028:過去の詩(うた)、現在(いま)の森
前半はユノの一人称です。
二年ほど前――フルール・ユニック工房にて。
師匠は機嫌が良いと、歌とも鼻歌ともつかぬ、曖昧なものを良く口ずさむ。
どっちであろうと、調子の外れたそれは、ちょっと頂けないのだけれど――
今日は本を片手に机に向かって何かしながら、歌っている。
「相変わらず、上手くならないわね。師匠」
「お? ああこればっかりはな?」
強面の不愛想が、珍しく茶目っ気たっぷりにウィンクしてくる――正直怖い。
それはそれとして。
「ずっと訊こうと思ってたんだけど」
「なんだ?」
作業の手を止めて、師匠はこちらに向き直った。
「その曲って、結局なんなの?」
「ん、これか? これはな、昔知り合いが遺跡で見つけたオルゴールの曲でな。数度しか聴いたコトがないんだが、これが妙に耳に残ってなぁ」
そう言いながら、師匠は立ち上がるとすぐ側の棚をごそごそと漁り始める。
「先史文明の中期頃は、人と精霊が仲良く暮らしてたって話だろ?
この曲は、その時代に作られたんじゃねぇかって話なんだがよ」
その棚は師匠の私物が詰まっている棚で、あたしもその棚に触れたことはない。
いくらあたしとはいえ――色々と面白そうなものが詰まってそうな場所だけど――さすがにプライベートを暴くほどデリカシーのない人間じゃない。
「あったあった」
探しのものは思いの外、すぐに見つかったらしい。
そうして、数枚の紙を渡された。
「ほれ。オルゴールと同じ遺跡で見つけた古文書の写しだ」
「見ていいの?」
「おうよ。見せる為に探したんだからよ」
今日はいつになく機嫌が良いのか、そう言ってがはは――と笑い、師匠は再び机に戻って作業を再開した。
それを横目に私は、写本に目を通す。
複雑な記号の並びと――
「師匠、この文字って……?」
「流石だな。精霊文字を知ってるか」
先史文字と同じ時代に使われていたと思われるもう一つに言語。本当に精霊が使っていたのかは不明だが、精霊とコミュニケーションを取るために使われていたと言われる文字だ。
マイナー言語とされるそれで、この写本は文字が書かれている。
「一応、独学だけど簡単になら先史言語への変換は出来るわよ」
「そりゃすげぇ。俺、言語関係は得意じゃねんだよな」
師匠の賞賛に気を良くした私は、最近使ってなかった記憶を掘り起こしながら目を落とす。
この記号の並びは、似たような文献を見た記憶がある。
「楽譜……?」
「おう。俺もそこまでは分かったんだが、楽譜の読み方なんざ現代訳してもさっぱりだ」
「師匠、紙とペンを適当に借りるわね」
「好きに使いな。しかし、流石だな。俺の弟子にしておくのが本当に勿体ねぇ」
「私は師匠の弟子になれて満足してるわよ」
師匠にそう返して、私は床に腰を下ろし、ペンを走らせる。
「そういやユノ。お前ぇは楽譜読めるのか?」
「まぁそれなりに。そうじゃなきゃ、花学で作られた音楽装置系に触れないでしょ?」
「すごすぎて、言葉もねぇや」
ニヤリと笑いながらそう言う師匠。本当に今日は機嫌が良いらしい。
こんなに分かりやすい表情を出すのも、饒舌なのも、機嫌の良い時か酔っぱらってる時ぐらいだ。
それはそれとして、と。
変換ルールに従って、変換していく。
精霊言語の先史言語変換は、暗号の解読に近い。
