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049:ユズの悩み と ユノの苦悩

本日は気まぐれ2話連続更新。2/2。


 ユノとライラの筋肉騒動から翌日のお昼時。


 ユズリハは一人でリリサレナ広場のベンチに腰をかけていた。

 マギー婆さんのランチバスケットを買えたので、今日はここで昼食だ。


 バスケットの蓋を開いて、中のサンドイッチを手に取った時、ユズリハに声を掛けてくる女性がいた。


「ユズリハ先生、横いいかい?」

「どうぞー」


 声を掛けてきたのは、マリー・ゴールデンベリィ。

 彼女の立場を考えるのであれば、声を掛けるのも掛けられるのも怖い相手ではあるのだが、ユズリハはまったく気にしていないし、マリーもかなり気さくな感じだった。


「先生は、うちの子猫たちの講師をまたしてくれないのかい?」

「それなんですけどねぇ……」


 横でマリーもランチバスケットを開きながら訊いてくる。

 それは、ユズリハも時々考えることはあった。


「前にユノに言われた、色んな場所から色んな風景を見ろっていうの、実践してるワケなんですけど」

「ああ」


 うなずき、マリーはサンドイッチを頬張りながら、先を促す。


「その上で、自分の居場所を選ぶ時が来てるのかなぁ……とは思ってるんですよね……最近」

「良いコトじゃないか。

 それで選んだ道先に、うちの子たちの講師が含まれないというなら、こちらだって諦めるさ」

「その道が全然決まらなくて、割と悩んでたりします」

「簡単に決まるようなコトじゃないさね」


 それこそ、簡単に決まるようなことであるのなら、生き方に迷う人間の数が大幅に減るはずである。


「先生はどうしたいんだい?

 表街(リリティア)だけで生きる? 裏街(サレナ)に戻る? 表と裏と両方で生きる?」

「……どちら共に生きるっていうのは、アリなんですかね?」

「さぁね。先人を参考にするのは悪いコトじゃないが、先人がしたからそうする――なんて考え方は、今のユズリハ先生がしちゃいけないコトじゃないのかい?」

「かもしれませんねぇ……」


 ユズリハとて、別に裏で生まれ育ったことも、裏で磨いた技術も忌み嫌うものではない。

 それでも、表街から見ればそのどれもが、裏技でしかないのだ。


 裏技を利用して生きていけば、不必要なトラブルを呼び込むかもしれない。

 その結果、ユノに迷惑を掛けてしまうことを考えると、やはり思い悩んでしまうのだ。


 とはいえ、先の騒動のように、裏で身につけた毒物に対する耐性や、武術、葉術(フィーユス)がユノや街の助けになることもある。


「どうしても答えが出ないんだっていうのなら、それこそユノ姫に訊くのはどうなんだい?

 他人に興味の薄い姫のコトだ。わりとつっけんどんに返してくるだけかもしれないけどね」

「それならそれで、ユノに言われたら弾みになりそうですけどね」


 ユズリハは苦笑しながら、ランチバスケットと一緒に買ってきたオレンジジュースを口に含む。


 急いで出す必要のない答えかもしれないが、それでも迷い続けていると、また先のような騒動が発生した時に、致命的なミスをするかもしれないと想定すると、のんびりしてもいられない気もする。


