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064:それぞれ の あれこれ


 ライラが寵愛花蜂と戦った日の翌々日。



「ふふふふふふ……ついに辿り着いたぞッ!」


 ハニィロップ王国の首都サッカルムにあるカイム・アウルーラ行政関係者滞在館の前で、その男――サルタンは不敵な笑みを浮かべる。


 横では二足歩行している大きなトカゲが、まるでため息をつくかのように大きく大きく深くゆっくりと息を吐いていた。妙に疲れているようだ。


 その怪しい男が誰なのか――門番達は即座に気づいてしまったので、声を掛けづらく戸惑っている。


 そんな彼に近づき、声を掛ける侍従姿の老齢の男がいた。


「旦那様。館の前で不審な行動はお辞めください」

「おお。ハインゼル。妻と娘が心配すぎて、つい来てしまったぞ」

「左様ですか」


 恭しく相づちを打ちながら、ハインゼルはトカゲ――ドラに視線を向ける。

 目が合ったドラは、ひどく人間臭く肩を竦めてみせた。


 大変だな、お前も――と労ってくれているようで癒される。


 このトカゲは会う度に賢くなっていっているようで、ハインゼルからしても愛らしい従者仲間、あるいは家族のような相手である。


「ドラも長旅大変だったでしょう。まずはお二人とも館の中へ」


 ハインゼルに促され、館へと入っていくと、ネリネコリス付きの筆頭侍女であるムーシエ・カリスエラが出迎えてくれた。


「長旅お疲れさまです、旦那様。

 早速ではございますが、奥様より、もし旦那様がこの館に現れた場合にお願いしたいと頼まれておりますお言付けがございます」

「ああ。なんだい?」


 サルタンが促すと、ムーシエはそれでは――と言葉を口にする。


「一語一句間違うコトなく伝ええるようにと言われておりますので、奥様の口調を完全再現させていただきます」


 そう前置いて、ムーシエは告げた。


『私と娘を心配してくれるのはとても嬉しいコトだけど、仕事をサボってハニィロップに来るのは頂けないわ。

 私も娘も与えられた仕事をサボるような人に興味はないの。

 でも、来てしまったのなら仕方がないわ。あなたはあなたなりの仕事をなさってね。私達は私達の仕事をします。

 ですので――ハニィロップ滞在中は、あなたと顔を合わせるコトもないでしょう。あしからず』


 徐々に徐々に顔色が悪くなっていき、最後のは両手と両膝をついて青ざめてしまったサルタンに、ムーシエは宣告する。


「――以上です。

 私も奥様より、奥様の筆頭侍女として、奥様を最優先にするようにと仰せつかっております。

 ですので、旦那様――何かございましたら、ハインゼルさんへお願いいたします。

 そして、奥様からハインゼルさんへ……『面倒だろうけど、旦那様をよろしくね』と言付かっております」

「ではムーシエ。謹んで拝命いたしますとお伝えください」


 ムーシエとハインゼルは互いに優雅に一礼しあう。

 落ち込んでる旦那様をわりと無視している程度には日常茶飯事なのである。


「あ、そうそう。ドラちゃんはおいで。

 奥様は、ドラちゃんとは会いたがっておりましたから」

「クァウ!」


 ドラは了解するようにひと鳴きすると、ペタペタと歩きながらムーシエの元へと歩む。

 そうして、ムーシエがドラを連れてその場を去ろうとした時、サルタンは唐突な復活を果たす。


「いや待て。確かにネリィには会わないと言われた。だが、ユノちゃんに会ってはいけないとは言われていないッ!」


 突然立ち上がり、サルタンは両手を天高く掲げて雄叫びでもするかの如くそう声を上げるが、ハインゼルのいつも通りの落ち着いた声がそれを否定した。


