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024:女性騎士と裏街(サレナ)

今回は主人公不在回。


 ユノ達が去った後も、その場で休憩していたカルーアは――


「失礼。お伺いしたいコトがあるのですが」


 見覚えのないミルクティブロンドの女性に声を掛けられた。

 艶やかで癖のなさそうな髪を、高い位置で結ってある。下ろせばカルーアと同じく、腰くらいまでは届くのではないだろうか。


 その女性は、青を基調としたグラジ皇国の騎士制服と、同騎士団のエンブレムのついた細身の剣を下げている。


「なんでしょう?」


 凛としながらも、威圧感を感じさせない女性だ。

 鎧を着ていないのと騎士特有の――これはカルーア自身も偏見な気もしているが――見下した雰囲気がないからだろうか。


「私は、グラジ皇国の騎士――常濡れの森海(モイス・ドリユアドス)調査団の護衛隊隊長シャンテリーゼ・ドレッサ・ステランスと申します」


 その女騎士――シャンテリーゼは丁寧な仕草でそう名乗ってから、相手を落ち着かせるような笑みを浮かべて訊ねてくる。


「お伺いしたいコトというのは、我が調査団の団長のコトです。

 先ほど、こちらの大花時計を見てくると出て行ったきり、帰ってくる気配がないもので。何か心当たりはないでしょうか?」


 その問いに思わずカルーアは顔をひきつらせた。


 心当たりはある。あるのだが、そうであって欲しくないという思いがある。


 なので、カルーアはショコラコスモスのブーケを膝に置いた。そして、両手の人差し指を上唇あたりに乗せ――


「こんな髭の騎士さんだったりしますか?」


 否定して欲しいと思いながら、そう問い返す。


「ああ。そんな髭の――こう言ってはなんですが、痩せ気味のどことなく貧相に見えなくもない体躯の……」


 間違いない。さっき自分も遠巻きから見ていた。ユノと喧嘩をしていた人だろう。


「残念なコトに」

「ふむ――ならば仕方がないか」

「心当たりがあります」

「あるコトが残念なのか」


 こちらの言動の意味が分からないのだろう。

 彼女は赤銅色の瞳を困惑に白黒させながら、首を傾げている。


「その騎士さんでしたら」

「ああ」

「……裏街(サレナ)の人に、連れていかれちゃいましたけど……」

裏街(サレナ)?」

「はい」

「もし問題無いようなら、案内して頂けると助かるのですが」


 ああ、やっぱり――と、カルーアは嘆息した。


 知らないのなら、そう言われるだろうという思っていた。

 そうでなくても、勝手に探すと言われていたら、止めざるを得ないのだ。


「問題はあります……問題はあるんですが……」


 歯切れが悪くなってしまうが、それは仕方がないことだ。

 出来ればシャンテリーゼにその手の理解力があることを祈るしかない。


「むしろ、この街の住人でない貴女が一人で歩くには危険な場所なので……気は進みませんが、案内させて頂きます」


