表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミズカエセ  作者: Ulster
2/3

ワンボックスでの出来事

「おいおい、本当にいいのかよ?事務所の仕事なんて無いだろうが。」

尾崎先輩が言う。

これはワンボックスで帰る途中の先輩方の会話だ。

「何言ってんだ尾崎。俺らも下っ端の頃はよくいじめられてたろ。アレに比べりゃまだまし。」

運転手の新山先輩。


「さすがだぜ新山。お前の悪知恵には乾杯だぜ。」

山口先輩がいかにも愉快そうな顔で言う。


「そういやさ、あの博物館気味悪くなかったか?ずーっと見られてるっていうか。なあ新山?」


・・・

新山先輩の返事はない。


「新山?」


「・・・ア・・・!!ヒ、ヒィッ!あ、首がく、首が!」

前傾姿勢になって首を押さえる新山。


「どうしたんだよ?おい!危ない!峠から落ちちまうぞ!」


偶然にも道路が直線でハンドルを握らなくても滑走できる状況だった。


その瞬間、運転席から鉄球を落としたような音がした。運転席に一同目を向けて唖然。

加速し続ける車にゆられて新山先輩の首がフロントテーブルをゴロンゴロンと転がり続けてるのだ。


「あ…!カーブだ!危ない!」

といった時にはもう遅い。

時速100キロ以上の速さで走り続けていた運転手のいない車はカーブの道路を直進し、峠からすり落とされ深い森へと落下。


でも、何故いきなり新山先輩の首が切断されたのでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