「お嬢様でしたら、本日早朝より、ユズリハさん、ライラさんと共にハニィロップの第三都市シャラープに向かいましたよ。

 何でも花噴水を修理するのに必要なものがそこにあるかもしれない――と」


 今度こそ、サルタンは完全に打ちひしがれて、地面へと突っ伏すのだった。



     ♪



 仮面を外したクラウドが、カイム・アウルーラの綿毛人互助協会(フラウマーズギルド)のドアを開ける。


「いらっしゃいませ」


 メガネの女性従業員に声を掛けられた彼は、そのまま女性に訊ねた。


「すまない。ちょっと仕事で調べ物をしているんだ。

 この街に関係のありそうなものがあったので、訊ねたい」

「はい。お答えできる範囲のモノに限りますが」


 もちろん、それは理解している――とクラウドはうなずく。


「実は、賢いトカゲというのを探していてね。

 カイム・アウルーラでは最近、二足歩行するトカゲが可愛がられていると聞いたんだ」


 直後――メガネの女性の目がすぅ……と細まった。

 こちらを見定めるような眼差しは実力者のそれであり、クラウドは内心で歓喜する。


 だが、先日の件でサニィに散々怒られたばかりだ。ここでヤンチャをするわけにはいかなかった。


「あー……いや、そのトカゲをどうこうというつもりはない。

 殺す気もなければ、捕まえて売っ払ったりってコトもない。

 指輪を探していてね。かなり賢いトカゲがそれを飲み込み、ソルティス岩野(がんや)に逃げたという話を聞いたんだ。

 そして、ソルティス岩野に行ったこの街の綿毛人(フラウマー)が、トカゲを連れて帰ってきてから、この街にマスコットのようになっていると聞いたものでね」


 クラウドの言葉を吟味するようにしながら、メガネの女性はもう一つ訊ねてきた。


「実際、そのトカゲと出会ったらどうするつもりですか?」

「ある程度言葉が通じるらしいっていうのは、街の人達から聞いた。

 だから、心当たりがあるなら吐き出して欲しいとお願いするだけ、かな」


 本心としては腹をかっさばいてでも目的を果たしたいところだが、ここで不要にことを荒立たせる必要もないだろう。


「ふむ――本心は怪しいところですが、まぁ悪意はなさそうですね」


 そうして、こちらをじっと観察していた彼女は、どうにか納得はしてくれたらしい。


「ですが、一足遅かったかもしれませんよ?」

「どういうことだ?」

「そのトカゲでしたら、守護会長に連れられてハニィロップに行っちゃいましたから」

「……入れ違いかよッ!」


 思わずうめくと、メガネの女性は苦笑を滲ませた。


「もしかして、ハニィロップから?」

「ええ、まぁ……」


 クラウドは曖昧にうなずいて見せると、彼女はお疲れさまですと労いの言葉をかけてくれる。


「トカゲ……すぐに帰ってきますかね?」

「どうでしょうねぇ……個人的には待つくらいなら、ハニィロップに行った方が早いんじゃないかなぁとは思いますけど」

「それで、入れ違いになったりとかは」

「可能性はゼロじゃないので、どっちがマシかとまでは言えませんけど」


 その言葉をしばらく吟味していたクラウドは、やれやれとうめいた。


「なら、一応ハニィロップに行ってみるコトにするよ。色々とありがとう」


 メガネの女性にチップを渡し、彼はカイム・アウルーラを出ると街道からはずれた、人気のない大岩まで歩いて向かう。


「どうでしたか?」


 その場所にいたのは、侍女服に身を包んだ少女だ。

 白く艶めく飾り気のないファントムマスクを付けた彼女は、濃灰色の髪をツインテールにし、仮面の下のサファイアのような瞳にはどこか冷めた空気を湛えている。