 この騎士の安全と、この街そのものを守るのであれば、こういう方法を取らざるを得ない。


「ふむ……治安の悪い下町(ダウンタウン)の――スラムのようなものか?」

「そうですね。悪い言い方をすればチンピラの街とも言えます。この街の暗部とか日陰というか、そういった区画や路地裏の総称ですね」

「腕に覚えはあるが」


 シャンテリーゼは軽く剣を示す。

 それにカルーアは首を横に振った。


「確かにはぐれ者や無法者などが暮らす区画ではあります。

 ですが、裏街(サレナ)には裏街(サレナ)なりの暗黙の法(ルール)があります。こちら側――表街(リリティア)同様、無用な暴力は避けて頂けると助かります」


 カルーアがそう告げると、シャンテリーゼは細くしなやかなその指で、形の良い唇を撫でた。

 そのまま逡巡した後で、苦笑を浮かべて問うてくる。


「この広場は、表街(リリティア)裏街(サレナ)の中間地帯でもあるのかな?」

「ええ。仰るとおりこの広場は中立地帯です。

 表街(リリティア)裏街(サレナ)両方の住人が利用しますし、両方のルールが適用される特殊な場所でもあります。

 まぁ、どちらのルールも常識の範囲で考えれば当然のものですので普通にしている分には問題ありませんけれど」


 両地区の住人にとっても憩いの場所だ。

 互いに、そんな場所を荒らしてしまうのは本意ではない。


「理解した。さては、あの団長のコト。裏街(サレナ)の住民に喧嘩でも売ったか……」

「やや違いますが、まぁ概ねそんな感じです」


 独り言のようにうめいたシャンテリーゼに、カルーアはうなずいてみせる。

 それに、シャンテリーゼは露骨な嘆息をするのだから、団長とやらは普段から周囲の人間を困らせているのだろう。


「案内して頂けると言っていたが」

「はい。まぁ私が案内するというのも理由がありまして。

 何と言いますか……裏街(サレナ)の人たちにとって、この街の住民はみんな同胞で家族なんだそうです」


 時々、裏街(サレナ)では剣を筆頭とした武術、花術(フーラ)による火の玉や雷撃が飛び交ったりすることもある。

 だが本人達に言わせると、それはいわゆるご近所トラブルらしい。


「そんな裏街(サレナ)のご近所トラブルに、表街の同胞達を巻き込んではいけないってルールがあるそうで」

「逆に言えば、表の住人以外は巻き込んでも気にしないというコトか」

「はい。街の外の人間が行方不明になったところで、いくらでも誤魔化しは効くそうですから」

「そうか」


 カルーアの説明に、シャンテリーゼは素直にうなずいた。

 それにカルーアは軽く驚いた。素直にうなずかれるのが予想外だったのだ。


「どうした?」

「あ、いえ。普通はみなさん、今の説明をすると、そんな無茶苦茶があるかと怒られるものですから」

「確かに無茶苦茶だな。だが、一見無茶苦茶なようでいても、それによって裏街(サレナ)とやらの秩序と、表街(リリティア)との関係が守られているのだろう?

