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075:ライラの戦い、再び


「身体は平気だと思うけど、どう?」


 白い階段を上がっていきながら、ユノは隣を歩くライラに訊ねる。


「大丈夫そうかな。でも――」

「でも?」

「昨日と違って、階段の上の方の雰囲気が気持ち悪いって感じる」

「そう」


 それの原因がなんであるかは、考えるまでもなかった。


《活性化――してるみたいですね。先ほどの爆発に関係があるのかもしれません》


 ただ、アクエ・ファニーネが言う活性化という言葉に不穏なものを覚える。


「気にしてても仕方ないわね……。

 プリマヴェラを解放して、花噴水を直す。目的はそれだけよ」


 自分に言い聞かせるように、ユノがそう口にすると、横にいるライラも力強くうなずいた。


「それでね。作戦――ってほどじゃないんだけど、今回の戦闘は、あたしが詠唱(コール)を重ねながらの戦いになるわ」

《私を完全な形で召喚し、プリマヴェラに憑いている穢れを払うのが目的ですからね》

「そんなワケで、ライラには危険承知で、可能な限りプリマヴェラを引きつけてて欲しいの。

 倒したりする必要はないわ。勝とうと思わなくていい。出来るだけあたしに攻撃が飛んでこないようにするだけで充分よ。

 ……できる?」


 ユノに問われて、ライラは笑いながら、小動物のようにコクンと首肯する。


「できるできない――じゃなくて、やるしかないんでしょ?」

「言われてみればそうね。ここまで来て、できない――はちょっとありえなかったわね」


 ライラに言い返されて、ユノは苦笑する。

 この年下の少女の言う通りだ。ここまで来てライラにするべきことは、可能ならやって欲しい――という『お願い』などではない。


「言い換えるわ。貴女のチカラを貸してちょうだい、ライラ」

「もちろんッ!」


 ライラを『信じ』て、仕事を『頼み』、役目を『託す』ことだ。

 ユノが笑って告げると、ライラはユノそっくりな不敵な笑みを浮かべてうなずいた。


「さぁ、そろそろ頂上よ。準備(かくご)はいいわね。ライラ」

「大きな蜂と戦った時、とっくにッ!」


 そうして二人は、階段を上がりきり、宙に浮かぶ白い廊下へと再び足を踏み入れる。


 前回と違って、プリマヴェラはすでに中央に待機していた。

 だが、白と黒のマーブル模様になっている影のような身体の、黒の割合が目に見えて増している。


「ごきげんよう。プリマヴェラ。まだ貴女の中に、花導具(フィオレ)として与えられた使命と誇りは残っているかしら?

 僅かでも残っているなら縋りなさい。その欠片を守り抜きなさい」


 そんなプリマヴェラの前に、ユノは堂々と歩み寄り、真っ直ぐに見据えながら、言い聞かせるようにしっかりと告げた。


「これから、あたしが――ユノ・ルージュが……貴女を修理(なお)してあげるから……ッ!」


 言葉が通じているかは分からない。

 通じていないという方が正しいだろう。

 それでも、ユノはそう告げずにはいられなかった。


 治療院の治療師たちが、怪我や病気の患者を励ますように――

 幼い子供の保護者たちが、怪我や病気の子供を励ますように――


 ユノは優しく力強い言葉を紡ぎ、その手に愛杖――原始蓮の杖(プリミティロータス)を構える。


 ライラもユノに併せて、片手杖――豊かなるライラック(リラ・ライヒ・リラ)を構えた。

 それから、腕輪――縛られぬライラック(ネイン・ケッテ・リラ)とそこにセットされている種朱にマナを巡らせながら、小さく呟く。


「よろしくね。ネイン、ライヒ」


 自分が戦えているのは、ユノ謹製の、腕輪と片手杖のおかげだ。

 だからこそ、一緒にがんばろうと、ライラは呟くような声ながらも、力強く、声を掛けた。


 そんなライラの様子を横目に見て、少し嬉しそうな笑みを浮かべたユノは、一歩踏み出す。


 その一歩に、プリマヴェラも構える。

 自分に――というよりも、奥の扉に近づこうとするものを排除するという使命を、邪精に犯されながらでも全うしようとしているのだろう。


 あるいは――邪精にとっても、あの扉を守ってもらうことに、意味があるのか。


(どちらでも、結果は同じよね)


