思ったのよ」


 ただその機能は、すべての花噴水が連動するもののようだ。

 特殊な動きで水を汲み上げ、外に吐き出すそうだ。


 それが恵みの雨の代わりに吹き出すとなれば考えようである。

 吹き出すのは恵みの雨ではなく、水苔や水垢などの汚れの混ざったただの地下水。

 定期的にしていたのであればともかく、初めてこの機能を使うとなると、国内への影響はよろしくないだろう。


「ドリー。ここの清掃が終わったら、一度ターモット陛下に会うわ。

 これ、無断で使うわけにはいかないから、王家から国民全員へ、周知しないと」


 花噴水清掃の為、花噴水から汚水が吹き出すこと。

 その汚水はもしかしたら作物に悪影響を与えるかもしれないこと。

 清掃噴水が終わったあとは、街を掃除しないといけないこと。


 そのあたりをしっかり周知してからでないと使えないだろう。


「わかりました。その際には同席しますね」

「ええ、頼むわ」


 そうして、掃除が終わったあと、ユノはターモットへと報告する。

 是非とも清掃機能は使って欲しいとユノに返事をすると共に、一ヶ月ほど時間が欲しいと言われる。


 ユノもすぐに周知できるとは思っていないので、それにうなずくと、その代わり――と、各種遺跡への調査許可を得たのだった。


 そうしてユノはユズリハとライラ、そして同じような王家用入り口があるだろうからという理由でドリーを連れて、遺跡巡りを始める。


 そんなユノに対して、ターモットもターモットで、試作品の花導具(フィオレ)の使い心地を教えて欲しいと、ハニィロップ製のエアリエリフターを貸し出してくる始末。


 この時点で、ユズリハとライラは、色んな意味で諦めの境地に至る――もう、ユノを止められない、と。


 ターモットに悪意はない。むしろ善意だ。

 色々と手を尽くしてくれているユノへの、遠回しなお礼で、エアリエリフターの貸し出しをしたのだ。


 それがどれだけの興奮を呼び起こすかを知らないからこそできることである。


 そんなワケで、グラジ皇国の子供のおもちゃのようなデザインとは一線を画するお洒落なエアリエリフターを手に、ユノはユズリハ、ライラ、ドリスを伴って遺跡を巡ることとなった。


 このエアリエラフターはなかなか快適で、マナの巡らせ方ではなく、持ち手部分の操作で速度を変えらるのだ。しかもユズリハのような霊力門(マナ・ゲート)が小さい者でも使えるようになっている。

 使われている霊花(エテルネルール)も理由のよく分からない百合から、ラークスパーとヒマワリを組み合わせたものになっていた。


 色は緑ではないが、どちらも風の精霊と相性の良い花だ。

 さらに花導具(フィオレ)は大なり小なり、花言葉も影響する。


 ラークスパーの『軽快』という花言葉も、この導具を走らせるのに効果を上げている――とかなんとかユノがテンション高く解説していた気がするけれど、ユズリハたちは聞き流していた。


 あとは、ほとんど強行軍のようなスケジュールで遺跡を巡った記憶しかない。

 遺跡の中では、シェラープの遺跡と同じ要領で、ライラが隠し通路を見つけ、ジャックから貰った指輪をドリスが使って、扉を開ける。

 そうして、その先にある地下への昇降機を探すのだ。


 昇降機を見つけたら地下遺跡へと向かう。

 どうやら他の大型花噴水リリランジア・ズシュタムは、シェラープにある超大型(リリランジア)花噴(・ズシュタム)(・リーゼ)の制御装置の調子が悪くなった時の為の予備として、制御装置が設置してあるらしかった。


 そうして、予備制御室の掃除と、掃除用円盤花導具(フィオレ)のメンテナンスを数日掛けて行い、次の遺跡へと向かう。


 巡れば巡るだけ元気になっていくユノとは裏腹に、ユズリハたち三人はどんどんとやつれていくのであった。





 こうしてすべての遺跡を巡り終え、ようやく滞在館に戻ってきて今に至るのである。


「そういえば、その連れ回した本人はこのお茶会にこないの?」

「これ、お茶会だったのですね……。こんなだらけたお茶会は初めてです……」


 ドリスの覇気のないツッコミに苦い笑みを浮かべながら、ライラはユノの自室がある方を指さし、敢えて敬語で答えた。


「ユノお嬢様でしたらお帰りになるなり、自室に引きこもって恍惚としたお顔で、ジャック様からもらった指輪とケルンを調べておりますよ」


 ライラの答えにユズリハとドリスも納得だ。

 しばらくは元気なまま、動き続けることだろう。


 だらけきった空気のまま、三人が雑談をしていると、ドアをノックする音が響く。

 ユズリハがどうぞと告げると、サルタンが中へと入ってきた。


「お茶会の邪魔をしてすまないね」

「いえ――それは良いのですけど、まだ帰ってなかったんですね」

「ユズリハちゃん、酷くない?」

「でも、おじさん――お仕事サボってハニィロップに来たんでしょ?」

「信用できる部下に任せてきただけだよ、ライラ」

「ものは言いようですよね、サルタン様」

「ええ。私も貴族ですからね」


 ああ言えばこういうサルタンに、三人はやれやれと肩を竦めた。

 ネリネコリスにこってり絞られても懲りないらしい。


「ところで、ユノちゃんを知らないかい?