「トカゲはいるにはいたんだが、どうにも飼い主と一緒にハニィロップへ遊びに行ってるらしい」

「それはまた無駄足になりましたね」

「そうでもねぇよ。足取りを知れたんだ。決して無駄じゃねぇさ」


 クラウドは投げやりにそう告げてから、少女に問う。


「レイン。ハニィロップ行きのエグソダスは?」

「ワタシに抜かりがあるとでも?」


 そう言って、レインと呼ばれた彼女はエグソダス・ケルンを取り出した。


「掴まりなさい」

「おう。よろしく頼むわ」


 そうして二人は光に包まれると、その人気のない岩場から、二人の気配は消え去るのだった。



     ♪



「君と同じ声のする女がいたよ、サニィ」

「ユーノストメアでしょ。知っているわ」


 ヒースシアンの言葉に、仮面の下から冷めた眼差しを向け、サニィがうなずく。


「その彼女には、香水も威圧も通用しなかったのだ。なぜだと思う?」

「なぜも何もないわ。単純に、葉術使い(フィーユユーザー)としての格が違ったってだけでしょう」


 ましてやユノは、花術師(フルーラー)としても優秀だ。

 香水の効力にでも気づいていれば、その香りを密かに風を起こして防いでいても不思議ではない。


葉術(フィーユス)という力はマイナーだと聞いた。そうそう使い手がいない、とも」

「ええ。だからゼロとは言ってないでしょう。たまたまユーノストメアは葉術(フィーユス)が使えた。それだけよ。何を憤慨してるのかしら?」

「私に堕とせない女がいた事実が許せない」

「そう」


 ヒースシアンの言葉に、サニィは興味無くうなずく。

 胸中では――貴方に堕とされる女なんて、その程度の女でしょうに……と考えてはいたが、おくびにも出さない。


「いずれはドリス姫すらも手中に納める男だぞ。私は」

「そう。がんばって」


 心底どうでも良さそうに、サニィは相づちを打った。

 それだけで、この男は多少は嬉しいらしい。


「ああ。王子派も姫派も、私の手中となれば全部が丸く収まる」

「…………」


 さすがにそれには、適当な相づちを打つ気はなかった。


(実際可能かどうかは置いておいて、それが成功した暁に、それでアレコレ丸く収まるなら、政治って簡単よね)


 だが、そうはならないだろう。


(女はともかく、男はどうするつもりなのかしらね)


 結局のところそこまで考えつかない愚物なのだろう、この男は。

 先代は優秀な領主ではあったが、それを継いだ長男のヒースシアンはろくな男ではない。


(ジャックがこの男を見張っていろと言うから見張っているけど……面倒くさいわね)


 こんな時、自分も花修理のユノと同じように、何か傾倒できるものがあれば、多少の慰みにもなっただろうが、生憎とそういう趣味はなかった。


(そもそも趣味なんて、考えたコトもなかったわね……)


 何やら夢物語を語り始めたヒースシアンの声を、右から左へ聞き流しながら、サニィはぼんやりと考える。


(もう一人のわたし――実際会えば、この複雑な感情が変わるだろうとは思ってた)


 退屈なんて考えられないほどの、黒い感情が吹き出してくれれば、それで良かった。そう思って彼女と会いたいと願っていたのに。


 実際に出会って、確かに変わった。

 だが、胸の(うち)から沸き上がったのは、殺意や敵意などではなく、ただ実在したんだな――という実感だけ。


 くすぶる思いをぶつけて殺す――そういう相手だと思ったのに、そういう感情は不思議と湧かなかった。


(なんだかなー……そうなると、どうして良いか分からないのよね)


 ぶつける相手が見つかったら思い切りぶつける。それはいい。

 だが、見つかるまでの間、どうするべきか――


(趣味、趣味ねぇ……)