 何であれ、自分は花噴水を修理する前に、プリマヴェラを正常に戻す。

 それは、花修理人であると同時に、ユノ・ルージュとしての、矜持とこだわりによるものだ。

 ライラはそれに巻き込まれているだけともいえる。


 けれど、ライラは――覚悟はできていると口にした。

 ならばこれ以上の余計な気遣いは、むしろライラに失礼だ。


 だからユノは、シンプルな言葉でライラに告げる。


「さぁ……いくわよッ、ライラッ!」

「うんッ!」


 二人は揃って、力強い一歩を踏み出したッ!


 ――それが、開戦の合図となる。


 白かった棍――これも黒が混ざりマーブル色になっている――を構えたプリマヴェラが駆け寄る二人へ向けて横に薙ぐ。


 だが、その程度で止まるような二人ではない。

 二人は地面を蹴って高く跳びながらその薙払いを躱すと、プリマヴェラのそれぞれの肩当てに足を乗せて、一気に彼女を飛び越えた。




 ユノの着地地点よりも、半分程度の位置に着地したライラは素早く振り返り、片手杖に仕込まれた短剣を抜き放つ。


 オドを練り上げ、剣に乗せ、イメージするのは大きなトマト。


絶破烈晃(ぜっぱれっこう)(おお)トマトッ!」


 こちらへと向き直り、棍を構えたプリマヴェラに向けて、ライラはトマトに見えなくもない巨大なオドの塊を撃ち放つ。


 プリマヴェラが棍を前に付きだしくるくると回転させて壁を作り出す。 そこにぶつかったオドの塊は、壁にたたきつけられた熟れたトマトのように潰れて弾け、プリマヴェラを壁ごと吹き飛ばした。


 その状況を見据えながら、ライラの背後でユノは詠唱(コール)を紡いでいく。


「序章の名は解呪、起章(きしょう)の名は浄水、続章(ぞくしょう)の名は鎮魂……」


 立ち上がったプリマヴェラが、目のない顔でユノを見る。

 感情も表情も分からないその顔で、だけど驚愕しているように見えるのはユノの気のせいだろうか。


 それでも、ユノの詠唱(コール)は止まらない。

 ライラが、それを止めさせない。


「まずはひとかけッ、強固なカボチャッ! 重ねず一つッ!」


 ライラを無視してユノへと向かおうとするプリマヴェラに向けて、鞘でもある片手杖を向けた。

 プリマヴェラの進路を妨害するように、ライラは花術(フーラ)による壁を作り出す。


「身持ちの堅いパンプキンパイッ!」


 突如現れた壁にぶつかり、足を止めるプリマヴェラ。

 そこへ、ライラは即座にオドを操り、短剣へと集めていく。


双牙咬刃(そうがこうじん)レッドチリッ!」


 プリマヴェラに向かって踏み込むライラがその葉銘(ワーズ)を口にする。

 それによって繰り出されるのは、種朱による身体能力向上効果と、オドによる一時的な身体能力強化を組み合わせた、二段攻撃。


 ライラの振るう剣閃が、干した唐辛子(レッドチリ)のような形となってプリマヴェラを追い立てる。

 上段と下段――それぞれから同時に突き立てる牙のような攻撃をプリマヴェラは防ぎきれずに、身体をよろめかせた。


 元々ライラは、レッドチリが通用しようがしまいが、次に何をするのかは決めている。

 故に、このチャンスに躊躇うことなく、オドを高めて踏み込んだ。


「絶破烈晃・大トマトッ!」


 先ほどのトマトを再び繰り出す。

 今度は防がれることなく直撃し、プリマヴェラを大きく吹き飛ばした。


 ユノばかりを狙うから、ライラへの対応がおろそかになっている。

 だからこそ、ライラもプリマヴェラとやりあえている。


承章(しょうしょう)の名は真実、破章(はしょう)の名は健全……」


 ライラの背後では、ユノの詠唱(コール)が続いている。


(大丈夫……わたしに引きつけるコトはできてないけど……。

 ユノお姉ちゃんの邪魔はさせないというのは、できてるから……ッ!)