意味のない記号の羅列のような文章を、ルールに従って変換していくと、先史言語の発音記号によって綴られたかのような文章になっていく。
それを正しい先史言語の文章に戻してやれば、意味のある読める文章に――
「……iRa , iN=o……MoT , oT=aTa……Na , aH=iHSa……TaW……?」
……あれ? ならない。
変換作業中も、何か変な気がしたけど、変換した後も意味のない音の羅列にしか見えない。
「普通はこの変換で、多少は意味の通じる言葉になるはずなんだけど……」
ならないのであれば仕方がない。これはあたしの勉強不足だ。近いうちにちゃんと解読してやろう。
恐らく、自分が学んだ以外の変換方法やルールが存在すんだろうし。
とりあえず、変換された古代文字の羅列を、先史言語の発音記号に変えられる範囲で変えていく。
古い楽譜を現代楽譜に変換するのは、難しくないので、こちらはついで程度にさらっとやっておいた。
そうして、歌詞の意味は読み解けてないものの、一応の体裁は整ったわけだけど……。
「あー……あー……」
本当は自分で歌うのとか嫌なんだけど、ここまで変換して歌わないというのも何だか勿体ない。
「お? 歌うのか?」
「今回だけね」
そうして、翻訳したばかりの楽譜を手にとって、あたしは歌い始める。
意味のない音の羅列でも、どういう発音をすれば良いのかだけは確認できるから、歌うことは可能だ。
それで、歌い始めてから、気がついた。もちろん、師匠も気がついているだろう。
この楽譜は、師匠の口ずさんでいる歌そのものだったようだ。
途中でやめる気だったのだけれど……。
だけど、あたしの歌を嬉しそうに聴いてくれいている師匠の姿を見てたら、なんだか最後まで歌わないと申し訳ない気がした。
「良いもの聴かせてもらったぜ」
「お粗末様でした」
何となく気恥ずかしくて、ぷいっとそっぽを向いて答える。
「これ、なんか意味のある歌なのかしらね……?」
「さぁな。オルゴール持ってた知り合いの話じゃ、『盟友の歌』とかなんか、そんなタイトルだとは言ってたな。
さっき言った通り、大昔に人と精霊が一緒に暮らしてた時代の歌らしいが、詳しいコトは良く分かってねぇんだと。
案外、精霊へのラブソングだったのかもしれねぇな」
「今度、その友達、紹介してくれない?」
「おう」
きっかけなんてそんなもの。
この日から、私は時々、師匠の為に歌うことになった。
まぁ――師匠の調子の外れた歌を聴くくらいなら、自分で歌った方がマシなのも確かなんだけど。
「そういえば、師匠はさっきから何やってんの?」
「これか? ああ、一通り終わったらお前さんにも見せるつもりだったんだがな。
ちょいと、共修騎士の知り合いからの頼まれゴトだ」
興味深い師匠の言葉に、私は思わず身を乗り出す。
「その知り合いが最近見けた古文書らしいんだがな、最近はこれ先史研究関連でなんか内部がゴタゴタしてるから、自分で解読してると危ない気がするってよ、写本を渡されたんだ」
騎士団の内部事情なんてどうでも良いけど、結局の所、世の中ってのは出来る奴の足を引っ張る馬鹿が多いってことだろう。
それはともかく。
「言語学苦手とかさっき言ってなかった?」
「苦手だが出来ねぇわけじゃねぇからな」
ふふんっと笑って、師匠は続ける。
「しかも、どうやらカイム・アウルーラに関連するっぽいんだよな」
「すっごい気になるんだけど」