 生き甲斐だと思っていた事柄が突然、錯覚だと気づいてしまったかのような空虚な気持ちの中に、ふと少年の声が耳朶(じだ)に蘇る。


『覚えておくコトに損はさせないよ。キミの為に、僕は研究をより高みに押し上げると決めたからねッ!』


 言葉の意味は分からない。

 だけど、不思議と心に残っている言葉。


 確か彼の名前は――


「おいッ、サニィ! 聞いているのかッ!」

「……ん? ああ、ごめんなさい。聞き流してたわ」

「貴様……ッ!」

「そう怒らないでよ。別に私は貴方の話を聞く為だけに派遣されてるんじゃないんだから」

「ふん。ならばとっとと教えたまえッ!」


 表向きの理由は、彼に葉術(フィーユス)を教える為だ。

 もっとも、教えた葉術(フィーユス)の使い道は、知っての通りではあるのだが。


 得たチカラをどう使うかというのは、道具と同じで、使い手次第だと思っているので、サニィは別に気にしていない。


 そんなことよりも、思案を邪魔されてしまったことに、存外機嫌が悪くなっている自分が新鮮で、ちょっと不思議な気分になっている。


「教えようとしたら自分語りを始めたじゃない、貴方」

「うるさいッ!」

「……はぁ」


 思わず嘆息する。

 身勝手も過ぎると面倒くさい。


「それで、ヒースシアン。

 言った通りにオドの制御はできたの?」

「できん。そんな面倒なコトはすっ飛ばせないのか?」

「そんなもの――世の中にタツジンが増えないのはどうしてか考えれば分かるでしょう」


 ジャックに頼まれたから、この男を監視する。

 それは別に構わない。これは仕事であり、ジャックから給金の支払いだって存在する。


 ――だから、サニィは考える。


(次の休み、ちょっと彼のところへ遊びにいってみようかしら)


 それは、こんな男を相手にするよりも、何十倍も楽しそうな思いつきだった。



     ♪



 貸獣屋(レンタ・ビースト)で、馬と幌馬車を借りたユノ達は、首都サッカルムを出て、第三都市シャラープへと向かっていた。


「ドリー、黙って出てきて良かったの?」


 御者をしているユズリハが、ユノやライラと共に幌の中にいるドリスに訊ねると、彼女は小さくうなずいた。


「ええ。父と兄には、派閥絡みのあれこれで身の危険を感じているので、一週間ほど姿をくらますコトにすると言ってあります。

 父には、レウィス伯爵のお力添えで綿毛人(フラウマー)に紛れると言ってありますので」

「あの魔剣コレクターのお爺さん、そんな信用されてるの?」


 ユノが首を傾げると、ドリスはふふっと笑みを浮かべる。


「お姉様がレウィス伯爵をどのように思われているかは存じませんけど、祖父の頃からの信頼が厚い方なんですよ」


 派閥の為ではなく、国のために、国民のために、領のために、領民のために行動できる人だという評価らしい。


「魔剣が関わらなければ――という一面はあるのですけれど」

「なるほど。そのまんまユノみたいな人なんだね」


 ユズリハがうなずくと、ユノは何やら釈然としない顔で口を尖らせた。

 そんなユノを横目で見ながら、ライラが訊ねる。


「ところで、ドリー。

 花噴水に関するお話って何かないかな?

 いまいち情報が足りなくて修理もままならないんだけど」

「そうですね……」


 これから向かうシャラープの遺跡だって実際に花噴水に通じてるかどうかは分からないのだ。


「昨日、あれから少し考えていたのですけど――もしかしたら四陣(しじん)ノ遺跡と呼ばれるものが関係あるのかもしれないな、と」

「それって、ハニィロップの首都を含めた大樹型花噴水(ズシュタム)のある東西南北の四都市それぞれの近くにある遺跡のコト?」


 ユズリハが訊ねると、彼女は一つうなずいた。


「はい。

 どの遺跡も様式が完全に同じで、実は地下で繋がっているのではないかと言われております。

 ただ、昨日お姉さまに言われるまでは、それが花噴水のメンテナンス用のものだなんて発想はまったくなかったのですけど」


 崩れていない範囲では全て調べ尽くしたとされているが、むしろ崩れた先が解き明かされていないので、遺跡の本来の用途が判明していないともいえるわけである。


「そして、配置的に中央になるシェラープに存在する超大型花噴水(ハイズシュタム)の近くにも、遺跡はある……」

「様式は同じですが雰囲気が異なっていたそうなので、同一の遺跡とはされていなかったのですが――」

「調査されている範囲の様式が異なっているだけで、まだ未踏の区画が多数ある以上は否定できないワケね」

「はい」


 それならば、ますます中央の遺跡を調べる価値がありそうだ。


「四陣ノ遺跡も時間があったら巡りたいわね」

「本当に、時間があったらにしてねお姉ちゃん」


 ライラの切実そうな言葉に、ユズリハが御者席で力強くうなずく。

 それにユノはまたも口を尖らせるのだった。

 いつもよりも少々短めですが、キリが良いのでここまで。


 きっとすっかり忘れられていただろうパパとドラちゃん到着。

 とはいえ、しばらくはユノ達と合流できそうにありませんが。


 色々な人の色々な事情と思惑が絡みつつ、次回は超大型花噴水(ハイズシュタム)の見学と、遺跡探索の開始の予定です。

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