 自分に言い聞かせるように胸中で呟き、ライラはプリマヴェラを見やる。


 大トマトによって吹き飛ばされたプリマヴェラは、何度かバウンドして地面を転がる。

 しかし、すぐに立ち上がると、それと同時に鎧の部分をパージした。


 肩当て、胸当て、腰垂れなどなど――それぞれのパーツが独立して宙を舞う。


「え?」


 鎧のパーツが四方に飛び散ると影の部分が消え去った。

 そうして、個々のパーツとなった鎧の部位がユノの方へと一斉に向かっていく。


 どうしよう――と、一瞬の迷いがあったが、ライラはすぐにそれを振り払う。


 予想から大いに外れた動きではあったものの、ライラはプリマヴェラが起きあがる間に、詠唱(コール)を重ねていたのだ。

 それの使い方を少し変えるだけでいい。


「重ねて三つ――身持ちの堅いパンプキンパイッ!」


 ユノを包むように、花術(フーラ)の筒を発生させる。

 そこにいくつもの鎧のパーツがぶつかっていった。


「よしッ!」


 パーツによる体当たりそのものに、大した威力はないようだ。

 変則的に発動した花術(フーラ)障壁でも何とか耐えられる。


 個々のパーツ状態での戦闘力はほぼ皆無。

 宙を漂い、勢いよく体当たりしてくるのがせいぜい――と、ライラは当たりをつける。


 プリマヴェラの戦闘力は、ライラにとって脅威ではあるが、こちらに目もくれずにユノを狙うから対処ができた。

 本気で自分に向かって来られると、どこまで対処できるか分からないが――


(考えていても、しょうがない……ッ!)


 ユノに駆け寄りながら、ライラは詠唱を重ねていく。


「まずはひとかけ涼しげレモンッ! 続けてひとかけ爽やかライムッ!」


 そして、ユノには影響を与えないように、自分を中心にその花術(フーラ)を解き放った。


「重ねて二つッ、爽快に吹き(すさ)ぶレモンケーキッ!」


 ライラを中心に放たれる突風が、パーツたちを吹き飛ばす。


 背後でユノの詠唱(コール)が続いていく。


転章(てんしょう)の名は浄化、急章(きゅうしょう)の名は解放、結章(けっしょう)の名は正常……」


 背後からパキパキという音が聞こえてきて、ライラがユノの方を見ると、彼女の左目と右足の一部が凍り始めている。

 そのことに驚きながらも、ユノが慌てていないので、ライラはユノを守ることだけを意識する。


 吹き飛ばされたパーツたちが再び、ライラとユノを囲むように姿を見せた。

 だが――


終章(しゅうしょう)の名は祝福」


 ユノの詠唱(コール)は終わりを迎える。


「九つの言葉に加え、さらに一つ。

 契約の近い『我は共にあり』ッ!」


 瞬間、ユノの近くに佇んでいたアクエ・ファニーネの気配が力強いものに変化する。


 その気配の影響か、パーツたちが空中で動きを止めた。

 動きを止めている間に、ユノの言葉はさらに重なり、紡がれていく。


「アクエ・ファニーネよッ! その真のチカラを持ちて、我が言葉に力添えをッ!」


 アクエ・ファニーネの姿が、人を模したものから水のストールのようになって、ユノを包み込む。


「その言花(ことのは)()は――」


 ユノの言葉にあわせて、彼女を包んでいた水のストールが無数に伸びて、周囲のパーツに巻き付いていく。


「――盟水(めいすい)の洗礼は(しず)め清める破邪(はじゃ)(むち)ッ!」


 巻き付いたストールは水泡となってパーツたちを包みこみ、そしてユノが花銘(ワーズ)を口にすると同時に弾けた。


 すると、パーツたちはチカラを失ったように、地面へと落ちていく。


 白い床に転がるパーツたちからは、黒い水カビのような汚れが完全になくなっており、冠についていた黒色の百合と紫陽花(ハイドランジア)は、それぞれ白百合と青紫陽花へと姿を戻している。