 自分達の秩序(ルール)の在り方を押しつけ、その土地の秩序(ルール)を乱しては本末転倒だからな」


 静かに、だが明確な強い意志と共にシャンテリーゼは答えた。


 凛とした佇まいが、陽光にさらされ、その姿が柔らかく輝いている。その美しさに、同性ながらカルーアは見惚れてしまった。


「本当に、先ほどの騎士さんと同じ組織の方なんですか?」


 そしてうっかり口が滑る。

 しまった――と、カルーアは口元に手を当てるが、シャンテリーゼは気を悪くした様子はなく苦笑した。


「それを言われると耳が痛い。優秀な方ではあるのだがね」


 優秀さと人格は必ずしもイコールではないということらしい。


 しかし、目の前にいるこの女性は、優秀さと人格を兼ね備えているようにも見えた。この人ならば案内しても、問題を起こしたりはしないだろう。


「それではご案内しますね」


 膝に乗せていたショコラコスモスを手に取って、立ち上がる。


「ああ、お願いする」


 シャンテリーゼは軽くうなずいてから、不思議そうな顔で訪ねてきた。


「ところでそのブーケ。ずいぶんと花が少ないようだが?」

「ふふ、これですか」


 歩きながら――と促しつつカルーアはまだ口をつけてない花の茎を手折り、シャンテリーゼに差し出す。


「これは食用の花――ショコラコスモスといいます。ちょっとしたおやつなんです。この街の名物なんですよ。よければどうぞ」

「ふむ。頂こう」


 シャンテリーゼはそれを受け取り、口に入れた。


「お気に召しました?」

「ああ。見た目も味も、皇都(こうと)の女性達にウケそうだ。無論、私にもな」


 ショコラコスモスの花を口に入れるのを見ながら、カルーアが歌うように告げる。


「それは良かった。お気に召したのでしたらよろしくどうぞ。この広場に屋台が出ていますので」

「商売上手だな」

「ええ。こう見えて酒場の看板娘ですから。よければ、うちのお店『孔雀の冠亭』もよろしくどうぞ。ランチもやってますから」

「重ねて商売上手だな。だが覚えておこう」


 そのカルーアの宣伝に、シャンテリーゼは涼やかな笑みを浮かべてうなずいた。




 そのまま、他愛のないお喋りをしながら、二人はその場所へとやってくる。


「ここが、裏街(サレナ)と呼ばれている区画か……」

「より正しく言うので在れば、東裏街(サレナ)区という区画ですね」


 この場所は、昼間のはずなのに薄暗い。


 住居街や職人街に比べると建物の背が高く、階を重ねた建物の多くある様は商業街のようである。

 それなのに、道幅がどこの区画よりも狭いようなので、余計に薄暗く感じるのだろう。


 だが、逆に言うとそれ以外は思ってた以上に普通であった。表の街並み同様に、花――薄暗い場所でも育つものが多いようだが――に溢れている。


「思ってたより普通で驚いてます?」


 道案内をしてくれているカルーアに問われて、シャンテリーゼはうなずいた。


「この辺りは、東裏街(サレナ)中心通り(メインストリート)ですからね。脇道や路地裏なんかに行けば、ご想像通りの光景があるかと」


 そう説明するカルーアには、僅かな緊張は見られるが気負いのようなものはない。


「君はあまり怖がってはいないのかな?」

「そうですね。仕事柄、裏街(サレナ)の人とも良くお話とかしますので――緊張はしますけど、あまり怖くは」


 カルーアがそう答えた時、近くの横道から人の気配を感じ、シャンテリーゼが一歩前に出た。


 その横道からまだ少年とも呼べそうな、どこかあどけなさを残す顔たちの男性が姿を見せた。


 癖の強いオレンジ色の髪の毛をオールバックにしてまとめている。

 もう少し、年齢が上に見える風貌であれば、威圧感ある裏の男っぽさが出せそうなのだが、如何せん童顔なので、見た目の怖さはあまりない。


 彼はこちらを一瞥するなり、紫色の双眸を眇めた。


「何だ、お前?」


 黒いスーツに身を包み、髪と同色のネクタイを締めたその男は、ひと振りの剣――東方式片刃長剣ロング・イーステン・エッジのようだ――を携えている。ズボンのポケットに両手を突っ込んでいるので、すぐには抜けないだろう。


 だが――


(下っ端……の、技量ではないな……)