「ゴタゴタにお前を巻き込むワケにはいかねぇからな。
今はちょいと我慢してくれ。ほとぼり冷めた辺りで、ちゃんと見せてやるからよ」
「……わかった」
不承不承、私は納得する。
何というか、改めて、世の中のつまらない連中の多さに辟易する。
目先の手柄や名誉の為に――結果、自分の経歴や名誉が傷つくことを考慮しない連中ってのが、多すぎはしないだろうか。
「でも、絶対見せてよ?」
「俺はお前に嘘を付いたコタぁねぇだろ?」
「どーだったか」
そう私は肩を竦めて笑って見せる。
でも師匠の言う通りだ。
嘘を付いたことはゼロではないけれど、私が不快になるような嘘を付かれたことは一度もない。
だから、今回だって信じられる。この約束は本当だって。
でも――その約束は果たされなかった。
正しくは、師匠が果たすことが出来なくなったと言うべきか。
結局、師匠がどんな内容の古文書の写本を解読していたのか、それは私には分からないままになってしまったのだった。
♪
現代――常濡れの森海。北部湿原地帯。
枯れた巨木の根本で、アレンが周囲を見渡す。
彼の横には、エーデルも一緒だった。
アレンもユノたちと同じく、街に増えたグラジ騎士たちのことが気になり、こそこそとこの森に出入りしているのを確認するなり、エーデルを誘ってやってきたのだ。
アレンが彼を誘った理由というのは特にはないのだが、変わり者ながら頭の良いエーデルならば、アレンでは気づかないものなどを気づいてくれそうだ――という思惑が無くはない。
エーデルもエーデルで、作業が一段落していたところだし、日頃から機会があれば実践的に花術を使う訓練をしたいと思っていたのでちょうど良かったのだ。
二人はユノたちとの違いは騎士たちとは可能な限り接触しないように動き、今現在騎士たちが調べてるとこよりも、以前調べていたところを探している。
「やっぱ、継続的に人が入ってきてた形跡があるな」
「こんな山の近くの、なにもない湿地帯にかい?」
アレンは相変わらずの黒ずくめだ。黒い七分袖のシャツに、黒いズボン。鉄板仕込み込みの丈夫なブーツに、ベルトへ無造作に吊した黄薔薇の剣のという普段と変わらないような格好だ。
本人曰く、鎧や胸当てなどは、重くなるし身体も動かしづらくなるので、あまり好きではないらしい。
その代わり、手の甲と関節を金属で保護しているフィンガーレスのグローブや、腕輪、チョーカー、各種ベルトなどは全て武護花導具を加工したものや、花術紋を仕込んであるものばかりだ。花学的な身体保護に余念はない。
「何も無くはないな。強いていえば、この古木がある」
「……ふーむ」
エーデルも普段と似たような格好だが、さすがに白衣の丈は短めのものにしているようだ。
その白衣だって、裏地には花術紋による防護を施してある丈夫なものだ。白衣の袖の上から、手首にベルトを巻いて、ズレないようにしてある。
また白衣のせいでわかりづらいが、腕輪や首飾りに加工された武護花導具も身につけてある。
アレンともども、エーデルも完全武装に近い格好だった。
ピクピクと狼のような銀耳を動かし、周囲を伺っていたエーデルだったが、すぐに肩を竦めた。
「人の気配はなさそうだよ。
あちこちに、オクトローパーはいそうだけどね」
「この辺りはオクトローパーの生息地だしな」
エーデルの言葉にうなずいて、アレンは古木を撫でる。
「それで、アレン。その古木がどうしたのさ?