 部屋をノックしても反応がないから、こっちかと思ったんだけど」

「そもそもユノはお茶会には参加してませんけど……」

「そうなの?」


 首を傾げるサルタンに、ユズリハは思うことがあり訊ねる。


「サルタンさん、部屋はどうノックしました?」

「どう……って? ふつうにノックしただけだけど?」


 コンコンとドアを叩くジェスチャーを交え答えるサルタンに、ユズリハはなるほどと苦笑を滲ませた。


「ユノは部屋にいないんじゃなくて、ノックに気づいてないだけですよ。

 何か伝言があるなら、私から伝えておきますよ?」

「そうかい? まぁここにはドリーちゃんもいるから、ちょうど良いのかな」


 サルタンのその言い回しで、三人は何の用なのかを理解した。


「なんとか、三日後にスケジュールが定まったそうだ。

 エグゾダス・ケルンというのを使えば、一瞬でシェラープに行けるのだろう?」

「では、その準備を考えると私もそろそろ王城に帰らなければないませんね。

 後ほどユノお姉さまに一声ご挨拶をしてくるコトにしましょう」


 そうしてくれ――と、サルタンがうなずいた時、サロンの入り口から声がする。


「その必要ないわよー」

「あれ? 研究はいいの?」

「使われてる術式や、構造を紙に写し取ってただけだしね。本格的な研究は工房に戻ってからよ」


 ユズリハに答えてから、ユノはドリーの名前を呼んだ。


「これ、持って行きなさい。ハニィロップ王家の紋章を宝石の内側に転写するの、なかなか楽しかったわ」

「お姉さま。無断で王家の紋章を転写とかされるのは、さすがにどうかと」

「事後承諾ってコトにしといて。

 さすがに王位継承の指輪を捨てたなんて外聞が悪いでしょ。遺跡の中で見つけた同じチカラを持つ、紋章入りの指輪ってコトにでもして、代用品ってコトにすれば」

「代用品ではなく、むしろこちらが正規品とすれば――」

「その場合、王位継承は貴女で確定しちゃうわよ。

 やり方は任せるけど、自分が望む結末になるように立ち回りなさいね。そっちの方の責任はとれないわよ」


 ユノはそう告げて、空いてた椅子へと向かう。椅子を引こうとする侍女を手で制して、腰を掛ける。

 制された侍女は一礼すると手早くお茶を用意して、ユノの前に差し出した。


 それに、ユノはありがとうと礼を告げて、口を湿した。


「パパ。清掃は三日後ってコトでいいのね?」

「ああ」

「了解って伝えておいて。

 当日のスケジュールは事前に伝えておいた通りよ。ただ、今回が初めての試みだから、どれだけ時間は掛かるかは不明瞭。

 一応、汚水排出の後は、一時間ほど恵みの雨を降らすようには設定しておくけどね」


 サルタンはユノの言葉をその場でメモして、背後のハインゼルに手渡す。


「お姉さま」

「なに、ドリー?」

「もしお姉さまに問題がないようであれば、定期契約を結びたいのですが」

「どういう内容で?」

「細かい内容は後日詰めるとしまして、大枠の内容としては、花噴水を一年に一度――この時期に清掃と汚水排出をお願いしたいのです」

「なるほど。そういうコトなら――」


「「すとーっぷ!!」


 ドリスの依頼に二つ返事で答えようとするユノに、ユズリハとライラが待ったを掛ける。


「王家依頼だし、国宝の花導器(フィオリオ)が関わってるんだから、安易に了承しちゃだめだよユノッ!」

「そうだよお姉ちゃんッ! こういう時はネリィさんを通さないとでしょ!?」


 制止されたことに対して口を尖らせているユノに、二人がまくし立てる。だが、ユノは不満顔のままだ。


「残念ですね。ユズリハさんとライラがいる限り、こうやって不意打ちをするのも難しそうです」

「なかなか質の悪い冗談だよ、ドリー……」

「お姉ちゃん相手にそういういたずらやめてね。周囲の心臓に悪いから」

「ええ、そうします」


 クスクスとドリスは笑って、席を立つ。


「さて、そろそろお暇して――お姫様に戻らなければなりませんね」

「着替えてく?」


 ユノに訊ねられ、ドリスは首を横に振る。


「このまま裏口から帰りますわ」

「そう。ハインゼル。悪いんだけど、ドリーを城の裏口まで送ってあげて。目立たないようにお願い」

「かしこまりました。では旦那様――」

「ああ。頼んだ」


 そのやりとりを見てから、ドリスは改めてユノたちへと向き直る。