 それでも、自分を上回る速度で抜剣してきそうな予感がした。


「私は……」


 変にことを荒立たせることもないだろう。

 そう判断して、シャンテリーゼが名乗ろうとすると、半歩後ろにいたカルーアが前に出た。


「お? カルーアちゃん」

「こんにちは。今、ちょっと道案内中なんです」


 カルーアを見るなり、彼の緊張が霧散していく。

 余所者が一人で歩いているのではなく、地元の人間と一緒だと理解したからだろう。


「その騎士さんを?」

「はい」


 うなずくカルーアに、彼は少し考えるように、逆立っている短い前髪を撫でた。


 そんな彼に、カルーアが訊ねる。


「えーっと――ミスタ・ショーンズが騎士のおじさんをつれて裏街(こっち)に戻ってきませんでした?」

「ん? ああ、あのオッサンを探しに来たのか」


 彼の問いかけに、シャンテリーゼは素直にうなずいた。


「心当たりが?」

「アンタ、あのオッサンとどういう関係?」


 品定め――というわけではなく、純粋な興味のようだ。人なつっこそうな表情で訊ねてくる。


 それに、シャンテリーゼは素直に答えた。


「上司だ」

「姉ちゃんが?」

「いいや。私の、だな」


 シャンテリーゼがそう言うと、彼は少しばかり瞳に哀れみを浮かべて告げた。


「そうか。なんて言うか――ご苦労さん」

「ああ。ありがとう」


 彼が団長を見て何を思ったのか、あえて問うまい。


「カルーアちゃんの案内だってんなら、信用する。だから騎士の姉ちゃんもこっちを信用しろ。そうすりゃオッサンのところまで案内してやるし、姉ちゃんの安全も保障する」

「了解した」


 奇妙な言い回しではある。だが、今のやりとりで彼は信用出来る気がした。なら異を唱える意味はない。


「それでいい」


 小さく笑って、彼が歩き始める。


「姉ちゃんはこの街に来たばかりだろ?」


 こちらに背を向け、頭の後ろで手を組みながら彼が訊ねてきた。


「そうだが?」

「だったら良いコト教えておくぜ」


 彼はそう言って視線だけこちらに向けた。


「この街に長く滞在した余所者(ヨソモン)は口を揃えて言うんだ。

 『花の都は、鏡の都であった』ってな」

「それは裏街(ここ)のコトかな?」


 シャンテリーゼが彼に問いかけると、横を歩くカルーアが代わりに答えた。


「いいえ。この街全体の話です」

「誠実には誠実を。悪意には悪意を。

 表も裏も――この街はそうやって生きているんだとさ」

「住んでる私達には、あまり自覚はないんですけどね」


 二人揃って、この街を自慢するようにそう笑う。

 今の言葉通りなのだとしたら、この二人もまた、街を愛しているから、街に愛されているとも言える。


「なるほど。うちの団長には生き辛そうな街だ」


 だが、自分は嫌いではない。

 それがこの街の根底の秩序(ルール)であるというのなら、それに従わせてもらうだけである。




 そうして、しばらく歩くと、公園のように場所に出た。


 薄暗いその広場の中心には小さな噴水。

 陽光が当たればちょっとした憩いの場にもなろうが、四方を背の高い建物に囲まれていて、滅多に明るくなることはなさそうだ。


「ボス」

「どうしたトミィ?」


 道案内をしてくれた男――トミィという名前らしい――が、噴水の側にいる男性に声を掛ける。


 その男は白髪混じりの薄い金髪をオールバックに撫で付け、上等な黒いスーツを着ている。いかにも大悪党((マフィア)首魁(ドン)といった風体だ。

 指輪やタイピンなどの貴金属類を嫌みにならない程度に身につけている。


 ボスと呼ばれた男性はこちらを見ると、ふん……と、鋭い鷲鼻を鳴らした。


「身内がお迎えに来たようだ」


 噴水の側に設置された汚れたベンチで、団長はふんぞり返っている。

 その団長はこちらに気づくなり、手で周囲を示しながら命令してくる。


「シャンテリーゼ。この辺りにいる無礼者の首を全員切り落とせ」

「お断りします。そもそも、団長の首がまだ繋がっているコトに安心したくらいなんですから」

「意味の分からぬコトを」


 事実混じりの皮肉を、団長は理解してくれなかったらしい。


「部下の方がよっぽど理解していると見える」