「急いだって良いコトはないだろうけど、急ぎたいって感じだね、先生」

「お見通しですか」

「伊達に先生の倍近くは生きてないよ」


 あっはっはとマリーは豪快に笑って、手に残っていたサンドイッチの残りを口に投げ入れた。


「話は変わるんだけどね、最近ダンディライオン孤児院から将来有望そうなのが見つかったて?」

「耳が早いですねぇ……どれだけ大きい耳を持ってるんですか?」

「孤児院の子なら、スカウトしやすいからね。どうなんだい?」

「良い子ですよ。飲み込みも早いし頭も良い。

 多才な上に、どれも標準以上の才能を見せる、ユノすらも将来化け物になりかねないと、口にするレベルで」

「名前は?」

「ひみつ……にする意味もないですね。あそこの先生は、元々そちらの猫さんでしたっけ」

「本人は今も、飼い猫のつもりみたいだがね」


 不敵な笑みを浮かべてそう告げると、ユズリハは観念したように肩を竦めた。


「ライラですよ。ライラ・クックセン」

「今から行ったら会えるかい?」

「無理でしょうね。今は、ユノと出かけてますよ」

「どこへ行ったのかわかるかい?」

「綿毛人協会に登録したいって話てたし、その後で採取も兼ねた簡単な魔獣退治の依頼をするとか」

「ずいぶんと入れ込んでるんだね、姫も」

「んー……半分は鬱憤晴らしじゃないかな」

「何かあったのかい?」

「喧嘩売り逃げされて、不完全燃焼だったから、二人で発散してくるつも

りだって」



     ♪



 カイム・アウルーラ南東。名も無き森林――通称『近くの森』。


「まずはひとかけ真っ赤なリンゴッ! 重ねず一つ! その身を焦がすはアップルパイッ!」


 掲げた豊かなるライラック(リラ・ライヒ・リラ)の先端から、赤く輝く熱衝撃波が放たれる。


 ターゲットは、彷徨い踊る(ツリーフォーク)妖樹(・ダンサー)という魔獣だ。獣とはいうが、実際は根をせわしなく動き、動き回る樹木のような姿だ。


 その名の通り、踊るような動きで林や森の中を動き回る魔獣である。

 もっとも、踊るように動き回るだけであり、基本的には無害。だが、踊る時に周囲を気にしない迷惑な魔獣である為、時折退治しておかないと、森の中の木々の多くが倒壊するなどという恐れがある。


 また動物の死骸に敏感であり、見つけた場合はその上に乗って根を突き刺し栄養に変える。多少であれば自然の営みだが、これも数が増えると森の栄養が大きく減ってしまうこともあり、そうなると森が弱ってしまうのだ。


 固い樹皮を持っているので、剣などでは退治しづらいが、そもそも植物なので火炎系の花術(フーラ)を得意とする者がいれば、苦戦もしない相手でもある。


 ライラが放った衝撃波は、そんな駆け出し綿毛人(フラウマー)の為の戦闘訓練向き魔獣たる彷徨い踊る妖樹の蠢く根に突き刺さり、爆発する。根本付近の幹がえぐれ、焦げ付き、妖樹が、メキメキと音を立てながらひっくり返った。


 ひっくり返ったまま、根っこをわさわさ動かしているのを見ながら、ユノは告げる。


「まだ倒せてないわ。油断せずに敵を見据えたまま聴きなさい」


 ライラがうなずくのを確認してから、ユノは続けた。


「制御そのものは悪くないわね。むしろ良いわ。

 上を見たらキリはないけど、上を見なきゃ問題ない程度にはできている。

 ただ苦労せずに制御できちゃってるから、制御を失敗した時の怖さを知らないのが不安ね」


 その手の不安は、普通の相手でなら様子を見て解説するかどうかを決めるところだ。だが、ユノはライラが相手なら問題ないと判断して、説明を続ける。


「こればかりはどうしようもないわ。制御できるコトは良いコトだしね。

 だから、制御を失敗するのはとても危険ってコトだけは頭に入れて、今度もちゃんと制御してアイツをキッチリ倒しなさい」

「はいッ!」


 そうして、ライラは言われた通りキッチリと花術を制御して、彷徨い踊る妖樹にトドメを刺した。


 妖樹が完全に動かなくなったのを確認して、ユノは「上出来ね」とうなずく。


「枝と根の綺麗な部分を切り取りましょう」


 彷徨い踊る妖樹から採れるもの。その取り方を説明しながら、ユノは自分が原因の分からない苛立ちを感じているのを自覚していた。


 野良筋肉に喧嘩売り逃げされたストレスは、もうすでに晴らしている。ライラの手本という建前で、大技を連発したのだ。とても気持ちよかったし、スッキリした。


 やはりストレスの発散には爆発系の花術(フーラ)である。

 この小さな森の一角に、ちょっとしたクレーターができてしまった気がするが、お茶目な女の子の些細な失敗ということにしていただきたい。


 だが、ここへ来て、何か澱のようなものが自分の心の奥底につのっているような気がしはじめているのだ。


(あたしは……何でこんなイライラしてるんだろ?)


 ぼんやり考えていると、作業の手も止まっていたらしい。

 ライラが不思議そうな顔をして訊ねてくる。


「お姉ちゃん? どうしたの?」

「ああ、ごめん。何でもないわ。ちょっと考え事があってね」


 頭を振るような気持ちでユノは返事をすると、背負っていた籠に枝葉を入れて立ち上がった。


「そう言えば、野良筋肉に対して秘策があったみたいじゃない?