「成功したみたいね」


 その様子に、ユノは安堵するように、小さく呟くのだった。


「プリマヴェラ……動かなくなっちゃったの?」

「どうかしらね。ちゃんと診てあげないと分からないけど……」


 ライラの質問に、ユノは軽く肩を竦めてから、その頭に手を乗せた。


「何はともあれ、よくやったわライラ。途中、バラバラになったのが襲ってきた時は肝が冷えたけど」

「うん、あれはわたしも予想外だった……」

「だけどその後の対処も完璧よ。上を見ればキリはないけど、その役目をしっかりとやり遂げて、あたしに目的を果たせたのだから、文句のない仕事ぶりだわ」


 ユノは掛け値なしの賞賛を送り、その頭を撫でると、ライラも安心したように大きく息を吐いた。


「今度は、途中で倒れなかったよ」

「ええ。これからも、調子に乗らずにこうやってがんばっていきなさい」

「うんッ!」


 嬉しそうにうなずくライラに、ユノも小さく笑い返す。


「さて、まずはプリマヴェラのパーツを集めましょう。

 重たいかもしれないから、気をつけてね」

「はーい」


 このまま放置していても問題はないのだろうが、ユノの気分としては、同じ放置であっても、ちゃんと扱ってやりたいのだ。


「この子を邪魔にならないところに移動させてから、扉の向こうへと行くわよ」


 そう告げるユノに、ライラは元気よく了解の返事をするのだった。



     ♪



 頭が霞がかっている。

 ずっとぼんやりしていて、思考がまとまらない。


 自分がどこにいるのか、何をしているのかも分からないものの、ヒースシアンの言葉だけは聞き取れるので、とりあえずはそれに従って動いていく。


 ふと、霞が薄れた時に、何かに乗って下に降りているのだと認識した。

 その直後だ――その乗り物が激しく揺れて、自分とヒースシアンは外へと投げ出された。


 即座にオドを身に纏う。

 ヒースシアンを助けようと思ったがどうやら不要らしい。

 彼は彼で、独自に黒いものを身に纏って、同時に地面に着地した。


「あれ? クラウドに、レイン?」


 彼女は首を傾げる。

 自分の乗っていた乗り物を襲撃したのは、二人のようだ。


「個人的に、サニィとは仲が良いとは言えませんけれど――ですけどね、このような形で、顔見知りが一方的な意志の略奪されてるなど、見過ごせるようなものではありません」

「とっととサニィを解放して、オレに首を斬られな、ボンボンが」


 仮面のせいで表情は分からないものの、なぜか二人は怒っているように思える。


(解放……? わたしを……?)


 ぼんやりとした心地がいつまで経っても消えない。


「サニィ、二人の足止めを頼む」

「……はい」


 口が勝手に返事をしてしまったような気がする。


(二人の足止め? 何で?)


 答えは霞んだ思考の先に。

 だけど、それを見ることは、今の自分にはできそうにない。


 そんな奇妙な心地のまま、サニィは馴れた動作で、折りたたみ式の槍を取り出し、一瞬にして組み立てる。


「サニィ」

「……はい?」


 クラウドに呼びかけられて、サニィは首を傾げた。


「やる気か?」

「……はい」


(だって、ヒースシアンが足止めをしろと言っていたから……)


 そもそも、どうして自分はヒースシアンの言うことに従っているのだろうか……。

 自分はあくまで葉術の講師にすぎないはずではないだろうか。


(あれ……? やっぱり何かおかしい……。

 何が、おかしいんだろう? わたしは……どうすればいいんだろう……)


 槍を構えながら、ぼんやりと思うが、そこから先に思考が進まない。

 ただ、これまで培ってきた訓練と経験通りに、槍を構える。


(とにかく、できること……二人の、足止めを……)


 もはや、正常な判断がすら困難な状態のまま、サニィは二人の前に立ちはだかった。 

 真っ向勝負であった場合、今のライラではプリマヴェラには勝てませんでした。


 次回はユズリハとドリーの話の予定です

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