ただの枯れてる巨木ってワケではないのだろう?」
「ああ。俺のカンが正しければ、こいつは目印さ」
「目印?」
聞き返してくるエーデルにうなずいてから、アレンが来た道を指さした。
「来る途中にも、一本あっただろ?」
「そういえば、ユノと万年濡れ杉を取りに来る時も、似たような古木を見かけるね」
「今の今まであまり意識してなかったけどよ、これと同じ樹って周囲にないんだよな。
あちこちに点在はしてるとはいえ、圧倒的に数が少ないし、元気な樹ってのが存在しないっぽいんだよ。不自然だろ?」
「……言われて見れば……」
うなずいてから、エーデルはなるほど――と、アレンの言いたいことを理解する。
「目印、ね」
「言われなければこんなもんは目印だとは思わないだろうよ」
「この古木自体が、先史文明時代の遺産だと?」
「そうじゃないかと、俺は思ってる。
そうしてグラジの連中はカイム・アウルーラの住人に気づかれないように、密かに調べて回ってたんだろうさ」
「ここを調査していた時は、さぞ腹を空かせたオクトローパーが鬱陶しかっただろうね。
オクトローパーが嫌う匂いを出す香を焚くくらいには」
言いながら、エーデルは古木の足下に落ちていた燃えカスを手にした。
それを見せられて、アレンもうなずいた。
「見渡すと、ちょいちょい痕跡がありそうだな」
「最低数日……いや数週間は滞在して調査をしてたのは間違いないだろうね。
それなら、やっぱりオクトローパーが邪魔だろうから、こういうのを盛大に使ったことだろうさ」
「はぐれローパーが増えた原因ってところか」
「だと思うよ。ただでさえ、あの時期はオクトローパーが大繁殖していただろうからね。
そして、この森で自然発火はありえない。オクトローパーだって、炎を吐いたりはしない」
「火を使うのは、この森へ入ってくる人間くらい……か」
そういった要因が重なった結果が、先の災厄獣騒ぎの原因だったのだろうと、アレンとエーデルは推測する。
その上で――
「最近になって大人数で調査に来てるのは……古木の謎が解けたから、ではないかな?」
「そうだろうな。何を見つけたのかは知らねぇが、少しばかり鬱陶しいのは確かだ」
わざとらしく嘆息するアレンに、エーデルも同意する。
大した知恵も力もなさそうなのに、態度がでかい連中が多すぎると、エーデルも思っていたことだ。
「街の人たちはさいておいて、だ。もう少し調べていくのかい、アレン?」
恐らく、何らかの意味を持っているこの枯れた巨木は、常濡れの森海の各所に何本かあるのだろう。
全部に意味があるのか、どれか一つに意味があるのかまではエーデルにもアレンにも分からないが、調べる価値はありそうである。
だが、アレンは首を横に振った。
「街に戻る。古木の話を、一度ユノにしておいた方がいいと思うしな」
「騎士たちと鉢合わせしてしまうのも、少し面倒かもしれないし……それも一つかな」
実は同じ頃に、ユノたちが古木に開いた口から、遺跡に侵入していることを知らない二人は、互いにうなずきあった。
「ところで、エーデル」
アレンが名前を呼びながら、黄薔薇の剣の柄に触れる。
「そういえば、このあたりはオクトローパー以外にも変わった生き物が住んでるのを忘れていたね」
エーデルはうなずきながら、ガーベラの咲いたプロトモデルガンを抜いた。
「来るぞエーデルッ、泥濘の絡まり魚だッ!」
そうアレンが口にすると同時に、湿地の柔らかい泥濘の中から、エーデルの手首ほどの太さの、ミミズを思わせる姿の生き物が顔を出した。
ミミズとの一番の違いは、細かく鋭い牙が無数に生えた口を持っていることだろう。
彼らは泥濘の中を、まるで水の中を泳ぐように動き回る湿地帯のハンターだ。
顎のチカラは大したことはないが、数匹単位の群で獲物に絡み付き、泥濘に引きずりこんで動きを封じながら、何度も噛みついて捕食する肉食の魔獣である。
それらが合計五匹。身体の半分はまだ泥濘の中だが、すでに見えている範囲で、エーデルの身長ほどはある。