 結局使う必要なくなっちゃったけど、何だったの?」


 次の素材と練習相手を探すために歩き出しながら、ユノがライラに訊ねる。


「まぁ言うほど秘策じゃないとは思うんだけど」


 そう前置いてから、ライラが何とも言えない表情で答えた。


花術(フーラ)そのものだよ。ユノお姉ちゃんから作ってもらった杖があるなら絶対勝てるって思ったんだ」

花術(フーラ)が使えたところで、懐に潜り込まれたら勝てないでしょう?」

「そもそも魅せる筋肉じゃあ綿毛人(フラウマー)さんたちみたいに、カッコ良く懐に潜り込んでくるようなコトはできなかっただろうし、何より――」

「……何より?」

「あの野良筋肉さん、ユズリハお姉ちゃんと同じくらいには、花術不能者(ノン・フルーラー)でしょ?」

「……え?」


 さらりと、とんでもない発言をしたライラに、ユノは足を止めた。


「あいつの筋肉が実戦向きじゃないってのはともかく、どうしてあいつが花術不能者だって分かったの? ううん、それだけじゃない。ユズリハは最低限の日常用花導品(フィーロ)は使えてるから、ただ一緒に過ごす程度じゃ、花術不能者だなんて分からないはずよ?」


 ユノは口早に、ライラに詰め寄るように問いかける。

 それに、ライラは少し怖がるような顔で、一歩退く。


 そんなライラを見て、ユノは慌てて身体を離した。


「……ッ、ごめん。

 でもライラ。今のアンタの発言はそのくらい非常識なコトだったのよ」

「普通の人は、分からないんだ……」

「ええ」


 花術不能者にも程度はある。

 最低限の日用品は問題なく使える程度のものから、そもそもマナを必要とする花導品(フィーロ)をまったく使うことができないものまで。


 ユズリハは後者に近い。完全術不能者(ノンゲート・ルーラー)ではないが、日用品レベルのものですら、最初は使うのが困難だったらしい。


 それでも問題なく生活できているのは、ユズリハが花術師(フルーラー)でもないのに、緻密にマナをコントロールできるからだ。そのチカラを訓練して鍛えたことで出力が少なくとも、日用品を利用する程度のことはできるようになっている。


 だからこそ、今のユズリハと一緒に生活していて、彼女を花術不能者だと気づく人はまずいないし、ユズリハも意識してそれを隠していた。


 カイム・アウルーラではともかく、外に出れば差別の対象になりうる要素だからこそ、綿毛人(フラウマー)として旅する中で、ユズリハが身につけた技術なのだろう。


 翻って、ライラがそれを知る機会というのは、まずないハズなのである。


「ライラは、相手の霊力門(マナ・ゲート)を見れるの?」

「霊力門だけじゃなくて、霊蔵器(マナ・プール)も。

 あと、マナの流れ……? っていうのかな、そういうのと……あと、オドの方も……」


(マナやオドの流れを視れる眼、か……)


 これは、ちゃんと言っておく必要がありそうだ。


「良い? ライラ。

 貴女が持つその目は、恐らく神眼とか魔眼とかって呼ばれる種類の特殊なチカラよ」


 ユノはライラの顔を真っ直ぐに見ながら告げた。


「まずそれを自覚なさい」

「うん」


 こちらが真剣なのも伝わったのだろう、ライラも真面目な顔をしてうなずく。


「その上で、普通の人は他人の貯蔵(プール)量も、(ゲート)の大きさも分からないというのも知っておきなさい」

「……はい」


 文武どちらを教えても覚えが良く、花術(フーラ)すら簡単に制御して見せる才能。それに加えて、この眼。


(この子は一体なんなの……?)


 胸中で首を傾げながら、ユノは言葉を続けた。

 疑問はさておいて、これだけは絶対に言い聞かせておく必要がある。


「カイム・アウルーラでは実感がないと思うけど、一歩外に出れば、花術不能者っていうのは差別の対象よ。それだけで、親に捨てられてもおかしくない。

 付け加えるなら、孤児が元気に育っていける場所という意味でも、カイム・アウルーラの孤児院は特殊なの。

 だから約束しなさい。その眼のコトも、他人の蔵器(プール)(ゲート)の大きさも、人前では絶対に口にしないって」

「うん。わかった」

「何がわかったの?」


 敢えて、聞き返す。

 それにライラはユノの目を見てしっかりと答える。


「わたしの眼のコト。そして、その眼で視た他人の蔵器や門の大きさ……それを絶対に他人に教えちゃダメ」

「それは何で?」

「その大きさで、その人が家族や友達から、嫌われて捨てられちゃうかもしれないから」

「よろしい」


 瞳に涙を浮かべながらそう答えるライラの頭をユノは優しく撫でてあげた。


 その涙の意味を分からないわけではなかった。

 相手が迷惑な野良筋肉だったとはいえ、下手をすれば自分の軽く口にした言葉で、本当の意味で人生を狂わせてたかもしれないことに気づいたのだろう。


(この件に関しては、ライラが聡明で助かったわね)

