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夏生詩集3

わたしはここにいます

作者: 夏生

わたしはここにいます

示すには刃で誰かを

傷つけるのではなく

あたたかな心をそっと添える


言葉でなくとも

挨拶ひとつ、笑顔ひとつで

充分


ちょっとした美しいものを

美しい言葉をのせたり

ユーモアを添えたり


生きるに辛いと眉間に皺を寄せても

辺りに辛さが広がるばかり


から元気も元気のうち、とは

誰の言葉だったか

口角はあげて生きなさい、は

母の言葉だった


毒を吐きたいときは

明日がごみの日か確認してから

ごみ袋に収めてしまって

すっきりさせて


生きている

ここに在る証拠に

ぬくもりを、心を添えて

あたたかいところに人は

集うものだから












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