「皆様、お世話になりました。僅かな間でしたが、とても楽しく有意義な時間でした。立場上、もう――こうやってお会いできないかもしれませんが……」

「貴族としての場じゃあ、ユーノストメアとドリスかもしれないけどさ、私的な場じゃあユノとドリーよ。肩を張らずにつき合える顔を、むざむざ終える必要もないでしょう」

「え?」


 キョトンとした顔をするドリスに、ライラもうなずいた。


「そうそう。わたしとドリーは友達でしょ?

 友達同士がもう会えなくなるなんてコト滅多にないと思うよ?」

「ドリス姫としても、ドリーとしても、会おうと思えば会えるよね?」


 四人のやりとりを見ていたサルタンも、笑みを浮かべてうなずいた。


「今度は是非ともカイム・アウルーラにお越しください。

 ドリス姫として来訪されるのでしたら、相応のお迎えをご用意いたします。

 綿毛人(フラウマー)のドリーとして来るのでしたら、観光客として歓迎します。

 どのような来訪であっても、カイム・アウルーラは来る者を拒みませんので」


 ドリスは戸惑ったように部屋の中を見渡す。言葉を発することはないが、部屋の中の従者たちも、同じように思っているようで、みんな似たような顔をしている。


 ゆっくりと、ユノたちから掛けられた言葉の意味を理解したドリスは、瞳の端に涙を湛えながら、笑顔を浮かべた。


「はいッ! その際にはよろしくお願いしますねッ!」



     ☆



(本当に、みなさんは良い人たちです)


 知り合えてよかった――ハインゼルの案内で滞在館の中を歩きながら、ドリスは笑みを浮かべる。


「クァウ!」

「ドラ?」

「クァァウゥゥ」


 かつて自分が飼っていたトカゲは、今はユノが飼っているらしい。

 一度ここへ来た時にそれを知らされて、とても嬉しかった。


 連れて帰ることはできないが、それでも元気にやってくれているということを知れただけでなく、ユノたちが滞在中、ドラと触れ合えたのはとても楽しいものだった。


「どうやら、自分も一緒にドリス様をお送りする――と言っているようです」


 どうやらハインゼルには、ドラの言葉が理解できるらしい。

 どうして――という疑問は湧くがそれ以上に、ドラの言葉が嬉しかった。

 嬉しいのだが――


「城にはドラを快く思わない者も……」

「クァウ……クアウクァウ」

「ふむ――ドラもなかなかに策士ですな」

「あの……ハインゼル。通訳していただけませんか?」


 かつて飼っていた自分よりも、今の飼い主の従者の方がドラの言葉を理解できるというのはちょっと嫉妬してしまう。


「はい。ドラはこう言っております。

『危害を加えてくるような輩ならば、かつて飼っていたトカゲとは別人であると主張し、誰が飼い主か説明すれば良い』と」

「……ドラ、本当にそう言ってるのですか?」


 いくらなんでも、さすがにちょっと頭が良すぎないだろうか。


「クゥゥアゥ。クァウゥクァウ」

「ふむふむ。

『危害を加えずとも、こちらの姿を見て何らかのリアクションを取る者がいるのであれば、把握するのに使えばいい。事前にジブルにも伝えておけば、炙り出しもできるだろう』ですか」

「……あの、本当にそう言ってるんですか?」


 さすがに、貴族社会のやりとりに理解がありすぎではないだろうか。


「クーアーウー。クゥアウゥアウ」

「ほうほう……。

『自分にできる最大級の恩返しのつもりだ。こんなトカゲを愛し育ててくれたコトと、こんなトカゲの為に泣いてくれたコトへのお礼としては、ささやかなコトかもしれないが、受け取ってほしい』だそうですよ」

「…………」


 こちらを見上げてくるドラの瞳は、本当に真剣なもので。

 その瞳には間違いなく、確かな知性が宿っているのが見てとれた。


「わかりました。ありがとうドラ。あなたのお礼、素直に受け取らせてもらいますね」


 だからドリスは、笑顔で告げると、かつてのようにドラを抱き上げて頬摺りをするのだった。


「……とても、重くなりましたね」

「くぁう……」

「今のは分かりました。『成長したと言ってくれ』ですよね?」


 うなずくドラに、ドリスは嬉しそうに微笑んだ。

 

ドリスは帰ったあとも忙しいですが、ユズリハとライラはようやく一息。


次回のエピローグ後編で、ハニィロップ編は完結の予定です。

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