だが、それで慌てふためいて動けなくなるほど、二人ともヤワではなかった。
エーデルはガーベラの霊花を魔獣たちへと向けると、素早くマナを巡らせ、詠唱を重ね、花銘を告げる。
「一行目はアイシクルエッジ、二行目はロックマウンテン……重ねて二つッ! アイシクル・マウンテンッ!」
直後、そのガーベラの先端より大きめの氷柱が生まれると、即座に打ち出された。
氷柱は泥濘の絡まり魚の群の真ん中へと着弾すると、そこを中心に花銘通り、逆さ氷柱の花が咲いて重なり山を築いた。
泥濘の絡まり魚たちは、咄嗟に散開してみせるが、間に合わず中心にいた一匹と、その近くにいた二匹を巻き込んだ。
中心の一匹は完全に氷の中へと閉じこめ、二匹のうちの片方は細い氷柱の串刺しに、もう一匹は地面の凍結によって動けなくなっている。
無事だった二匹の片方が、術を使った直後で動きを止めているエーデルに絡みつこうと飛びかった。
だが――
「よッ、と!」
待ってましたとばかりに、アレンの剣が瞬く。
木漏れ日を受けて薄黄色に煌めく刀身が、僅かな間に複雑な軌跡を描くと、エーデルに飛びかかった泥濘の絡まり魚がぶつ切りになって、地面へと落ちていく。
あっという間に仲間がやられたのを見て、勝てないと悟ったのだろう。
残った一匹が逃げようと動く。
だが、すでにエーデルはガーベラの咲くモデルガンを構え、逃走する魚へと狙いを付け終わっていた。
「一行目はウィンドカッター、二行目はアイシクルエッジ……重ねて二つッ! カッターエッジッ!!」
解き放たれた冷たい風の刃は、逃げようとする泥濘の絡まり魚と、地面の凍結によって動けなくなっているだけだった一匹を、まとめて切り裂きく。
そうして、切断面の凍てついたズタボロの泥濘の絡まり魚たちの旅骸が、柔らかな泥土の上に転がった。
「お見事。しかし、カッターエッジって花銘はどうなんだ?」
「なに? アレンは僕の素敵カッコ良い連携式命銘法に何か文句でも?」
「文句じゃないから気にすんな」
剣を鞘に納め、アレンはエーデルの頭にポンっと手をおいた。
「こいつらの血の匂いで、ほかの魔獣なんかが近寄ってくると厄介だ。とっとと帰ろうぜ」
「僕はそれをしないように、凍らせたんだけどね」
「おッ、そういやそうだ。よくそこまで考えて戦った。やるじゃないか」
「だろだろ? もっと褒めていいぞ。僕はやれば出来る子なんだからねッ!」
「そこまで言うならもっと撫でてやろう」
「ふふふん。良きにはからえー」
えへんと胸をはるエーデルの頭を撫でながら、アレンは笑う。
実際、この年のとしては腕も良いし、頭も回る優秀な花術師だ。何より、魔獣を相手にしても怯えることなく、手持ちの手札から状況に沿いつつ、かつ先を見据えたカードを冷静に切れるだけの実力もある。褒めるのに何一つ問題はない。
「さて、帰ったらオクト焼きでもごちそうしてやるから、撫でるのはこれで満足しとけ」
「オクト焼きより、コスモスミルクがいいッ!」
「あいよ。んじゃあ帰ったら、美味いドライフラワーのショコラコスモスと、美味い牛乳を買わないとな」
「楽しみにしてるからねッ!」
約束してやると、喜びと期待を顔中に広げた、年相応の笑顔を浮かべる。
「それじゃあ、急いで帰ろうッ! アレン!」
「はいはい」
嬉しそうに手を引くエーデルに応えながら、アレンは視線だけ、近くの枯れた巨木に向ける。
(そういや、フリックの旦那の旅骸が見つかったってのは、このあたりだったか……? 古木と関係あるのか……?)
ふと脳裏に過ぎった疑問は胸にしまい込み、アレンは帰路のどから魔獣やそれ以外の何かが現れても良いように、軽く警戒を強めるのだった。
エーデルは、科学を追い求めてますが一方で、『マナを使わない技術を新たに造り出すのであれば、まずはマナを使う技術をキチンと知っておかなければならない』という信念のもと、結構真面目に花学も勉強してます。
アレンとしては、エーデルはデキは良いけど手の掛かる弟感覚。割と可愛がってます。
次回は、同じ頃の騎士たちと、綿毛協会の様子です。