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【歴史 生物】汗血馬

【問い】 三国志に出てくる名馬赤兎馬。

汗血馬といわれていますが、現在もこの種は現存するのでしょうか

何所にどの程度の数いますか


【回答】 Geminiさん

三国志に登場する「赤兎馬」のモデル、あるいはそのルーツと言われる**汗血馬(かんけつば)**についてですね。

結論から申し上げますと、汗血馬という名称そのものの馬種は、現在**「アハルテケ(Akhal-Teke)」**という名前で現存しています。

現在の状況について詳しくまとめました。

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1. 現存する「汗血馬」:アハルテケ

中央アジアのトルクメニスタン原産の希少種で、中国では現在も「大汗血馬」と呼ばれ、非常に珍重されています。

・ 特徴: * 金属光沢: 毛並みが非常に細く、日光に当たると金銀のような独特の輝き

  を放ちます。

  ・ 驚異的な持久力: 砂漠地帯での過酷な移動に耐えうるスタミナを持っていま

    す。

  ・ 「血の汗」の正体: 寄生虫による皮膚の出血、あるいは薄い皮膚の下を走る

    血管が激しい運動で浮き上がって赤く見えたなど、諸説あります。


2. 現在の生息数と場所

アハルテケは世界的に見ても非常に希少な馬種です。


項目       内容

推定個体数    世界に約 7,000〜8,000頭 前後

主な生息地    トルクメニスタン(国章にも描かれている母国)

その他の分布   ロシア、欧州、中国、アメリカなど


トルクメニスタン: 国家の宝として輸出が厳しく制限されており、大統領が他国の首脳へ贈答品(外交の象徴)として贈ることもあります。


中国: 近年、馬術ブームや歴史への関心から、トルクメニスタンなどから高額で輸入・繁殖が行われており、国内に数百頭規模で飼育されていると言われています。


3. 日本国内での状況

日本国内でアハルテケを見ることは極めて稀です。かつて数頭が輸入された記録や、乗馬クラブなどで飼育されていた例はありますが、サラブレッドのように一般的な牧場で見かけることはまずありません。

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赤兎馬のように「一日に千里(約400〜500km)走る」というのは文学的誇張が含まれますが、アハルテケの持つスピードとスタミナ、そしてその圧倒的な美しさを見れば、当時の人々が「神の馬」と崇めた理由がよく分かります。


アハルテケの画像や、その驚異的な身体能力(スタミナなど)について、さらに詳しくお調べしましょうか?


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【問い】 三国志演義の中で赤兎馬は、

呂布の馬として登場し、関羽の死まで約30年現役で戦場を駆け回りました。


三国志呂布伝では実際に呂布は乗っていたとのことですが、

実際のところ戦場を現役で駆け回れる年数はどのくらいだと推測できますか


【回答】 Geminiさん

『三国志演義』での赤兎馬の活躍は、まさに伝説的ですね。180年代後半に董卓から呂布へ贈られ、220年に関羽が没するまで第一線で活躍したとなると、少なくとも30年以上は戦場にいた計算になります。


しかし、実際の馬の生態や軍馬としての運用実態から考えると、これにはかなりの無理があります。現実的な「戦場での現役期間」を推測すると、以下のようになります。

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1. 馬の寿命と「現役期間」の現実

一般的な馬の寿命は25歳〜30歳程度ですが、激しい戦闘や長距離移動を強じられる軍馬の場合、その寿命や現役期間は短くなります。

・ 全盛期: 5歳〜12歳前後

  ・ 人間でいう20代〜30代にあたり、筋力・スタミナ共にピークです。

・ 軍馬としての限界: 10年〜15年程度

  ・ 現代の乗馬や競馬のデータに照らし合わせても、重い甲冑をまとった武将を

    乗せ、全力疾走や急旋回を繰り返す戦場での酷使に耐えられるのは、せいぜ

    い15歳(人間でいう40代後半〜50代)くらいまでが限界と考えられます。


2. 赤兎馬の「30年」をシミュレーションすると

『演義』の記述通りに1頭の馬だと仮定した場合、関羽が死んだ時の赤兎馬は少なくとも35歳〜40歳に達しているはずです。

・ 移動能力: 老馬が1日に数百キロ(千里)走るのは生物学的に不可能です。

・ 戦闘能力: 220年のマハン(麦城)脱出戦などで、敵の伏兵を飛び越えるような

  瞬発力は期待できません。


3. 歴史学・獣医学的な推測

もし「赤兎」という名の馬が実在し、長期間活躍したのだとすれば、現実的には以下の2つの可能性が高いと推測されます。


・ 代替わり(襲名制)説:

  「赤兎」という名前が、その時代の最も優れた名馬に与えられる称号のようなも

  のだった可能性です。呂布が死んだ後、曹操が「赤兎」に近い特徴を持つ別の若

  い名馬(アハルテケなどの血統)を探し出し、関羽に贈ったと考えれば、30年

  のブランクは解消されます。

・ 誇張表現説:

  『三国志演義』は物語としての面白さを重視しているため、関羽の忠義(主君か

  ら賜った馬を死ぬまで大切にする姿)を強調するために、あえて1頭の馬が30年

  生き抜いたことにした、という文学的演出です。

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結論

実際の戦場で、武将を乗せて縦横無尽に駆け回れる期間は、長く見積もっても10年から12年程度というのが妥当な推測です。


30年という月日は、馬にとっては「誕生から大往生まで」の全生涯に匹敵します。関羽と共に断食して死んだというエピソードを含め、赤兎馬は「馬の限界を超えた神格化された存在」として描かれていると言えますね。


赤兎馬のような名馬が、当時の戦術(例えば騎馬隊の突撃など)においてどのような役割を果たしていたか、当時の軍事的な背景についてもお話ししましょうか?

まぁ、キング・カズみたいな名馬(失礼)もいるからなぁ

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