 

 深く息を吐きながら、安堵と苦笑を同時に滲ませる。


「さて、もうちょっと採取を続けるか、この辺りで切り上げるか。どうしようかしらね」


 わざとライラに聞こえるように独りごちて、周囲を見渡す。

 ライラが一息ついて、気持ちを切り替え終わるまで待ちながら、ユノはぼんやりと考える。


(才能の塊――と言えば聞こえは良いけど……)


 この子がその才能を正しく開花させられたのは、きっとカイム・アウルーラに住む孤児だったからではなかろうか。


 学術都市で暮らすただの平民や、カイム・アウルーラ以外で暮らす貴族などであったなら、きっと自分やダンダルシアのように歪んでいた可能性がある。


(そういう意味じゃズルいのよね。

 師匠に会うまでは、ライラにとってのあたしみたいな立ち位置のやつなんか居なかった……)


 それをズルいというのは間違っているというのは分かってる。

 すでに過ぎ去ったできごとなのだから、必要以上に考える必要がないのも分かってる。


 だけどそれでも――どうしても、そんなことを考えてしまう。


(自分のチカラがどれだけのモノなのか教える為にも、一回くらい痛い目に遭わせた方がいいのかしら……?

 敢えて、ミスしやすい術式を教えるとか……)


 そこまで、考えた時――ユノの目の前は真っ暗になった。

 脳味噌と心を見えない手で鷲掴みされ、強引に振り回されたかのような気分の悪さ。

 気持ち悪くなり、咄嗟に左手で口元を押さえながら膝をつく。


「お姉ちゃんッ!?」


(あたしは今ッ、何を考えた――ッ!!)


 立っていられなくなるほどの吐き気と頭痛。早鐘を打つ心臓。胸を掻し毟り叫びたくなるような焦燥感。

 それらを引き起こすその原因は――


 強烈なまで自己嫌悪。


(ライラに身の程を教える為に痛い目に遭わせたい――間違った術式を教えてみようか……だなんて……)


 その考え方はユノがもっとも嫌悪するべきもの。

 才能に嫉妬して足を引っ張ることしかしないバカたちと同じ考え。


 例えそれが自分であって、そんなことを考えるやつを――そんなことをしようとするやつを、ユノ・ルージュは決して許すことはない。


 そんな嫉妬と悪意に囲まれた結果の人間が自分だと知っていながら、ライラに対して、何を考えてしまったのか。


「ライラ、ごめん」

「え?」

「思ってたより体調悪かったみたい。カイム・アウルーラに戻るわ」

「うん。お姉ちゃん、大丈夫?」

「ええ。平気よ」


 正直言ってしまえば、平気ではなかった。

 自分の中にある感情のまま喚き散らして八つ当たりしたかった。


 だけど、それをライラに向けるのも間違っているし、さほど強くなくても魔獣がいる森でやるわけにはいかない。


「ライラ。お願いしても良いかしら?」

「なに?」

「今日はこのまま貴族街の自宅に帰るわ。

 悪いんだけど、うちの工房へ行ってユズリハとドラに伝言してもらってもいい?」

「もちろんッ」


 力強くうなずくライラの顔が妙に眩しく見えて、直視できなかったユノは目を(すが)めながら視線を逸らした。

 ユノのトラウマ発動。弾鉄(ひきがね)を引いたのが自分の思考だったから、ダメージが普段より大きいです。


 元々このイベント、もうちょっと後でライラではなくエーデルがキッカケになって発生する予定でしたが、流れ的にちょうど良かったのでこちらでやってしまいます。


 うじうじしたシーンが長くても読んでてツライと思いますので、次回である程度サックリ解決したいなという願望。


 ユズリハの悩みはそこまで深刻ではないので、のんびり解決していきます。


 そんなワケで、次回はネリィママと親子の語らいの予定です。

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