表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Eternal World Online ~のんびりVRMMO日誌~   作者: はらみ
第二章 「仲直りのカモミールティー」
94/162

あれから数日

みなさん、おひさしぶりです!はらみです!

またこれから、更新を再開できてうれしいです。

のんびりとやっていこうと思いますので、またよろしくお願いします!


聖霊様が元に戻って数日が経った。

短いようで長い、とても濃い数日だった。まあ、あの決戦の日が一番濃かったけどね。

倒した魔獣の報告に、素材を売ったり、お世話になった人たちに話に行ったり。

とはいっても、会えたのはターシャさんとリーナさんの二人だけだったけど。

アルさんもリヒトさんも、忙しくて会えなかった。今回のワールドクエストである魔物大群の後処理に追われてるみたい。

いろいろ報告があったんだけどなあ。聖霊様のこととか、突如現れた兎さんとか、クリーム色の兎さんとか、額に月と花の紋章が入った兎さんとか・・・。

まあ、会えないなら仕方ないなあ。アルさんもリヒトさんもしばらくしたら落ち着くみたいだし、落ち着いたら行こうかな。

そういえば、ワールドクエストの報酬は、貢献度によって決まるイベントポイントだった。

イベントポイントは期限内にポイントを交換してスキルとか武器とかが手に入れることができるらしい。便利なシステムだね。

まだ交換期限はあるから、私はまだ交換してないけどね。

特殊クエストの報酬は聖霊様からもらったものだった。インベントリに入ったから、実はちょっと忘れてたんだよね。ハナミズキたちに言われて思い出したんだ。

全員、報酬が違っていて、私はアクセサリーだった



アイテム名:聖なる花飾り

説明:聖霊の力が込められた神聖な花飾り。

   邪悪なものを寄せ付けない効果を持つ。

   感謝の気持ちが込められている。

効果:一日一回だけ死を防ぐことができる(1/1)

   破邪の結界

   盗難不可

   

   

この一日っていうのは、現実での一日らしい。つまり、ゲームでは三日に一回しか使えないということだ。まあ、死を防げるのが凄すぎて、三日に一度しか使えないってことがあんまり気にならないね。もう一つの効果の邪悪なものを寄せ付けないって何のことだろうか。今はまだ分からないね。

ちなみに見た目は、白い花びらが何重にも重なっている花で、そこにガラス飾りがついている感じ。正直言って、好みドンピシャです。かわいい。毎日つけては、鏡をみてにやにやしてる。そのたびに、ヒスイに変な目で見られるけど。

そして、今日も花飾りをつけてお出かけしている。



「お姉ちゃん」


「ハナミズキ!遅かったね!」


「うん、思ったより手こずっちゃって」


「珍しいね」



今日は、ハナミズキとモイラさんの家にお邪魔しに行く日。

なかなか、ゲーム内で会えなくてやっと今日会いに行けることになったんだ。

何の連絡もできなかったから、きっと心配してるだろうな。

早く、知らせに行かないとね。




「それにしても、今日もお姉ちゃんに引っ付いてるね、セレネちゃん」


「うん。しかもそれに対抗して、ヒスイも引っ付くからちょっと重いかも」


「頑張って。さすがに、変われないから」


「分かってるよお」



セレネちゃんとは、あの朝私のベッドの中にいたクリーム色の兎さんのことだ。

しかも、ステータスを確認してみたら、私にテイムされていた。した覚えはないんだけどなあ。あの時、ぼんやりしてるけど女神様たちに会った気がするんだよね。多分、その時に何かされたのかもしれないとは思っているけど。それに、兎さんの額には、月の紋章が刻まれてたし。

で、その兎さんこと、セレネはひたすら私にくっついている。離れないのだ。

無理やり引きはがそうものなら、全力でしがみつく。何気に力が強いみたいで、全然離れてくれないから、もうあきらめた。なんで、ここまで引っ付くのはヒスイと違って言葉がわからないから謎だけど。

そして、問題はセレネに嫉妬したヒスイまで私に引っ付くようになったことだ。ヒスイの場合は、引っ付くというより乗っている感じだけど。

二人とも肩に乗ってるんだけど、そこまで重くないけど、ずっと乗っていられると辛い。

肩がごきごきいう・・・。ゲームなのに、肩凝るのかな。




「さ、早くいかないと帰りが夜になっちゃうよ」


「そうだね。沢山話したいことがあるから早くいかないとね!」



肩の重みは気にしないことにして、出発だ!

だから、二人とも?人の肩の上で喧嘩しないで。

いろいろ辛いから。





読んでいただきありがとうございます。

これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