 やれやれ、と――ボスと呼ばれた男が嘆息した。

 シャンテリーゼは、そんなボスと呼ばれた男へと向き直る。


「上司が迷惑をおかけしまして申し訳ありません」


 頭を下げるシャンテリーゼに、ボスと呼ばれた男は猛禽を思わせる鋭い眼差しを真っ直ぐ向けた。

 その灰青色の瞳は、こちらを見定めるついでに射抜き殺されてしまいそうなほどの迫力がある。


「まったくだ。殺しても殺さなくてもココ(・・)にとって迷惑でしかない。とっとと連れていけ」


 団長の地位からして、迂闊に殺してしまえば外交問題が発生する。かと言って放置しておけるほど、その横暴を許せない。

 なるほど。確かに言う通りだ――と、シャンテリーゼは苦笑混じりにうなずいた。


「後ほど改めてお詫びに参ります」

「つくづく出来る部下なようだな。お嬢さん、名前を聞かせてくれるか?」

「グラジ皇国の騎士――常濡れの森海(モイス・ドリュアドス)調査団の護衛騎士隊隊長シャンテリーゼ・ドレッサ・ステランスと申します」

「シャンテとリーゼ。どちらの呼び方が好みかね?」

「そうですね。裏街(こちら)ではリーゼが良いです」

「馴れた返答だ。リーゼ」


 ニヤリと、ボスと呼ばれた男が笑う。

 それに、同じような表情をシャンテリーゼが返した。


 何やら横で団長が喚いているが、シャンテリーゼもボスと呼ばれた男も、それをまったく気にしていない。


「俺は東裏街(ここら)の商店街や一部居住区をシメてるショーンズ商会の会長――カーネイリ・ショーンズだ」


 ボスと呼ばれた男――カーネイリは名乗ってから、顎で団長を示す。


「しっかり教育しておけ――と、部下に言うのも無理があるか」

「釘は刺しておきます。もっとも泥濘(ぬかるみ)のような心臓にどこまで役に立つかはわかりませんが」

「しないよりは良い。こっちとしてはリーゼと顔を合わせられたコトの方が大きいからな」

「いち部隊の隊長でしかありませんよ。自分は」

「それでもさ」


 底知れなさを思わせる不敵な笑み。


 カーネイリを敵に回すのであれば、相応の覚悟が必要だろう。

 それを理解出来ないのは、うちの団長くらいではなかろうか。


 そんなことを思っていると、カーネイリは愛娘でも見るような目でカルーアを見遣った。


「時にカルーア嬢?」

「なんでしょう、カーネイリさん?」

父親(マスター)の雷が落ちるぞ。看板愛娘がこんな場所(キケンなところ)を歩いていたら」


 嘯くカーネイリに、ご心配なくとカルーアが笑った。


「道案内の報酬はシャンテリーゼさんが気の良いお仲間と一緒に来店してくれるコトらしいので」


 手を後ろで組んで、胸を張るように笑顔を浮かべる。

 陽の光がろくに届かないこの場所で、輝く太陽のような笑みだ。


 それにカーネイリが気をよくしたように笑う。


「くははははは……ッ! そうかい。そいつはただの道案内の報酬にしちゃあ破格だッ!

 今度また飲みに行く。マスターによろしく言っといてくれ」

「はい。今後ともご贔屓に」

「おうッ!」


 豪快に笑いながら、カーネイリはトミィの背中を思い切り叩いた。


「トミィ。カルーア嬢とリーゼ嬢のお帰りだ。表街(リリティア)までエスコートしてやれッ、丁重になッ!」

「イエス、ボス!」


 トミィがしっかりうなずくのを確認してから、


「リーゼ。お帰りの際には、上司(にもつ)は忘れないように頼む。

 せっかく取りに来たのに置き忘れてはならんからな。今回は取り置いてやったが、次に忘れて行ったら捨てちまうぞ?」


 カーネイリは悪意たっぷりに、そう告げるのだった。



 カーネイリは、裏街で暮らす子供達からは、カーンおじさんと呼ばれて親しまれ(?)ています。

 めちゃくちゃ怖いけど、怖いだけの人ではないという認識だけど、怖いものは怖いみたいな扱い。でもまぁ実際怖い人なのは間違いない。



 今回の更新ついでに、19話で表記した「ユノの師匠が死んでから三年」という設定を「二年」に変更しました。ちょっと細かい設定のアレコレを調整してるうちに、今後使う設定に矛盾が出てしまいましたので……。19話の内容そのものには変更ありません。

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